PR: どんなお部屋も仲介手数料を無料にする一番簡単な方法
要望活動
日帰りで上京。日豪EPAやTPP交渉について、さらには、本県を含む全国18県に広がる
豚流行性下痢(PED)対策について、関係府省や本県選出の国会議員に要望活動を行いました。
福田作弥県議会議長、山下博三環境農林水産常任委員会委員長と一緒に活動。
まず、外務省の石原宏高政務官に、日豪EPAについて要請。
衆参農林水産委員会の決議を踏まえて交渉に当たっていただきたいという内容。
内閣府の西村康稔副大臣に、TPP交渉について要請。
これも、衆参農林水産委員会の決議を踏まえて交渉に当たっていただきたいという内容。
本県選出の江藤拓農林水産副大臣に、TPP交渉・日豪EPAと豚流行性下痢(PED)について要望。
また、皆川事務次官や担当局長などにも、要望させていただきました。
PEDについては、原因究明と抜本的な予防策、発生農家への支援措置、飼養衛生管理基準の見直し、
関係施設への防疫強化、ワクチンの必要量確保など。
JAグループの代表者とともに、本県選出の国会議員に、TPP交渉・日豪EPAと豚流行性下痢(PED)に
ついて要望。
東京は雨が降り続いていました。桜は満開を少々過ぎたぐらい。外務省や首相官邸の前など、
きれいな桜並木が続いています。
お昼の時間が窮屈だったため、農水省の地下食堂でお昼ご飯。省庁の食堂は久しぶり。懐かしい。
中華定食580円。盛りが凄い! さすがに完食はできませんでした。
これ以外に、写真には撮っていませんが、国交省には、高速道路の開通や当初予算の配分に対する
お礼のご挨拶。農水省や総務省では、3月まで宮崎県に出向していた職員への挨拶回りや、逆に、
宮崎県から各省に出向している職員の激励など。
充実の休日
今年に入って2日目の完全オフ日。午前中は、家内とフローランテ宮崎へ。午後は、娘も連れて3人で
「こどものくに」へパークゴルフに。天気に恵まれ、充実した1日でした。
フローランテ宮崎では、「チューリップ・センセーション」を開催中。約100品種10万本の多種多様な
チューリップが、色とりどりに咲き誇っています。
こんなにいろいろな種類があるものかと、ごく身近な花チューリップを見直しました。
感動モノ。幸せな気持ちに包まれます。
季節折々の花が咲き乱れるフローランテ宮崎。今日のような穏やかに晴れた日に園内を散歩していると、
あまりにも大げさな表現かもしれませんが、「天国」という言葉さえ頭に浮かんできます。
それに加えて、フローランテ宮崎ではこの週末、「春を呼ぶ初かつおまつり」が開催されていました。
今日は、クイズやじゃんけん大会などによる初かつお20尾プレゼントや、初かつおの「焼っ切り」の
ふるまいなど、多くのお客様で賑わっていました。
カフェテリアでは「初かつおぜいたく弁当」を販売中。これは絶品! とびきり新鮮なハラミや焼っ切り、
漬け、カルパッチョが楽しめます。これが何と500円!あり得ない値段かも。50食限定。
この週末だけの特別提供メニューでしたが、たとえ値段が少々高くなっても、どこかのお店で定番に
できないものか。そんなことも考えた魅力的なメニューです。
午後は、家族3人で「こどものくに」でパークゴルフ。私は2回目でしたが、何とホールインワンを達成!
Dコースの8番ホール。25メートルの短いコースながら、左ドッグレッグの上り。ボールが転がっていって
ストンとカップに吸い込まれていく様子、何とも気持ちのいいものです。すかさず、あたふたと記念撮影。
写真では、フェアウェイ上、家内と娘のボールが並んで残ってます。
結局、Cコース、Dコース、Bコースと回り、そこで時間切れ。それぞれパー33のところ、スコアは
29、29、32と、なかなかいい感じ。それはともかく、全く初めての娘(中1)でも十分楽しめましたし、
パークゴルフ、魅力的なスポーツです。手軽なレクリエーションとして、裾野を広げていきたいところです。
もう1つ、この充実した完全オフ日を忘れ難いものにしたのは、夜、娘と2人で映画「アナと雪の女王」を
見に行ったこと。これが実に素晴らしかった!今まで見たデイズニー映画の中でもベストの部類。
前評判の高さにも引かれ、以前より娘を誘っていたところ、ちょうどこの日にタイミングが合い、
家内は別件と重なったため、2人で鑑賞することに。
予想を上回る映像の美しさ、音楽の素晴らしさ、笑いあり涙ありのストーリーの良さ、ディズニーここに
ありと思わせる直球勝負、横綱相撲というところ。中でも、強烈な印象を残したのが、中盤のハイライト、
エルサによる歌「Let It Go」。
この歌自体の素晴らしさ、ストーリー展開にドンピシャはまる重要な役割、ゾクゾクするほど圧倒的な
映像の美しさ、音楽と映像による解放感あふれる感情表現、(吹替版で見たのですが)松たか子さん
による歌唱の見事さ、「Ler It Go」を「ありのままの」とするぴったりはまった訳などなど、あげていくと
キリがありません。この歌があるからこそ、この映画に太い芯が一本立ったと思わせるものがあります。
雪だるまキャラのオラフに笑い転げていた娘でさえ、この曲が良かったとのたまっていました。
ディズニー恐るべし(笑)。
映画を見る前、ネットで話題になっていた11歳のレキシー・ウォーカーのカバーを見て、これはいい!
(曲自体も、またそのカバーも)と思っていたものの、映画のストーリーが展開する中、この場面で出て
くるかと、鳥肌ものでした。名曲中の名曲のアリアがオペラの中で登場するときのような感動、感激。
歌の持つ圧倒的な力です。
それはともかく、大人が見ても心打たれ、子どもが見ても楽しめる映画。ディズニーブランドの
最良の部分が形になった映画だと思います。エンドタイトルで再び流れた「Let It Go」、その歌に
感動しつつ、娘と2人で映画を見るのもこれが最後かなという感傷に浸ってウルウル。
おかげさまで、充実の休日を感動のうちに締めくくることができました。
PR: 【遂に発売開始】がんや生活習慣病約30種の遺伝子解析
東海宮崎県人会
愛知県名古屋市で開催された「東海宮崎県人会」に出席しました。 また、以下のような、ふるさと宮崎のトピックスを披露しました。
宮崎空港から中部国際空港まで片道1時間ちょっとのフライトですが、名古屋駅前の会場まで、
空港から車で片道1時間。飛行機の都合により、結局、現地滞在1時間そこそこの、とんぼ返りでした。
それでも、県人会の皆さんには、物産展やイベントで県産品をPRしたり、ひょっとこ踊りなど郷土芸能を
披露したりしていただいています。また、企業誘致や移住、キャンプ誘致(社会人や大学の野球部や
陸上部等)なども、積極的に展開している地域です。何とか感謝の思いをお伝えしたいとの思いで、
皆さんにご挨拶。
○宮崎の桜は見頃を過ぎたものの、都井岬の春駒の誕生など春の便りが届いている。
○東九州道「延岡~宮崎」の開通に沸き立つ宮崎。半世紀をかけて手にした待望のインフラを
最大限活用していく。
○高校サッカーや甲子園での活躍。
○30年の研究を経て、いよいよキャビアの販売を開始。
○「神話の源流」観光ポスターがインターネットの人気投票で1位に。記紀編さん1300年事業。
○好調なスポーツキャンプ。
○「東京オリンピック・パラリンピックおもてなしプロジェクト」の展開。
○東京五輪の開会式で神話(天岩戸開き)の披露を目指したい。
来賓として出席されていた愛知県の吉本副知事のお話をうかがっていると、愛知県と宮崎県と、
その経済力の格差に驚くばかりです。製造品出荷額が何と40兆円台に回復したとのこと。
もちろん全国1位で、昭和52年から36年連続しての1位。本県はというと、何とか1兆4千億を
超えたあたり。自動車産業を中心にしつつ、裾野の広いものづくりの基盤があります。
宮崎は農業県だからと開き直るわけにもいきません。平成24年の農業産出額、愛知県は
3075億円の全国第6位、本県は3036億円で同7位。食料品製造業のシェアも全国2位。
愛知県の底力、恐るべしです。
とは言え、隣の芝生をうらやましがっていても仕方ありません。宮崎は宮崎の魅力を磨くこと、
持てる宝を最大限活用していくこと、その方向で努力し続けていきたいところです。
名古屋ではまだ桜が残っていて、ちょうど見頃を迎えていました。
台日ガラス芸術交流展
「ガラスの美~台日ガラス芸術交流展」が宮崎県立美術館で始まりました。
日本と台湾のガラス工芸作家80人の作品、約150点を集めた展覧会で、主催は台湾の新竹市。
今日は、新竹市の許明財市長ら関係者が参加し、開会式が行われました。
この展覧会は、ガラス工芸作家の黒木国昭さんが、14年前から台湾の展覧会に出品していることが
縁で実現したもの。元々、台湾のガラス工芸は、1920年頃に日本から伝えられ、原材料の珪砂や
天然ガスに恵まれた新竹市がその中心となり、ガラス工芸の拠点として発展してきたとのこと。
新竹市は、台湾北西部沿岸の人口約40万都市。桃園国際空港から約40分というところ。IT関連
企業が集積していて「台湾のシリコンバレー」と呼ばれているそうです。市のホームページを拝見した
ところ、新着情報として、以下のとおり今日のテープカットの写真がアップされていました。速い!
