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JA女性協・ななつ星・文楽

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<1>
午前中、JA宮崎県女性組織協議会の通常総会で来賓挨拶。





挨拶の内容は、本県の食や農林水産資源が高い評価を受けているということを、具体例をあげながら
紹介したのと、東九州道の開通(あと4日!)や東京オリンピック・パラリンピックの開催を最大限活用
しようといった話。
ただ、約300人の女性を前にして、いつも以上に力が入ってしまったのか、かなり
長話になってしまいました。

やはり、いくら伝えたい内容があったとしても、挨拶は5分メドに収めないとと、このところ長くなりがちな
自分の挨拶を反省したところ。


<2>
今日も、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のお客様20人を、県庁にお迎えしました。
知事会議室にお招きし、本県が誇る釜炒り茶や完熟きんかん「たまたま」などでおもてなし。

私も、ちょうどJA女性協の総会から県庁に帰ってきたタイミング。直接、お客様に対し、
きんかんや宮崎キャビア1983など、宮崎県についてのPRをさせていただきました。

宮崎に来られたことがありますか?とうかがってみたところ、半分弱の方から反応あり。
新婚旅行でとか、修学旅行でということでした。
(プライバシーの問題がありますので、今回は写真無し)


<3>
県立芸術劇場で「文楽」の公演がありました。昼と夜の公演があり、私は夜の部へ。
演目は、「花競四季寿」と「ひらかな盛衰記」から。





開演前、ロビーに人形が登場。お客様との記念撮影に応じていました。失礼して、私もハイポーズ。


 


左の写真を撮った後、私のスマホを預けて撮影をお願いした方が、右のようなクローズアップを撮って
くださいました。そのとき、人形遣いの方が、サービス?で、人形の顔を私の方に向けてくださっ
たの
ですが・・・私は、ゾゾゾっとなりました。

決して人形を直視していたわけではなく、視野の片隅に入っただけのその動きが、いわゆる人形が
クルッと首を回す感じとは異なる、情感のこもった首のかしげ方だったんだと思います。
えっ!と思った、その感触が残っています。これも蓄積されたワザの賜物なのか。

いつも文楽を鑑賞して思うのは、長年にわたり磨き上げられた、洗練の極致のエンターテイメントだと
いうこと。全身に神経が行き届いたかのような細やかな人形遣いから、ケレン味たっぷりの早変わり、
劇的で感情に訴える筋書き、瞬時の舞台転換、美しい衣装や舞台装置、表情豊かな太夫の義太夫節
など、よくぞここまでと思わせるものがあり、日本人であることを誇りに思えました。

以下の写真は休憩中。この公演では、私は初めての経験でしたが、ステージの左に字幕が設置
されていました。その名も「Gマーク」。





これは分かりやすいですね。義太夫節を音として聞き取れたとしても、漢字が思い浮かばず、意味が
取れないこともしばしば。この字幕があると、舞台への注目度合いが低下するきらいはあるものの、
状況がはっきり伝わります。

文楽は、ユネスコの世界無形文化遺産。こうした字幕など、今の時代を生きる我々に伝える工夫や

蓄積された芸の凄みなど、さすがと思わせるものがありました。

消防表彰・へべすリキュール・宮崎牛輸出

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<1>
日之影町消防団が、消防団として最高の栄誉である「特別表彰まとい」を、尾中代傳県消防協会
会長が特別功労賞を受賞されました。それぞれ、全国で年に10団体・個人が受賞されるもの。
とても名誉ある表彰を受けられましたこと、心よりお祝い申し上げます。





日之影町消防団は、平成17年の台風14号や19年の台風5号における警戒・避難活動が評価され、
以前、国交大臣表彰を受けておられます。
その他にも、口蹄疫時の防疫活動や、山岳遭難者の
捜索、山林火災への対応など、多大なるご尽力をいただいています。「特別表彰まとい」は、
本県では6団体目の受賞となります。

「特別表彰まとい」、持たせていただいたところ、ズシッとかなりの重さ。表彰そのものの重みを
感じさせるものでした。


 


<2>
これは、へべすを使用したリキュール。
みやざき大使で、日本料理魚忠(滋賀県彦根市)の若女将を務める大橋田香子さん(延岡市出身)
が開発。3月3日より発売中。
社長であるご主人ほかの関係者とともに、報告に来ていただきました。





その名も「宮崎へべすのおいしいお酒」。
大橋さんの監修で、滋賀県の竹内酒造が製造した、
へべす果汁と日本酒によるアルコール分7%のリキュール。


 


飲んでみると、へべすの爽やかな香りや酸味、旨みが広がり、すっきりした飲み味。特筆すべきは、
飲んだ後に、甘ったるい感じが口の中に残らないこと。
ロックやソーダ割など、爽やかなカクテル感覚
でいただけそうです。
500mlで907円(税別)。宮崎県及び滋賀県内の酒屋や、県内の道の駅、
ホテル等での販売を予定とのこと。

