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今が旬、宮崎のスイートコーン! ぜひ召し上がってみてください。最上級のオススメです。
春から初夏にかけて、スイートコーンが出荷時期を迎えるため、県内の主力産地である西都市の
生産者や経済連の皆さんがPRにいらっしゃいました。その場で湯がいたスイートコーンを試食させて
いただきましたが、とびきりジューシーで、驚くほどの甘さでした。糖度が十数度とのこと。
これはもはやフルーツの世界です。1本をペロリといただきました。
本県は全国10位の生産県ながら、今の時期に出回っているスイートコーンは本県産が中心。
その後、最大の生産地である北海道まで、次第に生産地が北上していきます。つまり、宮崎は、
全国に先駆けてシーズン初物を楽しむことができるわけです。これは幸せなこと。
温度上昇で鮮度が低下しやすいことから、生産者は早朝の涼しい時間帯(2時、3時とのこと!)に
収穫を行い、速やかに集出荷場に搬入されるそうです。新鮮で美味しいスイートコーンを消費者に
届けるためのご尽力、ありがとうございます!
鮮度が大切ということは、まさに地産地消でいただくことができる私たち宮崎県民が、最も条件に
恵まれたスイートコーンを食べることができるということになります。自然の恵みに感謝!
ただ、これだけ魅力的な食材があるのに、県内外で、どれだけ<宮崎=スイートコーン産地>という
認知がなされているか、心もとないところがあります。例えば、昨日の「みやざき国際ストリート音楽祭」
とタイアップして、街中で売ったり(北海道の焼きとうもろこしのように)、国際音楽祭で来県される演奏家
に試食してもらったりして、もっと幅広くPRできないものか。ちょうど宮崎のスイートコーンの出始める
時期と、爽やかな新緑の下で音楽祭が開かれる時期が重なるわけです。この絶好の機会を使わない
手はありません。朝市での提供も一案。今日は、そのようなPR・販売戦略について話をしたところです。
ここにも極上の「もったいない」があった。そんな思いがしています。(注:素晴らしいモノがあるのに、
その魅力を伝えきっていない、十分に活用できていないでのはないかという意味において。)
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「宮崎国際ジャズディ2014」のコンサートに行ってきました。
山下洋輔スペシャル・カルテットも、もちろんエキサイティングな熱演で素晴らしかったのですが、
大淀小学校吹奏楽部とのセッション、いろいろな意味で心揺さぶられる演奏でした。
何と、「ラプソディ・イン・ブルー」や「アイ・ガット・リズム」を、山下洋輔さんやカルテットメンバーも
加わって、小学生が演奏するのです。今どきの小学生、実に大したものです。
ジャズの魅力をはじめ、プロと子どもたちの交流を可能にし、子どもたちに夢を与える音楽の力、
プロとの共演に純粋に感動し、懸命に頑張る小学生たちの姿、国際ジャズディをサポートする
ボランティアスタッフのご尽力、そういった諸々に心打たれた素敵なコンサートでした。
このイベントを主導された日高本店の日高晃社長をはじめ、企画・運営にあたられた関係の皆さんに
深く敬意を表します。