歴史に照らすと、ガラス工芸自体が、台湾と日本の文化的な絆を表すものの1つであり、今回の展覧会
は「里帰り」と見ることができるかもしれません。会場には、様々なガラス工芸の技法による、色彩も形も
モチーフも多様な作品が展示されています。台湾の作家の作品と日本の作家の作品とを比べてみると、
それぞれのお国柄が出ているように思われ、これも一興です。
台湾とは、先月31日から、チャイナエアラインの定期便が週2便から3便に増便されたばかり。
とても親日で、様々な面で結びつきの深い台湾。多くの県民の皆さんに、今回のガラス芸術交流展を
通じて、台湾と日本の文化的な絆を感じ取っていただき、さらに交流を深めるきっかけとしつつ、
こうしてご縁のできた新竹市にも関心を持っていただきたいところです。
この展覧会の開催にあたりご尽力いただいた黒木国昭さんや許明財市長をはじめ、関係の皆様に、
深く感謝申し上げます。
夜は、双方のガラス工芸作家や関係者が参加し、新竹市主催の記念パーティーが開催されました。
お互いの記念品を交換しながら、また、アルコール度数53度(!)の金門高粱酒を酌み交わしながら、
交流を深めたところです。
コスタクルーズ社
<1>
宮崎県立農業大学校の入学式。今年は57人が入学。宮崎の農業を担う若い力に、
大いに期待しています。
<2>
農業大学校の入学式の後、川南町の畜魂碑に献花。口蹄疫の発生から、もうすぐ4年が経過。
「忘れない そして前へ」、改めてこのことを誓いました。
その後、川南町役場で、豚流行性下痢(PED)の対策について、日高町長や地元JA(尾鈴農協)の
河野組合長らと意見交換。川南町内では9件発生。口蹄疫の教訓を踏まえ、地域全体で徹底して
防疫の強化を図ってきた中での続発に、強い危機感を抱いています。
特に、指導する立場にある県の川南支場で発生を許したことは、地域の皆様や畜産関係者の期待や
信頼を揺るがすものであり、誠に申し訳なく、県として重く受け止めるとともに、徹底して原因究明を
行い、今後の防疫対策に生かしていきたいと考えています。
意見交換では、それぞれの団体におけるこれまでの取組を確認するとともに、防疫資材や要員の
確保、ワクチンの確保・供給について連携を密に対応し、より一層防疫の強化を図ることを確認
しました。何とかして、これ以上の拡大を止めなければならないと考えています。
<3>
産業開発青年隊の入隊式。
2月20日の修了式では、体育館の中は震え上がるような寒さでしたが、今日はポカポカ陽気。
その中でも、青年隊らしいビリッと引き締まった入隊式が行われ、27名の入隊者を受け入れました。
全国的に建設産業の人材不足、後継者不足が課題となる中で、建設産業の将来を担うこれらの
<金の卵たち>を、しっかり育ててまいります。
<4>
世界でクルーズ船を運航するコスタクルーズ社。そのアジア部門の担当者が、中国国内の主要旅行
会社幹部などを招いて年1回開催しているゴルフ大会が宮崎市内で行われました。この機会をとらえ、
関係者と意見交換するとともに、今後の取組について覚書を交わしました。
同社の運航するコスタ・ビクトリアは、平成24年に5回細島港に寄港。昨年度は日中を取り巻く環境
から見送られましたが、去る4月3日、久しぶりに細島港に寄港いただきました。それぞれ、
約2000人の乗客を運んできていただいています。
覚書は、<コスタクルーズの船を寄港させることにより、宮崎の観光振興に寄与するよう取り組む>
という内容について、コスタクルーズ社及び中国の主要旅行会社の幹部がサインしたものです。
コスタクルーズ社のアジア・太平洋・中国地区上級副社長のブディ・ボク氏をはじめ、関係の皆様の
ご理解とご協力に、感謝申し上げます。
ブディ・ボク副社長に、記念の飫肥杉トロフィーを贈呈。杉の素材生産量22年連続日本一をアピール。
その他の参加者には、飫肥杉製のペンを贈呈。香りが良いと好評でした。
中国も、徐々にゴルフ人口が増加しており、日本へのゴルフ客の増加が期待できるとのこと。
ちなみに、今回のゴルフコンペのベストグロスは82!レベルの高さに驚きます。
今後がとても楽しみではあるのですが、ゴルフ客にしろ観光客にしろ、その規模の大きさや増加する
スピードなど、恐ろしく感じることさえあります。この圧倒的なボリューム感にどう対処していくか、
その勢いをどう取り込んでいくか、本県の観光振興を考える上で重要なテーマになると考えています。
<5>
川南町から清武町に向かう途中、芝桜で有名な新富町の黒木敏幸さんのお宅に立ち寄り。
滞在約10分と慌ただしかったのですが、今年も、色鮮やかな芝桜が見頃を迎えていました。
素晴らしい春の眺めを提供いただき、黒木敏幸さんをはじめ関係の皆様に敬意を表します。
桜を見る会
内閣総理大臣主催の「桜を見る会」にお招きいただき、家内と一緒に参加。素晴らしい天気に恵まれ、
新宿御苑の春を堪能することができました。
桜は残っているだろうか?という心配は杞憂。ソメイヨシノこそ終わっていましたが、八重桜など
多種多様な、色とりどりの桜を楽しむことができました。資料によると、数十種、1500本!