日向市の「へべす大使」でもある大橋さん。これまでも、へべす果汁を使用したポン酢「へべぽん」や、
へべすのパウンドケーキ「へべっ香」などを開発。
ふるさと宮崎や宮崎の食材に対する熱い思いで、
関西と宮崎を結ぶ食文化の橋渡し役として活躍いただいています。関西の雑誌には、このような
形で紹介されています。





関西圏における宮崎のフードビジネスの先導役!
深く感謝申し上げます。





<3>
アメリカへの宮崎牛の卸業を担っていただいているデブラガ社。そのフェイソン社長夫妻が初めて
宮崎を訪問され、関係者との懇親会が行われました。





BSEや口蹄疫が終息した後に復活したアメリカへの宮崎牛の輸出。おかげさまで、デブラガ社に
大変お世話になり、今年度は、1月末時点で既に過去最高の取扱高を超えています。
デブラガ社の
ホームページでは、<和牛と言えば神戸牛を思い浮かべるかもしれないが、5年に1度の和牛
オリンピックで2大会連続優勝した宮崎牛こそナンバーワン和牛だ>と紹介いただいています。
ありがたいことです。 
http://debragga.com/products.asp?cat=32


 


社長夫妻には、3日間かけて、宮崎の生産現場やと畜場、家畜改良事業団などを視察いただきます。
衛生面や防疫、給餌など、宮崎牛がどのように飼養されているか、大変関心を持っておられました。
安全安心で、心のこもった生産の現場をご覧いただくことで、さらに宮崎牛に対する評価を高めて
いただけるものと確信しています。

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J.FC MIYAZAKI 

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綾町小田爪運動公園の人工芝サッカー場の竣工式と、「J.FC MIYAZAKI」の発足式がありました。
スポーツ合宿の受入体制がさらに充実するとともに、本県初のJチームを目指す取組のスタートです。
今日は素晴らしい天気に恵まれ、緑の人工芝が光輝いていました。





「J.FC MIYAZAKI」のユニフォームが披露されました。ホーム用は、緑豊かな宮崎の象徴で、県旗にも
用いられている緑がベースに、キーパーはマンゴーカラー。アウェイ用は、宮崎の青空を表すブルーと、
(松崎監督によると)宮崎牛をイメージできる黒のパンツで、キーパーは、鵬翔高校の優勝時に
使われていた縁起のいい黄色。





オープニングゲームは、「
J.FC MIYAZAKI」vs鵬翔高校。その後、綾中学校サッカー部vsセントラルFC
宮崎、綾錦原サッカースポーツ少年団vsセントラルFC宮崎Jrも。これらの試合に出る子どもたちが、
グランドをぐるっと取り囲んで見ていました。

鵬翔高校が日本一に輝いたことで、よし自分たちも!と、多くの子どもたちに大きな夢をもたらして
いただきました。この人工芝サッカー場も、「
J.FC MIYAZAKI」の誕生も、こうした子どもたちの夢が
さらに大きく膨らむことと思います。


 


J.FC MIYAZAKI」vs鵬翔高校を前にしたフォトセッション。これがスタートだったと、Jチームの誕生を
祝いながら懐かしく振り返るときが来ることを、また、その日を、楽しみにしています。







「J.FC MIYAZAKI」は、鵬翔高校の松崎博美監督をはじめ、多くの関係者の、宮崎にもJのチームを!
子どもたちに夢を!という熱い思いでスタートすることとなりました。関係の皆さんの情熱に、また、
多大なるご尽力に深く敬意を表し、感謝申し上げます。



式典が終わってオープニングゲームが始まる前、前田綾町長と一緒に、「キックインセレモニー」を
させていただきました。これは、PKマークからゴールに向けてボールを蹴り込むもの。サッカーボールを
蹴るのは久しぶり。ドキドキ、ワクワクでした。

高校時代サッカー部の私としては、久しぶりにサッカーシューズを履いて、それなりにシュートを決め、
跳ね返ってきたボールで、おまけのリフティング。この写真は、練習の様子。Facebookの方に、
動画をアップしておきました。

https://www.facebook.com/kouno.shunji




その後、エキシビションとして、浅田卓人選手(鵬翔高校優勝時のゴールキーパー!)と、一対一の
PK勝負をさせていただきました。

私のイメージでは、ゴールの左上隅にビシッとだったのですが……力が入りすぎたか、バーの上を
軽々と越えていってしまいました。その動画を見せたところ、サッカー
部の次男(高2)には、
「シロウトか」と冷たく言い放たれてしまいました。残念。

ちなみに、1994年ワールドカップアメリカ大会の決勝戦ブラジルvsイタリアは、PK戦で決着。
最後は、イタリアのエース、ロベルト・バッジョがバーの上に外して、まさかの幕切れ。忘れ難い
シーンです。今日のキックは、そのバッジョの球筋に似ていると思ったのは、私だけでしょうか(笑)。



先週11日、都道府県会館を訪れたとき、各県の事務所のディスプレイは、Jリーグの開幕に合わせ、
全てJリーグ関係のものとなっていました。Jリーグの村井チェアマンが視察される予定とのこと。

本県の隣は、岩手県。
J3のGRULLAというチームがあるそうです。同じフロアには、アルビレックス
新潟やコンサドーレ札幌も。また、吹き抜け構造の都道府県会館では、他のフロアの様子も見ること
ができます。各県のディスプレイ、うらましい限り。


 


 




本県のディスプレイは、通常ベースのもの(写真左)。14日に村井チェアマンが視察に来られたときは、
キャンプ地としての宮崎をアピールするディスプレイに変更したようです(写真右)。



 






芽生えたばかりのこの<夢>、県をあげて応援し、ぜひとも大きく育てていきたいと思っています。

東九州道「延岡~宮崎」の開通!

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ついにこの日を迎えることができました!

今日3時、「日向~都農」が開通し、東九州道「延岡~宮崎」が全線開通。ついに延岡市から
宮崎市までが、1本の高速道路で結ばれたのです。
本県の高速道路整備の上で、歴史的な
節目の日となりました。
感謝と感激とお祝いと、残された未整備区間の整備促進に向けた決意と、
万感の思いに浸っています。

この日を迎えるにあたり、当初の予定より前倒しで整備に取り組んでいただいた国土交通省や
西日本高速道路株式会社の皆様に対し、深く感謝申し上げます。また、事業にご理解、ご協力
いただいた地権者の皆様や、地元選出の国会議員、市町村、経済団体、道づくりを考える女性の会
や神話トライネットの皆様など、長年にわたる県民の悲願の実現に向けてご尽力いただいた
全ての関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。


今日は都農町からスタート。都農の高速道路本線上で鋏入れ式(テープカットとくす玉開披)を
行った後、通り初めで日向市へ。雲ひとつ無い快晴。半世紀に及ぶ県民の悲願が結実し、
天にも我々の思いが届いたのか、素晴らしい天気に恵まれました。





これは、鋏入れ式の写真を撮ろうとして待ち構える報道陣や関係者の様子。もう熱気ムンムンです。


 


この写真の中央あたり、土手に上がっての撮影は、ちょっと間違えると危険です。



高速道路整備の必要性を国や関係機関にアピールするにあたり、大変なご尽力をいただいた
道づくりを考える女性の会の皆さんと。和やかかつ晴れやかなショット。感謝申し上げます。





通り初めを先導するのは女性白バイ隊員。白バイ隊員の中で、女性は3人だそうです。
<バイクが倒れたら起こせますか?重さは?>などと、素朴な質問をしてしまいました。
失礼しました。今後ますますのご活躍を!



通り初めの隊列は、開通効果をアピールするための車両からスタートしました。
まず自衛隊の車両から始まり、農業・漁業関係の輸送トラック、救急車、高速バスなど。
上空には、抜けるような青空をバックに取材ヘリ。


 

 



通り初めの途中、多くの皆さんや横断幕に、歓迎と祝賀のお出迎えをいただきました。


 

 



この区間の特徴は、海に近いので、日向灘の眺めを楽しむことができるということ。
「寺迫ちょうちょう大橋」のあたりからパッと視界が開け、美しい日向灘の眺めが続きます。
すぐ下の写真では、その視界を妨げないようにするための配慮で、2本の鋼製高欄が使われて
います。細やかなご配慮に対し、西日本高速道路株式会社の関係者に感謝申し上げます。








 




通り初めと開通祝賀式を終えた後、宮崎市
内に戻り、県庁前庭で、開通記念イベントに参加。
12時から、みやざき犬のダンスやGILLEのライブ、書道パフォーマンス、さらには宮崎牛やカンパチの
ふるまいなど、盛り沢山のイベントが行われました。カウントダウンボードも、ついに0!

 


大分県からも、観光PRのためにいらっしゃっていました。日本一のおんせん県を全力アピール。
本県も、「競争と協調」を基本理念として、しっかりと対処を進めていきたいと思います。






宮崎商業高校書道部による書道パフォーマンス。初めて間近で実際に見ることができましたが、
これには驚きました。大したものです。迷いがなく、ミスもなく、大勢で役割分担をしながら、
粛々と、整然と仕上がっていきます。書き上げた後に披露するとき、墨が垂れたりしないよう、
吸い取り紙を当てて余分な水分を取っています。なるほどと感心。


 


そして出来上がった作品には、まさに私の申し上げたいことが、ズバリ以下のように書かれてあります。
「この夢の架け橋は 県民の悲願であり 希望の光である
宮崎の多様な魅力が発信され 東九州の新時代が幕を開ける」
お見事!