桜の種類の多いこと、特に八重桜は代表的なものがほとんど集められているのが特徴とのこと。
新緑もことのほか美しく、公園全体が春爛漫の多様な色彩で光り輝き、日本人であることが誇りに思えた、
春の新宿御苑でした。
今日は、各界から招待された約1万4千人が参加したとのこと。開催要領によると、招待されるのは、
皇族や各国大公使等、三権の代表者、国会議員、その他各界の代表者となっています。知事会からは、
6人の知事にお声がけがありました(順々に声がかかるもの)。 文化・芸能、スポーツ界からも招待
されていて、高梨沙羅選手も来られていたようです。これは残念、姿を見たかった。
実は、朝一便の飛行機で上京し、空港から直行したものの、新宿御苑に着いたのが10時前。
招待者の入園が8時半~10時半となっていて、私が着いたときには、安部総理の挨拶などが終わり、
多くの招待客がお帰りになっているところでした。もし次の機会があれば、前泊しないと。
それでも、安倍総理ご夫妻のお姿を拝見することができましたし、新藤総務大臣や林農林水産大臣、
下村文部科学大臣、西村内閣府副大臣など、日ごろお世話になっている関係大臣にも、直接ご挨拶
することができました。
左の写真、新宿御苑を出発される直前の安部総理。中央の樹の幹の、ちょっと右の辺りに、
かろうじて総理の後ろ姿(笑)。奥様も大人気でした。
下村博文文部科学大臣と記念撮影。昨年末、来県されたとき、「みやざき東京オリンピック・パラリンピック
おもてなしプロジェクト」について説明し、意見交換させていただきました。
さらに、これだけ多くの参加者で混雑する中、宮崎関係者に数人お会いできたのも、忘れがたい出会い
でした。美郷町地域医療包括局の金丸吉昌総院長をはじめ、小林市、日之影町、宮崎市等の関係者に
お会いできました。こういうところで偶然お会いすると、格別うれしいものです。
園内の大温室の中で、県の花「はまゆう」を見かけたときも、同じような感動を味わった私です。
思わず、宮崎代表として頑張って!と言いたくなるような気持ち(笑)。
春の新宿御苑の素晴らしさを堪能することができ、幸せなひとときを過ごさせていただきました。
感謝申し上げます。
今日の3時過ぎ。おかげさまで、店内は多くの人で賑わい、レジには列ができていました。
毎度ありがとうございます!
店舗に入って正面には、日向夏のコーナー。2階に上がる階段の途中には、「ジャカランダの森」
(日南市南郷町)のポスター。かなり問い合わせがあるとか。今年も楽しみです。
熊本県で鳥インフルエンザ発生!
昨日深夜、熊本県で鳥インフルエンザの疑いか?という一報がメールで入りました。
間違いであって欲しいという願いも虚しく、今朝、遺伝子検査(PCR検査)で陽性との連絡がありました。
熊本県では、これを9時半に公表。関連農場も含め、約11万2千羽を殺処分することになりました。
本県では、10時に緊急部課長会議を開催し、関係機関への情報伝達や防災メールでの配信、
消毒ポイント設置の準備などを実施。13時より私も参加して県庁で、「宮崎県高病原性鳥インフル
エンザ対策本部会議」を開催しました。
疑似患畜が確認されたのは、熊本県球磨郡多良木町。西米良村に隣接する県境の町です。
本部会議では、県境への消毒ポイントの設置や緊急防疫会議の開催など、早急に必要な対応を確認。
私からは、本県では絶対に発生させないという強い決意で万全の態勢をとるよう指示しました。
消毒ポイントは、本日14時から、西米良村の国道219号線と、椎葉村の国道388号線に設置。
搬出制限域外への感染拡大の防止を図ります。それと同時に、韓国等での発生状況や、過去の
教訓を踏まえると、既にウィルスが地域に侵入している可能性があるという危機感のもと、
県下全域において厳戒態勢を敷く必要があります。
国内での高病原性鳥インフルエンザの発生は、3年前、本県も含む9県の24養鶏場で発生して
以来となります。そのときは、約183万羽が殺処分されました。
その教訓も生かしつつ、緊急防疫会議や通知等を通じて、養鶏関係団体や市町村、農家と情報共有を
図り、連携を徹底し、これ以上の感染拡大を防ぐとともに、本県での発生を阻止してまいります。
スポーツな1日
明日から始まるラグビー日本代表の宮崎合宿を前に、ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が県庁に
いらっしゃいました。
日本代表の宮崎合宿は、明日から24日まで、シーガイアのイベントスクエアなどで実施されます。
これは、「2015年ワールドカップ(イングランド)」のアジア地区最終予選「アジア五カ国対抗2014」
に向けた直前合宿。宮崎合宿の後、大阪での強化試合、福岡での合宿を経て、大会が行われる
フィリピンに向かわれます。
宮崎で行われる重要な直前合宿が実りあるものとなり、素晴らしい結果に結びつくよう祈りを込めて、
日本代表チームに宮崎牛を贈呈しました。
ラグビー日本代表は、世界ランキング13位! こんなに上位だとは知りませんでした。エディー・
ジョーンズ・ヘッドコーチの指導のもと、目標はトップ10入り。練習予定を拝見し、朝5時(!)から
トレーニングが始まるのに驚きました。世界を目指すには、どこよりも先んじて練習することが必要と
いうことで、これを「ヘッドスタート」と呼ばれているそうです。凄い!
ラグビーのワールドカップというと、映画「インビクタス」を思い出します。感動的な映画でした。
その連想からか、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチの、少し低音の声でボソボソ話をされるのが、
クリント・イーストウッド監督に似ていると思えてなりませんでした(笑)。
ラグビー日本代表、素晴らしい結果がもたらされることを楽しみにしています。
<2>
今日から始まったボウリングの「2014宮崎プロアマオープントーナメント」、関係者が県庁に
いらっしゃいました。
平成17年から始まったこの大会も、今回で10回目。プロ120名、アマチュア30名(選考会には
200名)が参加。大会は、2日間の予選→準決勝(32名)→決勝トーナメント(16名)と進行。
優勝までには、3日間で20ゲームを戦うことに。技術や精神力に加え、相当な体力も必要でしょうか。
これは、昨年の決勝トーナメントの結果で、優勝は小林あゆみ選手。点数の状況を見ていると、
相当なプレッシャーの中で、神経戦が展開しているのかなと思わせるものがあります。
現場のライブ感、ゾクゾクするほど面白そうです。
左が、昨年優勝の小林あゆみプロ(通算3勝)で、キャッチフレーズは、「華麗なる左腕」。
右は、中谷優子プロ(通算8勝)で、キャチフレーズは「神戸の弾丸娘」。
お二人が活躍されますとともに、大会が大いに盛り上がることをお祈り申し上げます。
<3>
宮崎銀行女子陸上部が4名の選手で発足して1年。今年、3名の選手が加わって新たなスタートを
切ることを記念し、披露会が開催されました。
昨年の「ゴールデンゲームズinのべおか」5000mで、中村祐希選手が優勝したり、パリ駅伝や
都道府県対抗女子駅伝に出場した選手が活躍したり、さらには、それぞれの選手が自己記録を更新
するなど、順調に力をつけて、結果を出している様子がうかがえます。
高校卒業した直後ないし1年という、まさに伸び盛りの選手たち。今後の成長が楽しみです。
それに加えて、ビジュアルの美しさも特筆モノ。「美し過ぎる女子陸上部」としてアピールできる
のではないかなどと考えたりします(笑)。それぞれの選手及びチームの活躍を祈っています。
新採研修&西都原古墳群
<1>
宮崎県公立学校長会。小中高校の校長先生など約450人が参加。これだけ多くの校長先生を前に
話をすると、やはり緊張します。不思議なもので、この年になっても<先生ー生徒>という感覚が
残っているものです。
私は、人こそ財産という信念に基づき、「人財づくり」を基本政策の一つにあげて取り組んでいます。
教育はその最重要課題。本年度は20億円の「みやざき人財づくり基金」を設け、教育研修センターの
整備も含め、次世代の人財育成を積極的に推進することとしています。現代版の「米百俵」です。
校長先生は、学校現場の要。生徒指導上の問題や危機管理体制の確立など、組織の長としての強い
リーダーシップが求められます。
いい子供が育つ都道府県ランキングで、長年にわたり全国トップクラスの成績を残している本県。
これからも<不易流行>という理念を大切にしながら、より良い教育のあり方を追求していきたいと
考えています。
<2>
県の新規採用職員に対し講話を行いました。知事としての思いや政策、これまでの経験などを
直接語りかけることにより、県職員としての自覚を持たせ、やる気を高めようとするもの。
まずは、県庁本館前で記念撮影。昨年度中途採用の獣医3人を含め、フレッシュな144人。
場所を移して、10分程度の質疑も含め約1時間の講話。県の直面する課題や新採職員への期待、
県の「伸びしろ」や魅力、新人としての「気付き」を大切に、時代が変化する中で上司との向き合い方、
将来世代に伝えて欲しいこと、これまでの経歴も含めた自己紹介など、様々な内容を話しました。
新採職員からは、以下のような質問をいただきました。
◯知事としての長期ビジョンは?特に力を入れている施策は?