その後、15時の開通という歴史的な瞬間に向け、県庁前庭にて、多くの県民の皆さんとともに
カウントダウン。くす玉割りで
お祝いです。青空に美しく映える県庁本館。長年にわたる多くの皆さんの
願いが結実し、そして
天にも届き、素晴らしい舞台設定に恵まれました。深い感謝の思いで一杯です。








その後、開通直後の東九州道を通って、もう一度北に向かいました。18時30分から延岡市内で、
開通記念イベントとして行われる「3000人の提灯行列」に参加したのです。通り初めでは
「日向~都農」を走ったものの、宮崎市内から延岡市まで高速道路で一気に走り抜けるのは、
これが最初となります。

途中、日向インターの手前で、こんな自然渋滞もありましたが、約1時間10分! 
高速道路の威力を実感です。





「3000人の提灯行列」では、<感謝>と<お祝い>と<決意>を胸に抱き、多くの市民の皆さんと
祝賀の練り歩きを行いました。

以下のように、代わる代わる誰かがお祝いの言葉を発して、それに全員で応えてというやり方で、
徐々にテンションが上がっていきました。
「東九州道、延岡~宮崎が開通しました!おめでとうございます!」 → 「おめでとうございます!」
「東九州道の開通、バンザイ!」 → 「バンザイ!」
「つながるのべおか、ありがとうございます!」 → 「ありがとうございます!」





 




練り歩く途中、元気な若い力で声出しをして盛り上げてもらおうと、少年野球の子どもたちに前の方に
出てきてもらいました。その元気な掛け声を聞きながら、この子どもたちが、おじいさん、おばあさんに
なった頃、3000人の提灯行列に参加したこと、長年の夢が実現した日をみんなでお祝いしたこと、
高速道路の整備にこれだけの熱い思いで取り組んできたこと、そして、その整備された高速道路を
生かして延岡がもっと元気になり、宮崎県が一層発展してきたことなど、次の世代へと語り継いで
いって欲しい、そんなことを願っていたところです。

老若男女による提灯行列に参加することで、高速道路が、地域と地域を<つなぐ>施設であると
同時に、世代と世代を<つなぐ>役割を果たす存在でもあるということを実感した一夜でした。



 



 



今日は、宮崎市→都農町→日向市→宮崎市→延岡市→宮崎市と、東九州道を北へ南へという一日。
延岡市へは、この1週間で4度目となります。しみじみ喜びを噛み締めつつのハードスケジュール。

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東京とんぼ返り

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東京滞在わずか1時間半で宮崎にとんぼ返り! 最短記録を作ってしまいました…。

今日は、官邸で18時15分から開催される「防災対策実行会議」に出席するため上京。しかし、
関東に吹き荒れた春一番の影響で航空ダイヤが大幅に乱れ、羽田に到着したものの、会議に
間に合いそうもないことから、そのまま最終便で宮崎へとんぼ返りしたのです。

もともと、宮崎で公務があったため、会議の1時間前に羽田到着というタイトな予定でした。
その上し、羽田周辺の強風のため、まずは使用機材の到着が遅れ、宮崎空港を50分遅れで出発。
それでも、知事会代表として出席するからには、会議の後半だけでも参加しなければと思って羽田へ。

ところが、羽田に着陸態勢に入ったものの、強く変化する風のため着陸し直すことになり、さらに
上空での待機があったため、結局、予定より1時間20分遅れで到着。そもそも道路が混み合う
時間帯。そのまま真っ直ぐ官邸に向かっても、終了間際に間に合うかどうかギリギリのタイミング。
空港に迎えに来てもらった借上車の前で迷いましたが、帰りのことも考え、泣く泣く断念しました。

今日の防災対策実行会議は夜の開催。当日のうちに宮崎に帰る便がなく、明日の2月議会閉会日
には、何としても出席しなければならないという状況。それを何とかならないかと検討し、今晩のうちに
北九州空港に飛んで、翌朝、新幹線と公用車を乗り継いで帰る予定でした。ところが、北九州への
便もダイヤが乱れているところ、会議の終了までに間に合うかどうかわからない状況で、あえて
リスクを取るべきではないと考えたのです。

空港から一歩も外に出ることなく、宮崎への最終便でとんぼ返り。
予定通りに最終便が飛べば、
30分程度の東京滞在だったかもしれません。これまた便が遅れたための、1時間半という記録。

今日のこの状況は、昨年1月、全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が雪で順延になったときの
ことを思い出しました。かろうじて羽田にたどり着いたまでは良かったものの、試合は延期になったし、
帰りの便が飛ぶメドは立たないしと、さてどうしたものか、空港のラウンジでしばらく頭を抱えていた
のです。結局、新幹線で延々博多まで行き、翌朝福岡空港から宮崎へ。

今日も、あそこまでギリギリの行程を考えて会議に参加しようとしたのに、思わぬ春一番に
吹き飛ばされることとなりました。しっかり役割を果たすことができず、申し訳なく思っています。
今日のことも、世の中何が起こるかわからないという危機管理の教訓だったのかもしれません。

一方で、得たものも2点。1つは、空港のラウンジで、蒲島熊本県知事と湯崎広島県知事に
お会いできたこと。蒲島知事とは、東九州道「延岡~宮崎」の開通を受けて、中央道にも一層
力を入れていきましょうとお話し。湯崎知事とは、先日、カープやサンフレッチェの激励のため
来県されたときの話や、広島のスポーツ施設などについて意見交換したところです。

もう1つ。強風の影響で、羽田へのアプローチはいつもと違い、東京湾を東から西へ向かう
飛行ルート。さらに、着陸し直したため、東京上空をしばらく旋回。期せずして、夕闇の迫る
薄暮から徐々に闇に沈んでいく東京を上空から眺めることができたのです。スマホで写真を
撮ることができない状況なのが残念ですが、とても情感あふれる印象深い大都市の夕べ。

特に、ライトアップされて赤く輝く東京タワーと、少し沈んだ淡い色合いの東京スカイツリーは、
錦絵と水墨画といった鮮やかなコントラスト。東京スカイツリーは、縦に数個のランプが規則的に
点滅し、2つの展望台をグルっと光の輪が回っているような光り方をしていました。
同じように上空待機をしている飛行機がそこかしこに飛んでいる様子も印象的。
過密ダイヤの中、羽田の管制官の仕事の大変さを実感します。

下の写真は、昨日、羽田へ向かう途中の富士山。 ♪頭を雲の上に出し~というメロディが
浮かんでくるような美しい姿。





<2>
午前中、JETプログラムで国際交流員として勤務していただいていたチョ・ヘミンさん(韓国出身)に、
退職にあたっての感謝状を贈呈。平成22年4月15日から4年間、通訳や翻訳、学校での国際理解
講座、JETプログラム事業の補助、国際交流イベントの企画等にあたっていただきました。


 



この4年間を振り返り印象に残ったことをうかがったところ、やはり赴任直後に発生した口蹄疫が
強烈な体験だったと話しておられました。その後に、鳥インフルエンザや新燃岳噴火も続いた
わけです。

<大変お世話になりました。韓国に帰国されてからも宮崎のことをよろしくお願いします。>と
言いたいところですが、実はヘミンさん、この間に県職員と結婚されたのです。今後の活動は
未定とのことですが、引き続き、県内にとどまることとなりました。感謝!
一県民の立場で、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
(ちなみに、国際交流員と県職員の結婚は初めてとのこと。お祝い申し上げます!)




<3>
<始めます!宮崎大学による地域の御用聞き!>

午後、「みやだいCOC推進協議会」に出席。 このCOC事業=地(知)の拠点整備事業を、
あえてくだけた言葉でキャッチフレーズ的に表現すると、こんなところ。




COCは、Center of Communityの略。この事業の狙いは、「地域のための大学」として、
地域を志向した教育や研究、社会貢献などの取組を強化するもの。

宮崎大学では、「食と健康を基軸とした宮崎地域志向型一貫教育による人材育成」をテーマに、
文科省の事業採択を受けられました。(全国からの申請319件のうち採択は52件!)
全国をリードする熱心な取り組みに深く敬意を表し、お祝い申し上げます。

今後5年間、産学官連携のもと、
●宮崎地域志向型一貫教育による人材育成
●食と健康に関する地域課題解決のための技術開発
●高齢者・社会人の学び直しによる人材育成及びボランティア支援等による地域活性化
に取り組むこととなります。

ということで、必ずしも「御用聞き」が正確な表現というわけではありません。宮崎大学に対し、
失礼に響くかもしれません。ご容赦を。ただ、県全体や地域の様々な課題に対し、大学の
総力を結集して取り組もうという姿勢や、連携を図るべき行政や地域住民に、分かり易く
取っ付き易い印象を与える必要があるのではないかと考え、冒頭のキャチフレーズを
思いついたところです。

こうした事業の成果に加え、街中で、もっと宮大生の存在感が高まることや、海外からの
留学生と地域との連携・交流の強化なども期待したいところです。


県防災会議

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<1>
県環境審議会を開催。
ちょうどこの日は、都城で早朝4時、微小粒子状物質(PM2.5)が1時間あたり81μg/m3という
高い数字を記録。以下のような注意喚起を行う値は超えなかったものの、引き続き、要注意です。