◯県外出身であるということを、知事としての仕事にどのように生かしているか?
◯仕事に対する情熱を保ち続けるコツや秘訣は?
このところ、新人向けに話をする機会が続いていて、先日は、上京した折、総務省の新規採用職員
47人を前に、1時間余り話をする機会がありました。
こちらの方は、総務省OBとして、これまでの経歴や、知事になった経緯、政治家としての思いをはじめ、
東九州道の開通やアジア市場の開拓、フードビジネスといった宮崎のトピックスや課題、みやざき東京
オリンピック・パラリンピックおもてなしプロジェクトなどを紹介させていただきました。
特に、首都圏出身の官僚が増える中で、宮崎をはじめとする地方の現場の実態を把握し、理解することの
重要性を強調したところです。この47人のうち、日南市出身の女性が1人いたのは、とても心強く思え
ました。今後の活躍に期待しています。
こちらの研修では、以下のような質問をいただきました。
◯知事としての立場で振り返り、国や自治体の仕事でこうすれば良かったと思うようなことは?
◯安定した公務員の身分を捨てて知事となった理由は?
◯ますます進行する人口減少に対して、地方としての対策は?
◯総務省出身の知事として、国全体を考えるという視点の重要性をどのように考えるか?
そのような視点で、具体的に国に対して提案・提言していることはあるか?
◯オールジャパンの輸出拡大に向けて、国主導の取組みが必要と考えるがどうか?
◯新たな成長方針の中で、県独自の取組として特色あるものは何があるか?
<3>
県立西都原考古博物館が開館10周年を迎え、記念式典が行われました。
オーケストラアンサンブル宮崎の生演奏をバックに、西都原古墳群の発掘調査の歴史や、考古博物館の
建設、国内外の研究施設等との交流、様々な展示会等の歴史などが映像で紹介されました。
こうして見ると、多くの先人の努力の上に現在の考古博物館があるということを改めて実感しました。
歴代の館長やスタッフ、博物館協議会委員やボランティアの皆さんなど、支えてくださった関係の
皆様に心から感謝を申し上げます。
その後、西都原古墳群発掘100年・西都原考古博物館開館10周年記念特別展「西都原の100年
考古博の10年 そして、次の時代へ」の開会式と展示内覧会が行われました。
今年は、年間を通じて4回の展示会が予定され、19日から6月15日まで開催される展示会Ⅰは、
「西都原の逸品たち」というタイトル。全国各地に所在する西都原古墳群出土の優品を一堂に
集めて展示されます。里帰り展示ということになります。
その中でも、目玉は、国宝の金銅馬具類(五島美術館所蔵)や、国指定重要文化財の「埴輪船」
「埴輪子持家」(東京国立博物館所蔵)など。
これらの考古学上の重要な出土品が、どのような経緯で県外の研究機関の所蔵に至ったのか、
わずかな出土品からどのような検証を経て復元されたのかなど、専門家の解説をうかがっていると
興味がつきません。
本県の出土品でありながら、その考古学上の価値ゆえに、お借りするのは容易なことではありません。
実に貴重な機会です。ぜひ多くの県民の皆さんにご覧いただき、宮崎県の誇る文化遺産について
理解を深めていただければと願っています。
「埴輪船」と「埴輪子持家」が出土した170号墳。何でもない大きさと形のようにも思えますが、
男狭穂塚や女狭穂塚に隣接していますし、重要な役割を果たした古墳ということになります。
これ以外にも、様々な古墳などで、まだ見つかっていない<宝>があるのではないかと、
夢は広がります。
西都原古墳群は、いつ来ても、はるか昔、確かにこの地に何か重要なものがあったのではないかと
思わせる、独特の雰囲気を漂わせています。これも、宮崎を代表する<宝>の1つです。
TPP緊急集会&情熱みやざきフェア
<1>
「TPPから「食と暮らし・いのち」を守るみやざき県民緊急集会」、宮崎市の栄町街区公園で開催。
時折、雨がパラついたり、止んだりというぐずついた天気でしたが、約2600人が参加した会場は、
関係者の危機感や熱い思いが結集し、熱気に包まれました。
大詰めを迎えたTPP交渉。来週、安倍総理とオバマ大統領との首脳会談が予定されるなど、重大な局面を
迎えています。農林水産業のみならず、国益を守るためのギリギリの交渉が進められています。
この集会は、国会決議を順守した粘り強い交渉を後押しし、本県の農林水産業や県民のくらしを守るため、
JAグループ宮崎が主催し、県や市町村、経済団体など各種団体が参加して行われたもの。
大会決議やガンバロー三唱で大会を締めくくった後、参加者がそろってシュプレヒコールを行いながら
市内を行進してアピール活動を行いました。宮崎の農林水産業のみならず地域社会を守るため、
我々のくらしを守るため、ここが正念場です。
<2>
イオン九州で「情熱!みやざきフェア」を開催中。宮崎の食材や加工品、特産品を取りそろえ、九州内の
イオン、マックスバリュ、ダイエーの全206店舗で、昨日より20日(日)まで。
今日は、TPP緊急集会の後、飛行機で福岡に飛び、イオンモール筑紫野で、戸敷宮崎市長や稲本日南
副市長、山崎経済連副会長ほかの皆さんと一緒にトップセールスを行いました。
まずは、イオンやマックスバリュ等の幹部との情報交換会。千切り大根サラダやカツオの刺身、マンゴー、
発泡酒「はじまり」、氷結ストロング日向夏、シロチョウザメのにぎり寿司など試食していただきながら
意見交換。
その後、イオンモール筑紫野内の特設ステージでPR活動。土曜日の午後、慌ただしい時間では
ありましたが、多くの皆さんに御参加いただきました。ありがたいことです。
市長らと、それぞれアピールする品目を役割分担しながらのセールス。私は、「千切り大根サラダ」を、
ステージで料理の実演をしながらPRさせていただきました。人前での料理デモは初めての体験。
と言っても、アクティブ野菜ソムリエのなかしまゆみさんの指示通りに、<水で戻した千切り大根を絞って、
調味料や貝割れ大根、ロースハムと混ぜる>だけ。まあ、簡単な作業です。
カルシウムやミネラルが豊富で<畑のいりこ>と呼ばれる千切り大根。手軽にとれるヘルシーな一品
としてPRさせていただきました。実際、先日、妻が不在のとき、自宅で料理したばかり。そのときは、
パスタソースをかけて大根パスタでした。
私が着用しているこの<みやざき犬>エプロン、県職員の手作りです。なかなかいい感じ。商品化
されないかな(笑)。
今日のイベントでは、この千切り大根サラダをはじめ、マンゴーやシロチョウザメのにぎり寿司の試食が
ありましたし、氷結ストロング日向夏や記念品のプレゼント、宮崎牛やマンゴー、キャビア、宮崎のホテル
宿泊券のオークションなどが行われました。かなり贅沢なラインナップ。
宮崎の食材や観光の魅力などを広くアピールする貴重な機会。イオンの関係者をはじめ、ご協力いた
だいた皆様に感謝申し上げます。
ステージイベントの後、「情熱!みやざきフェア」の状況について、店内を視察。千切り大根詰め放題など、
人気を集めていました。本県の食材や食品がどのように展示・販売されているか、売り方にどのような
工夫が必要か、消費者のニーズに合わせるにはどうすべきか、他県産の競合品の様子はどうかなど、