●注意喚起を行う暫定的な指針となる値
1日平均値:70マイクログラム/立方メートル

●午前中の早めの時間帯での判断方法
当該日の午前5時、6時、7時の1時間値の平均値が85マイクログラム/立方メートルを超えた場合

●午後からの活動に備えた判断方法
当該日の午前5時から12時までの1時間値の平均値が80マイクログラム/立方メートルを超えた場合






<2>
県防災会議を開催。
東日本大震災の教訓等を踏まえ、地域防災計画の修正を行うとともに、この1年の災害の状況や
防災対策の取組状況について報告を行いました。







市町村からの派遣職員

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県庁の市町村課などに実務研修として配属された市町村職員。1年ないし2年の研修を終えて
帰任されるにあたり、お昼を食べながらのランチトークを行いました。一人ひとりから、自己紹介や、
この研修期間の思い出、今後の抱負などうかがいました。





私も、就職した年(昭和63年!)、最初の地方勤務で配属されたのが宮城県地方課(今は市町村課)。
職業人としての、また、公務員としてのスタートを切った場所です。やはり多くの職員が市町村から
派遣されていて、当時の私にとって兄貴分のような存在でした。このような市町村からの派遣職員と
接するたび、当時のことを懐かしく思い出します。

このTシャツは、昨年の県職員運動会で、市町村課が作成したもの。
背中に26市町村の記章を並べ、
胸には「絆」の文字。なかなかいい感じのデザインは、市町村と県の絆を表しています。
今日は、この青色Tシャツを記念にいただきました。





これは、昨年11月9日、県職員運動会のときの写真。




市町村章をこうして並べてみると、実に多種多様です。市町村から派遣された職員も、仕事の経験や
趣味、キャラなど、まさに十人十色。
それぞれの個性を生かして、各市町村で活躍されるよう祈ります。



市町村章というと、いつも目にしてドキッとすること。下の左側は、宮崎市の市章。右側は、
私の母校、呉市立五番町小学校の校章。これがよく似ているのです。

宮崎市の市章は、宮崎の「宮」を図案化したもので、外円は平和を意味し、中央の結びは団結を示し、
扇形は末広がりの発展を表しているとのこと。五番町小学校の方は、「五」の図案化かと。




 


呉市立五番町小学校は、103年の歴史を持っていましたが、
小・中学校9年間を統合して子供を
育てる小中一貫校の発足に伴い閉校。隣接する呉市立二河小学校・二河中学校(私の母校!)と
合併して、
呉中央学園(呉中央小学校、呉中央中学校)となりました。

呉市内の最も中心部に位置し、伝統ある小学校が閉校することになり、また、母校の名前が消える
ことに複雑な思いもありました。宮崎県内も、人口減少・少子化に伴い、各地で小学校の閉校が
続いています。そういうニュースに接するたび、寂しさを感じています。人口減少対策と少子化対策、
地域の活力を維持するためにも、しっかり取り組んでいきたいと思います。

松山市でのトップセールス

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福岡空港経由で愛媛県松山市へ。中四国地方で97店舗を展開するスーパーチェーン「フジ」の
本社を訪問。「フジ」では、年3回、全店舗で「みやざきフェア」を実施したり、一部店舗で、本県
青果物の長期販売スペース「みやざき棚」を設置していただいたりしています。

また、こんな企画も実施いただきました。とてもありがたいことです。



今日は、尾崎社長をはじめ幹部の皆さんに対するお礼のご挨拶と、今後に向けての意見交換、
さらにはフジグラン松山でのトップセールスを行いました。





フジグラン松山の店内を視察。みやざきフェアに合わせて、よく目立つように県産食材を陳列いただく
など、様々なご配慮をいただいています。


 

 


店内のステージで、県産食材のアピール。スムージーや宮崎牛の試食なども行った後、抽選で、
宮崎牛などをプレゼント。おかげさまで、多くのお客様に集まっていただきました。




 


抽選で当たらなかった方にも、スイートピーをプレゼント。どこに行っても、スイートピーは喜ばれます。


このような店内でのPRイベントは、一定のPR効果が期待できるものの、県産品に対する消費者の
直接の反応を得ることができるわけではありません。大切なのは、冒頭に写真を掲げたような、
スーパーの幹部や担当者との意見交換や、売り場を視察させていただいたときの印象。
マーケットの反応や、消費者のニーズ、売り方の工夫など、とても参考になります。

トップセールスという名の下の賑やかなイベントだけに満足することなく、バイヤーとのパイプ作りや、
マーケットニーズの把握などに努めていきたいと考えています。


愛媛県松山空港で見かけた<のぼり旗>。考えていることはどこも同じですが、土地土地によって、
いろいろなアピールや県民運動のやり方があるものです。

もちろん、宮崎(MIYAZAKI)にも、たくさんの愛(I)があります!