まさにマーケットインの視点で大変勉強になる時間です。
口蹄疫から4年
<1>
あの口蹄疫が発生してから、今日で丸4年が経ちました。約30万頭の尊い犠牲に、心より追悼の祈りを
捧げます。(写真は4月11日、川南町の畜魂碑への献花)
現在も、豚流行性下痢(PED)が全国的に猛威をふるい、誠に残念ながら、不本意ながら、本県でも
感染が広がっています。また、熊本では国内で3年ぶりとなる高病原性鳥インフルエンザが発生。
各地で家畜疾病ウィルスとの戦いが続いています。
今日の宮崎日日新聞社説「口蹄疫から4年」は、次のように締めくくられています。
======================================================================================
口蹄疫の経験で、防疫の意識はかつてなく高まった。それでも、細菌に比べても極小なウイルスの
侵入を防ぐことがいかに困難か、あらためて思い知らされる。だからこそ日ごろの徹底した防疫管理
はもとより、発生してからの初動態勢の重要性を肝に銘じたい。
記憶が風化すれば気の緩みが忍び寄る。恐ろしい口蹄疫を経験して、法定伝染病以外の病気を
甘く見る傾向がないか。口蹄疫が逆に負の教訓になっているのなら、即刻考えを改めねばならない。
口蹄疫に限らず、油断すれば家畜の伝染病は瞬く間に拡大し、地域全体をずたずたにする。その
怖さを原点に返って胸に刻みたい。いつも危機は身近にある。河野知事がよく使う言葉を借りれば
「常在危機」の心構えこそ口蹄疫の最大の教訓だろう。
======================================================================================
今回のPEDの流行や、こうした指摘を真摯に受け止めながら、私たちは、もう一度原点に立ち返って
点検してみる必要があると考えています。あの犠牲を今後に生かすためにも、「防疫を標準装備に
畜産経営」との意識で、日本一防疫を徹底した畜産県を目指してまいります。
「忘れない そして前へ」
<2>
雨のため、午後に予定されていた「延岡大師まつり」のパレードが中止になりました。
私も、首藤延岡市長とともにパレードに参加させていただく予定でしたので、とても残念です。
ポッカリ空いた午後の予定。ふと考えると、娘(中1)の参観日でした。大師まつりと重なっていた
こともあり、全く想定していませんでしたが、急遽、中学校の授業参観へ。
参観科目は美術。ちょうどレタリングの授業で、明朝体とかゴシック体を習っていました。新鮮!
私が学校に行くと、「あっ、知事だ!」とか、子どもらの注目が集まってしまって、邪魔になっても
いけないと思いますし、娘は嫌がるのですが、私にとっては得難い時間でした。
「一分前着席」とか「チャイム黙想」とか、学校生活の心得がきちんと守られていると実感。
廊下に貼ってあった「無言清掃」の解説、これも新鮮! 「Z筋力」、いい味を出しています(笑)。
以前、神奈川に転校した長男が、宮崎での無言清掃を懐かしがっていたのを思い出しました。
頑張れ、宮崎の子どもたち!
<3>
午後の予定が空いて休息日となった1日の締めくくり、家内と映画「アナと雪の女王」(字幕版)へ。
今月5日、娘と吹替版を見たので、私は2回目。どうしてもセリフや歌を原語で聞いてみたかったので、
娘にはフラられたのですが(涙)、まだこの映画を見ていなかった家内と、久々に2人での映画。
ストーリーが頭に入った上で見ても、やはりよく出来ていると、改めて感心しました。雪や氷を
表現した美しい映像の見事なこと、巧みな音楽の使い方、効果的なデュエット、ゾクゾクさせる
「Let it Go」の場面、緩急がついて飽きさせないストーリー等々、もう素晴らしいの一言。
とびきりの才能が結集したドリームチームなんだろうなと、エンディングクレジットをしみじみ
見入ったところです。
最近、「Let it Go」のカバーを集めた以下のサイトにハマっていて、いろんなバージョンを
聞き比べています。
「一挙ご紹介!「Let It Go」の数々のカバーが美しすぎる」
http://newclassic.jp/archives/10059
オリジナルのイディナ・メンゼルに引けをとらない松たか子のカバー、素晴らしい出来です。
サビの部分、「ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの 何も怖くない 風よ吹け
少しも寒くないわ」は、「Let it Go」と母音を合わせながら、意味も語感も伝え切って、ピッタリはまる
秀逸な訳詞。加えて、松たか子の見事な歌いっぷりが爽快です。今年の紅白で聞けるのでしょうか。
別の意味で感動を誘われる25か国バージョンでも、このサビの部分、松たか子による日本語
バージョンになっていて、うれしくなります。次のピョンチャン冬季オリンピックで使いたい曲。
また、特に気に入っているのが、アレックス・ボイエとレキシー・ウォーカー(11歳!)による
「Africanized Tribal Cover」。映像も音楽も、その完成度の高さは鳥肌モノ。オリジナルの世界観を
見事に表現しています。また、11歳でこんなに歌えていいんだろうかと、驚くばかり。
「The Piano Guys」のインストゥルメンタルバージョンは、伸びやかなチェロの音色がとても心地良く、
これもお気に入り。ビバルディの「四季」から「冬」の一節も交えた魅力的なカバーになっています。
やっぱり自分は音楽が好きなんだ、歌が好きなんだ、と実感しています。
みかんの花献上
宮崎県SAP会議連合から皇太子同妃両殿下に、毎年恒例となっているみかんの花を献上。
今年、東宮御所にお届けする大役を担う田口理事長と倉元さん(日南市SAP会議)が、
出発にあたり県庁に報告に来られました。
昭和37年から実施してきた皇室への「みかんの花献上」。今年は、日南市の倉元さんのみかん園
から、選りすぐりのみかんの花をお届けすることに。今朝は、4時起きで、このみかんの花を選び、
一枚一枚の葉を丁寧に拭いて、このような献上品として仕上げたそうです。
飛行機内でも、このみかんの花のために特別に座席を用意して慎重に運ぶことになっているとか。
今日の4時、東宮御所にお届けする段取りです。爽やかなみかんの花の香りとともに、宮崎から
季節の便りをお届けできること、大変誇らしいことです。長年にわたりご尽力いただいている
宮崎県SAP会議連合をはじめ関係の皆さんに敬意を表します。
田口理事長、この大役に相当緊張しておられましたが、無事に届けていただいたことと思います。
お届けした後、ドッと疲れが出たことかと。大変お疲れ様でした。
<2>
ふるさと愛の基金助成金の贈呈式。昭和56年より、県民の皆さんの浄財により基金を設置し、
公的制度では対象になりにくい民間福祉活動の振興や、社会福祉施設の整備拡充のため、
助成をしています。これまでの助成実績は、約2300件、約9億円。
現在、宮崎県社会福祉協議会でこの事業を実施しており、今年は、140団体に1602万円を
助成します。今日は、その代表として4団体に目録を贈呈させていただきました。