 


<つなぐ>

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JR呉駅を9時前に出発。ホームに流れるメロディは、「宇宙戦艦ヤマト」。なるほど!

穏やかな瀬戸内海の眺めに癒やされながら、呉線で広島駅へ。広島から新幹線で博多に向かい、
福岡空港から宮崎空港へ。交通機関の接続に伴う待ち時間や飛行機の遅れなどもあり、結局、
宮崎空港に到着したのは12時半過ぎ。約3時間半の行程。直線距離では、よっぽど遠い東京の
方が、時間距離としては近いといういことになります。地方から地方に移動する不便を実感します。

時間の余裕がなくなり、途中、コンビニ弁当でのお昼をはさみ、空港から午後の仕事へと直行。


<1>

午後イチの仕事は、「道づくりを考える宮崎中央女性の会」の総会。
高速道路をはじめとする道路整備を、女性パワーで強力に後押しすることを目的とした<道づくりを
考える女性の会>は、県内に8団体あります。今日は、そのうちの宮崎中央の総会。
いつものピンクの法被に加え、国富町の黄色の法被もあって、会場はお花畑状態。





7回目を迎えた今日の総会は、先日の東九州道「延岡~宮崎」の開通で、一層の機運の盛り上がりが
見られる中での開催。各地の女性の会の会長さん方に加え、多くの国会議員、市町村長、県議、
市議、国や県の担当者なども参加して盛大に開催されました。

<道づくりを考える女性の会>の皆さんには、高速道路の建設促進大会や東京等での要望活動、
トンネルの貫通式、道路の開通式、各種イベントなど、あらゆる場面で、お揃いのピンクの法被に
身を包み、宮崎の道路整備の必要性を強力にアピールしていただいています。

女性の会の皆さんの活躍は、その熱意や迫力が、大臣も含め国土交通省など関係者に知れ渡って
いて、ある国の関係者は冗談めかして、「宮崎の最大の圧力団体」と言っておられました。

まあ、「圧力」という表現がふさわしいかどうかはともかく、実に「迫力」あふれる女性の集まりであり、
道路整備に向けた取組に対し、大いに「活力」をもたらしていただいている団体でもあります。




関係の皆さんのこれまでのご尽力に深く敬意を表し、感謝申し上げます。そして、これからも、
東九州道の県南区間や中央道、都城志布志道路など、残されたミッシングリンクの解消に向け、
強力なお力添えをお願いいたします。


<2>
宮崎県社会福祉士会20周年記念式典。
社会福祉士は、社会福祉全般に関する相談に応じ、助言、指導、連絡・調整その他の援助業務に
携わる方々の国家資格。本県の社会福祉士会は平成6年に設立され、会員数は400名超です。
今日に至るまでの関係者のご尽力に対し、深く敬意を表します。





松井利博会長が挨拶の中で、自分が国家試験に合格されたときは、県内で数人程度だったものが、
今では年に100人程度が合格していると話しておられました。少子高齢化が急速に進展し、
社会福祉制度について様々な改革、見直しがなされる中で、今後、「社会保障と税の一体改革」も
具体的に進められることとなっており、
その役割はますます重要になってきています。

社会福祉士は、様々な社会福祉制度の間を<つなぎ>、さらには、そうした福祉保健サービスと
利用者の間を<つなぐ>役割を果たしておられます。

一方、高速道路は、単に地点と地点を<つなぐ>のみならず、ヒト・モノ・カネなどを<つなぎ>、
さらには世代を超えた地域づくりの取組みを<つなぐ>もの。ミッシングリンクの解消を求める
我々の熱い思いは、まさにネットワークを<つなぐ>ことへの渇望に他なりません。


たまたま続いた今日の2つの仕事。「つなぐ」というキーワードで光を当ててみると、その重要性が
さらに際立つものと実感しました。

宮崎初かつおフェア2014

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<1>
今日から「宮崎初かつおフェア2014」がスタート! 実行委員会の皆さんが、PRにいらっしゃいました。


 


刺身と<焼っ切り>を試食させていただきましたが、新鮮で旨みたっぷり! これは幸せです。
旬の魚をいただいて、元気いっぱいエネルギーが満ちてくる感じ。「地産地消」のススメです。





本県は、近海カツオ一本釣りの漁獲高日本一! ただ、1人あたりのカツオ消費額は、全国10位。
もっともっと地元で食べて、宮崎のカツオをアピールし、東九州道「延岡~宮崎」も開通したことですし、
県外からも多くの観光客の皆さんに食べに来ていただきたいところです。