これらの団体は、子育て支援活動事業、臓器移植普及啓発事業、自殺対策としてのコンサート・講演
事業、障がいのある方の自立支援作業などに取り組んでおられます。
この4団体を含む全140団体の活動に敬意を表するとともに、資金を有効活用され、県民福祉の向上に
結びつくことを切に願っています。
<3>
県庁前の楠並木通りで、県内林研グループによる特用林産物などの即売市が行われました。
昼休みを利用して、ざっとお店を回り、皆さんにご挨拶。乾しいたけをはじめ、今が旬のタケノコ、
タラの芽、わらび等の山菜など。いろいろと試食もさせていただきました。
「せんぶり」など、これまで私も聞いたことのなかった産品もありましたし、イノシシの牙やヘビの抜け殻、
シカの角なども並べてあります。山の幸、なかなかワイルドです(笑)。
手作り感あふれる商品が並んでいました。これは何ですか?などと、皆さんとお話するのも楽しい
ひととき。今日は、あいにくの天気で、いつもより昼間の人出が寂しかったように思います。
今後は、もっとこのような催しについて幅広くPRしたいところです。
<4>
宮崎県・市町村連携推進会議。県と市町村の連携を深めるため、市町村長と知事や県幹部が
情報交換し、意見を交わす協議の場。
今日は年度初めにあたり、県の重点施策についての説明を行うとともに、東九州道の活用や、
豚流行性下痢・鳥インフルエンザ対策、防災・危機管理、フードビジネス等のテーマについて
意見交換を行いました。
巨人の公式戦
<1>
「宮崎・ブラジル文化交流実行委員会」の設立総会が開催されました。
今年は、ブラジル宮崎県人会の創立65周年。また、川南町出身の甲斐長蔵氏が1941年にブラジルに
渡航して100周年という記念すべき節目を迎えます。
その記念式典が8月にサンパウロ市で開催されるにあたり、ブラジル宮崎県人会から強い要望を受け、
本県の代表的な郷土芸能である「高千穂夜神楽」を派遣し、双方の絆を一層深めることとなりました。
この委員会は、その実現に向けて設立されたものです。
この派遣公演は、世界無形文化遺産への登録を目指す宮崎神楽の魅力を世界に発信するまたとない
機会であり、郷土芸能の振興にも意義深い取組みとなります。
長い年月にわたり継承されてきた神楽は、世代を超えた絆の核であるとともに、海を超えて地球の
反対側で活躍されるブラジル日系社会とふるさと宮崎を結びつける絆にもなるわけです。サンパウロ市
での公演が大いに楽しみです。関係の皆様のご尽力に深く敬意を表します。
<2>
18時からサンマリンスタジアム宮崎で、宮崎県では10年ぶりとなるプロ野球公式戦「巨人 vs DeNA」が
開催されました。
宮崎市内は朝方から雨が振り続け、午後から回復に向かいつつも、4時過ぎの時点では、まだ小雨混じり
の天気。グランド防水シートがあるため、雨が上がりさえすれば試合は可能ですが、どうなるだろうか、
何とか晴れて欲しいと、空を見上げてずっと気をもんでいました。
サンマリンスタジアムに向かう途中、市内のバス停では、ジャイアンツカラーのタオルを首に巻いたファンの
姿を目にしました。ファンの熱い願いが、天に届きますよう!と祈りつつスタジアムに来てみると、
近辺はほぼ雨が上がっていました。何とかなるかなと、ホッと一息ついたところ。
おかげさまで何とか開催できますねと、原沢敦球団代表に、公式戦開催に対するお礼のご挨拶。
試合開始前には、航空自衛隊新田原基地の御協力により、3機の戦闘機がサンマリンスタジアム
上空を飛行。見事な隊形をとった飛行に、場内が沸きました。
その後、特産品(宮崎牛、マンゴー)を両チームに贈呈。私は、張り切ってジャイアンツカラーのオレンジの
ネクタイを締めていったのですが、贈呈はDeNAの選手へ。この試合が宮崎市市制施行90周年を記念して
行われるわけですし、あくまでも主役は読売巨人軍宮崎協力会会長の戸敷市長です(笑)。
ジャイアンツアカデミー宮崎校の選手たちによる始球式を経て、プレイボール!
おかげさまで雨は上がりましたし、防水シートなどの威力でグランド状態は完璧。ライトに照らされて、
しみじみグランドの美しさに感動しました。心地良いナイター日和です。
ただ、唯一の問題は、3回を終わり0-0のところ、私は次の仕事のためスタジアムを退席(涙)。
フォアボールなどでランナーは出すものの、この時点で巨人はノーヒット。巨人のヒットを1本も見ることなく
スタジアムを後にすることになるとは・・・。
途中、ラジオで試合経過を聞いていたら、いつの間にか先制されていました。どうなるかっ!と心配
したものの、結局、アンダーソンの満塁ホームランで4-1の逆転勝ち! 10年ぶりに行われた
プロ野球の公式戦は、巨人が宮崎でのホームゲームで見事に勝利を収めました。拍手です!
逆転の満塁ホームラン、きっとスタジアムは興奮のるつぼと化したはず。そのどよめきと感動を
体感しながら、この目で見てみたかった・・・。
<3>
サンマリンスタジアム宮崎の試合展開に後ろ髪を引かれながら、向かった仕事は「新研修医祝賀会」。
医師国家試験に合格し、県内医療機関の研修医として医師のキャリアをスタートした皆さんに、
お祝いを申し上げるとともに、その後の宮崎での地域医療への貢献をお願いしました。
将来の医師確保に結びつく大事な仕事です。10年ぶりの巨人公式戦(しかもバックネット裏の
最前列席での観戦!)を途中で抜け出してまでして、あえてこの祝賀会に参加しましたなどと、
少々押し付けがましくご挨拶(笑)。
やる気と能力と意欲にあふれた研修医の皆さん、今後ますますの活躍を、そして、将来、宮崎の地域
医療へ貢献いただくことを祈っています。
「おてんとそだち」&「まいひかり」
<1>
みやざき犬とコラボ。みやざき犬をデザインした新パッケージで販売されることになりました。
今日は、JA宮崎経済連の山崎副会長らが、みやざき犬を引き連れて、その報告に来られました。
試食させていただきましたが、もちろん美味しい! 専門家の分析によると、外観や香り、粘りの点で、
現在、普通期水稲の9割程度を占める「ヒノヒカリ」を上回る評価となっています。一般消費者の食味
評価では、「ほどよい粘りで旨味がある」という点が高く評価されていました。
近年、「ヒノヒカリ」では、高温による品質低下が大きな課題となり、暑さに強い品種に対する要望が
高まっています。県の総合農業試験場では、ヒノヒカリ並の食味を持ち、高温に強く、多収といった
特性を持つ「おてんとそだち」と「まいひかり」を育成。普及に取り組んでいます。
見るからに元気が出て、気持ちが明るくなるパッケージ。これらのお米を食べて、ダンスの得意な
みやざき犬のように、元気モリモリに!
<2>
宮崎県農協青年組織協議会の通常総会。「農青協」は、概ね45歳以下の若手JA組合員の集まりで、
農業経営や営農技術の研修や交流、安全安心な農畜産物の消費者へのPR、子どもたちへの食育活動
などに取り組んでおられます。
昨年度の「JA青年の主張全国大会」では、西岡征四郎さん(JA宮崎中央青年部)が、独自の農業経営
分析システムの開発による農業のイノベーションについて発表し、最優秀となるJA全中会長賞を
受賞しておられます。素晴らしい!
挨拶の中では、国の農業政策の大転換や、オバマ大統領の来日でヤマ場を迎えているTPP交渉など、
農業を取り巻く状況が大きく変化する中で、宮崎の農業の高い可能性や、この正念場を乗り切ることの
重要性など、お話しさせていただきました。
特に、県庁の新規採用職員に対して話した次のポイントについて、宮崎の農業の将来を担う
農青協のメンバーにも同じことが言えるのではないかと思って紹介し、激励したところです。
若い力に大いに期待しています。
◯ これから退職まで30年、40年と勤め上げたときには、今日の辞令交付式に同席した幹部は
誰一人として県庁にはいない。これまでの宮崎を築いた諸先輩に感謝しつつ、その思いや業績
を受け止め、しっかりとバトンを引き継いで、次の世代へと受け渡していって欲しい。
<3>
デジタル朝鮮日報から取材を受けました。韓国のNo.1新聞である朝鮮日報のインターネット版新聞です。
デジタル朝鮮日報が、ソウル市内大学の日本語学科の学生500人を対象に、「2回目の訪日旅行地
としてお勧めの地域」というアンケートを実施。本県が、その上位10地域に選ばれたことから、取材の
依頼をいただいたのです。大変光栄なこと。他の9地域は、北から青森、秋田、岩手、静岡、京都、
香川、福岡、熊本、沖縄だそうです。それぞれ、どういう点で評価がなされたのか興味深いところ。
デジタル朝鮮日報のサイトで動画も含めて紹介いただけるとのこと。アナウンサーの質問に答える形で、
宮崎の魅力について紹介させていただきました。緊張気味の彼女、かなり噛み噛みでした(笑)。
アピールポイントとしては、1 温暖な気候と海あり山ありの豊かな自然、2 恵まれたスポーツ環境
(ゴルフやスポーツキャンプ、サーフィンやスキー、九州オルレの「高千穂コース」など)、3 日本を
代表する食材(宮崎牛やマンゴー、チョウザメなど海の幸・山の幸、チキン南蛮や肉巻きおにぎりなど)。
また、宮崎ーソウル間が約100分の直行便で結ばれていること、空港から市街地までがとても近く
便利なこと、「師走まつり」など韓国ゆかりの祭りが長年にわたり行われていること、この祭りに象徴
されるような海外からのお客様に対する本県のおもてなし精神など。
韓国というと、連日、客船沈没事故が報道されています。ご家族や関係者の悲痛はいかばかりかと、
心を痛めています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、捜索作業の進展を祈っています。
国全体が、悲しみに包まれ、追悼モードにあるとのこと。インタビューの最後、ハングルを使って
「宮崎でお待ちしてます!」と、笑顔で呼びかけはしたのですが、今日のインタビューも、当分、アップ
されないのではないかと思っています。
早く事態の収拾が図られること、そして、また再び笑顔で交流できる日が来ることを祈っています。
ストリート音楽祭
<1>
住友ゴム(株)宮崎工場と、「企業の森づくり協定」調印式。
金御岳「四季の森」GENKIの森の整備・保全について、地権者や地元関係者との調印が行われました。
住友ゴム(株)宮崎工場におかれては、これまでも約1500人を雇用いただいている上に、植樹や
工場緑化、地域住民への開放など、積極的に社会貢献活動に取り組んでこられました。
深く敬意を表し、感謝申し上げます。
<2>
「みやざき国際ストリート音楽祭2014」、今年も4月29日に宮崎市中心市街地で開催されます。
宮崎国際音楽祭の開幕を告げるストリート音楽祭も、今回が9回目。キャッチコピーは
「橘通りに、音楽の花が咲く。」
国際音楽祭のスペシャルプログラム「百瀬和紀とタイコ仲間たち」や、台湾師範大学附属中学・高校
吹奏楽団をはじめ、県内外の演奏家やアーティスト、県内中学・高校吹奏楽部などが参加。
橘通りを中心として、数々のコンサートが街を彩ります。
翌30日は、山下洋輔さんらによる「国際ジャズデー2014」のコンサートが、市民文化ホールで
開催されます。宮崎は、<音楽の咲く季節>を迎えます。
民間の実行委員会を主体としたこのイベント。関係者のご尽力に、深く敬意を表します。
安全で安心なまちづくり&「櫻壱號」
<1>
JA宮崎中央の通常総代会。宮崎市と国富町を対象に、正組合員で1万人超という県下最大の
JA組織。総代も約550人という大所帯となっています。挨拶をしていても、会場に集まった総代の
皆さんのパワーが伝わってくるような印象。
配布資料を拝見すると、集落ごとの対話集会で出された様々な質問や意見と、それに対する
執行部側の回答が整理してありました。まさに<現場の声>の集大成。こうした声をしっかりと
受け止め、大切にしていかなくてはならないということを実感します。
<2>
宮崎県犯罪のない安全で安心なまちづくり県民会議。
昨年の刑法犯認知件数は7997件と、前年より431件減少し、戦後2番目に低い発生件数となりました。
しかし、全国的に注目を集めた殺人死体遺棄事件が発生したほか、子どもや女性、お年寄りなど社会的に
弱い立場にある方々が被害者となる事案が後を絶たちません。さらに、振り込め詐欺など特殊詐欺の
被害が2億円を超えています。
県の「防災・防犯情報メールサービス」では、ここ数日だけでも、<警察官を名乗った投資あっせん>
<女児への声かけ事案><オレオレ詐欺><ロト6当選番号詐欺><弁護士を名乗る不審電話>
など、次々と防犯のお知らせが送られてきます。
東九州道が順次開通することで県民生活や経済活動の利便性、可能性が大きく高まることは歓迎
しつつも、必ずしも望ましいものだけが行き来するわけではないという緊張感も必要かと思います。
県民一人ひとりが危機感を持ち、防犯ボランティア団体等との連携を図り、「地域の安全は地域で守る」
という強い意識で防犯活動に取り組んでいきたいと思います。
<3>
西都市に製造拠点を置く株式会社日南の堀江勝人社長(写真右端)と、千葉工業大学の
未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長(写真中央)が県庁にいらっしゃいました。
新型災害対応ロボット事業化の報告です。
(注:西都市に立地するのは株式会社ウィントで、工業デザインモデルの試作品等を製造する、
日南グループ最大の製造拠点。株式会社日南の本社は神奈川県綾瀬市。)
千葉工業大学と日南は、新型の災害対応ロボット「原発対応版 櫻壱號(さくらいちごう)」を開発。
この度、国産ロボットとして初めて日本原子力発電(株)原子力緊急事態支援センター(福井県敦賀市)
に導入されました。これは、原子力発電所建屋内の内部調査など人が立ち入り困難な極限環境下や、
インフラ点検などの過酷環境下での情報収集を目的に開発された遠隔移動ロボットです。
導入されたロボットは、通常時には操作研修等に利用され、災害発生時には災害地に派遣される
見込み。原発事故などに備え、原電が国産ロボットを採用するのは今回が初めてとのこと。
日南は、自動車や家電などの先端機器のプロトタイプ製造のリーディングカンパニー。千葉工業大学
が開発したロボットの技術供与を受け、用途に応じた改良開発をほどこし、製造および販売していく
事業体制を整備されたそうです。今後、先端技術製品の1個単位での製造という強みを活かして
ロボット事業を展開されることに。
福島第一原発の廃炉作業が難航する中、こうしたロボットに対するニーズや注目が高まっており、
極めて意義深いプロジェクトということが言えます。
宮崎の企業が最先端のロボット事業?自分の不明を恥じるとともに、おふたりの話をうかがって
いると、ワクワクするような思いがしました。古田所長は、これまで日向市で講演をされたことも
あるそうで、今後とも宮崎県の人材育成に協力したいと話しておられました。感謝申し上げます。
県内の企業が、こうした最先端のロボット事業で重要な役割を果たしているということ、ぜひ
宮崎の子どもたちをはじめ、県民の皆さんに知っておいて欲しいですし、大いに刺激を受けて
もらいたいところ。
まだまだ宮崎の<宝>はあるなと実感し、とても誇らしく、うれしく思われました。
新緑の諸塚村
公務の予定が無かった今日、家内のたっての希望で諸塚村へ。家内は、これまで通過したことは
あっても、諸塚村を目的地として訪れたことがなく、ぜひ行ってみたいというリクエストでした。
おかげさまで、最盛期のアケボノツツジを楽しむことができました。
その前に、まずは「どんこ亭」でバイキング。欲張って椎茸や旬のタケノコなどをアレコレ選んで、
このとおり。ボリュームはあっても野菜中心。お腹への負担が優しく、ヘルシーなメニューを満喫。
ご多忙のところ、成崎孝孜村長や、西田喜一郎議長、若本幸徳副議長、西川紀代子議員とご一緒
させていただき、いろいろと諸塚村のお話をうかがうことができました。感謝申し上げます。
その後、観光協会の田辺薫さんや議員の先生方にご案内いただいて、アケボノツツジ群落を見に、
諸塚山登山口まで足を伸ばすことになりました。
新緑が光り輝いて、素晴らしく美しかったのですが・・・あいにくの雨模様。かなり霧も出ていました。
諸塚村の誇るスカイラインを通りながらも、遠くの山並みは白い霧の中。
途中、坂本龍一さんが代表を務めるmore treesのプロジェクトとして植樹が行われた「モア・トゥリーズ
の森」を訪れました。more treesは、「もっと木を」という呼びかけで初められた地球環境規模の森づくり
プロジェクトで、この諸塚村は、「九州のマチュピチュ~秘境の森づくりプロジェクト~」とのこと。
クラウドファンディングにより集めた資金を森林整備等に活用し、ご支援いただいた方には、諸塚村の
産品をお届けする仕組みのようです。この「モア・トゥリーズの森」は、植樹された木々に加え、
美しい樹形のユリノキが立ち並ぶ、印象的な空間となっていました。
村の中心部から車で走ること小一時間。諸塚村登山口に到着。雨と霧の中のドライブでしたが、
しっかり整備された走りやすい道です。登山口からと言っても、アケボノツツジの群落は、登山口を
入ってすぐの所。登山する必要まではありません。
雨が降りしきる中、風がビュービューうなっているような寒空でしたが、幸いアケボノツツジは満開。
色鮮やかな薄いピンクの花を楽しむことができました。ツツジと言っても、随分背の高い木です。
ピンクと黄色で色は異なりますが、どことなくイペーを思わせるシルエット。
晴れた日は、また一段ときれいでしょうね。もろつかナビの開花情報です。
http://www.morotsuka-tourism.jp/akebonotsutsuji.php
写真右端が、案内いただいた諸塚村観光協会の田辺薫さん。「緑のふるさと協力隊」を経て、諸塚村に
Iターン移住されたとのこと。東京都渋谷区(!)のご出身。この「緑のふるさと協力隊」は、NPO法人
地球緑化センターが主催しているボランティアプログラムで、1年間山村に滞在し、農林業や村おこしの
手伝いをされるもの。諸塚村の魅力を評価いただいたわけで、うれしくなります。ますますのご活躍を!
平成17年の台風14号災害からの復旧・復興が進んでいます。この耳川沿いに立ち並ぶ商店街、
諸塚村の1つの顔となるもので、これからの整備・発展が楽しみです。
今日は、一日中雨模様の天気でしたが、新緑の美しさには本当に心打たれました。
整然と制服姿が並んでいるようなスギ林と、色とりどりの私服に身を包んだような広葉樹の森。
その対比も一興です。
「雨の諸塚村」としようかと思っていたブログのタイトルは、「新緑の諸塚村」に。
早馬まつり&ストリート音楽祭
三股町の「早馬まつり」へ行ってきました。無病息災や五穀豊穣を願う「ジャンカン馬踊り」や棒踊りなど、
郷土芸能が奉納される祭り。100年以上の歴史があり、「母智丘の大祭」とともに、都城・北諸地方に
おける二大祭りとのこと。
「ジャンカン馬踊り」では、華やかに飾りつけられた馬が、お囃子に合わせ、その巨体を揺らして細かく
ステップし、ジャンプします。これはド迫力! 馬自体もとにかく大きいのです。今日の主役は、
北海道生まれで鹿児島県姶良町から来た「栗姫号」、4歳の牝馬です。
百聞は一見に如かず。動画を、私のフェイスブックページの方にアップしておきました。ド迫力!
https://www.facebook.com/kouno.shunji
なぜ「ジャンカン馬」という名前なんだろうと不思議に思っていたら、馬が踊ると、身につけた鈴などが
ジャンカン、ジャンカンと鳴ることから付けられたそうです。
背中の花飾りは、稲穂に見立てたもので、俵も背負っています。まさに五穀豊穣への祈り。
サルは山の神を表し、豊作をもたらす作神とのこと。なぜか1万円札も何枚か(笑)。
この早馬まつりでは、左の写真のように、まずは早馬神社(赤いお社)の前で踊りを奉納し、その後、
すぐそばに設営されたステージ前の広場で観客に披露されます。この広場で踊りを見ていると、
その次の演目の一団が神社前で奉納しているお囃子の音が聞こえてきてと、別々の踊りが同時並行
で行われ、様々なお囃子がステレオ状態で耳に飛び込んできて、それは賑やかです。
早馬神社に奉納されている「上米の棒踊り」。棒踊りという薩摩示現流にルーツを持つとされる郷土芸能
を間近で見るのは初めてでしたが、カラフルな衣装も激しい動きにも<華>があって、引きこまれました。
1セットが数種類の踊りで構成されていて、しかも、かなり動きの激しい踊り。早馬神社に奉納し、早馬公園
のステージ前で披露した後、「庭もどし」と称して、各地区に繰り出して家々で披露されます。左の写真は、
早馬公園からの帰りがけ、たまたまあるお宅の前で、「庭もどし」の場面を目にしたもの。この調子で
踊っていると、1日が終わった後、きっとヘトヘトかと。棒踊り保存会の皆さん、大変お疲れ様でした。
右の写真は、木佐貫辰夫三股町長と、観光協会の池辺美紀会長。池辺会長のFBからお借りしました。
早馬まつりの関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。
午後は宮崎市内に戻り、「みやざき国際ストリート音楽祭2014」のオープニングセレモニーに参加。
宮崎国際音楽祭の開幕を告げるとともに、中心市街地の賑わいを目指したこのストリート音楽祭も、
今回が9回目。曇り空ではありましたが、西日本から東海にかけては大雨の予報が出ていた中で、
天気に恵まれたと言えましょう。みやざきアートセンター1階太陽の広場でセレモニー。
その後、福田好哲実行委員長や戸敷市長など関係者とともにパレードに参加。華やかな衣装に身を
包んだ賑やかな吹奏楽やバトンなどが続く中、何の芸もないオジさんたちのそぞろ歩き(笑)。
台湾師範大学附属中学・高等学校の皆さん、吹奏楽に合わせて見事なドリルを披露してくださいました。
先頭で指揮を取る彼女は、私の直ぐ目の前で、片手に持った剣をグルグルと回す演技を披露。
ただ、その迫力に思わず後ずさってしまいました。もちろん、かぶりつきで見ている私のせいです(笑)。
台湾師範大学附属中学・高等学校の葉教授や校長先生らと。県内の高校生らと交流演奏会を行ったり、
逆に宮崎の高校生が台湾に行って合同演奏を行ったりと、音楽を通じた台湾と宮崎の交流が進んで
います。関係の皆さんに感謝申し上げます。
パレードの後は、6か所のステージで、様々なコンサートが繰り広げられました。今日は幸い、特段の
予定が無かったので、最初から最後まで会場で音楽に浸ることができました。初めてのこと。
DステージとAステージを行ったり来たりしながら、「Ray Yamada & MaL」 → 「JABBERLOOP」 →
「百瀬和紀とタイコ仲間たち」 → 「三宅伸治」 → 「宮崎市消防団音楽隊」 → 「小沼ようすけ」
などの演奏を聞かせていただきました。
昨年「みやざき大使」をお願いした三宅伸治さん、今日ようやく、直接、ご本人にご挨拶をさせていただく
ことができました。快くお引き受けいただき、改めて感謝申し上げます。
三宅伸治さんのコンサートは、歌も演奏もトークも、さすが!の一言。一流の演奏家、アーティストです。
途中からJABBERLOOPとのセッションとなり、会場は大いに盛り上がりました。ギターを弾きながら、
観客席にずんずん入ってこられて、そのエンターテイメント精神に、私も含めて観客は大喜び。
私の姿を写してくださった方のFacebookの写真もお借りして再現。