<2>
地域医療オリエンテーションを実施。この春、本県の高校から宮崎大学医学部、長崎大学医学部、
自治医科大学医学部に合格された皆さんを対象に、本県の地域医療の実態や、それを支える
仕組みなどについて説明。3人の先輩医師から、地域医療にかける思いや体験談などを語って
いただきました。

私も、<将来、ぜひとも宮崎の地域医療に貢献していただきたい>と激励の挨拶。熱い志を抱いて
難関を突破し、これからの大学生活に夢を膨らませる若き医者の卵たち。
まさに<鉄は熱いうちに打て!>という思いです。








<3>
楠ちゃん投稿動画コンテストの表彰式。第1回目のコンテストに、素晴らしい作品を提供いただき
ました。心よりお祝いと感謝を申し上げます。

最優秀賞及び優勝賞を受賞された皆さんの力作は、こちらでご覧になれます。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kusuchan/index.html


 





<4>
今日は、娘の小学校の卒業式。帰宅したら、テーブルの上に娘の卒業制作。色紙の裏には、
「12年間育ててくれてありがとう…………」とメッセージ付き。
涙。






昨日の朝は、最後の集団登校。もうランドセル姿も見納め。しんみりしている私を尻目に、本人は
いたってあっけらかん(笑)。今朝は、卒業式用に着飾って、ニコニコ
のんきに出かけていきました。
もうランドセルは背負っていません。見送る私は、またもや、しみじみ。

<時>は立ち止まることなく、前に進みます。


アクサレディスゴルフトーナメント前夜祭

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<1>
宮崎県土地改良事業団体連合会の通常総会。土地改良など農業基盤の整備や、農業用施設の
適切な管理などを通じて、農業・農村の振興にご尽力いただいています。





10日前に、東九州道「延岡~宮崎」が開通し、この週末は行楽地が多くの人出で賑わいました。
農業に不可欠のインフラ整備という意味において、農業農村整備事業は、高速道路の整備と
あい通じるものがあるのではないかと思えます。残念ながら、この分野でも、本県は全国に遅れを
とっています。将来を見据え、しっかりとした基盤を整備すること、そしてそれを有効活用すること。
ここでも同様の課題に直面しています。



 


<2>
クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のお客様をお見送り。今日は23名をお迎えしました。





私が会議で外出していたため、最初は内田副知事が対応。完熟きんかん「たまたま」の試食など
宮崎をPRし、知事室もご覧いただいたとか。

お客様が物産館で買い物をされた後、ちょうどバスが出発しようかというタイミングで、私が県庁に
帰ってきたため、バスに乗り込んでご挨拶。お見送りをしました。

これで私が直接対応させていただいた「ななつ星」のお客様は、5組目となります。
先日は16名
でしたが、物産館で、20~30分の間に12万円ほどお買い上げいただいたそうです。凄い!

九州では唯一、本県だけ県庁に寄って、その後に買い物をしていただいています。
こうした経済効果もPR効果も、大変ありがたいことです。




<3>
「みやざき元気!地産地消県民会議」を開催。広い意味での地産地消を推進していくための
官民連携の組織。今年度の実施状況が報告され、来年度に向けての取組方針を確認しました。


 


<4>
県政TV番組の収録。新年度を迎え、当初予算の内容などについての知事インタビュー。


 


<5>
「第2回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」の前夜祭。
シーガイアのコンベンションセンター、本物の桜の木に菜の花に竹林にと、もの凄いことになって
いました。宮崎の春でおもてなしを! UMKの渡邊道徳社長の強い思い入れが、このような
華やかな会場を実現。全国から来県されたお客様も、さぞ驚かれたことかと思います。




 


もちろん、初かつおや宮崎牛、さらにはチョウザメの握り寿司など、宮崎の誇る食でおもてなしです。

 



 


頑張れ、宮崎のアマチュア選手たち!




木造校舎&籾殻燻炭

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<1>
綾町で、住民の皆さんとの対話集会(ふれあいフォーラム)。



 



<2>
綾中学校の新しい校舎を視察。綾の木材をふんだんに使った校舎が、3月1日に竣工。
一歩校舎に入ると、スギの爽やかな香りがただよい、柔らかな木目が明るい雰囲気をかもしだして
いました。
教室には電子黒板が設置され、全室冷暖房完備。その他の施設も充実していて、ここで
学ぶことのできる子どもたちが、うらやましい限り。

綾町で学び、育つことに喜びを感じ、ふるさとへの誇りを醸成していってもらいたいと願っています。







 





<3>
全国8地区から選ばれた青年農業者が経営改善等について発表を行う全国大会「全国青年
農業者会議」において、小林市SAP会議の漆野智規さんが、農林水産大臣賞を受賞。
県庁に報告に来ていただきました。





漆野さんの発表内容は、<籾殻燻炭使用による育苗作業の省力化>。大規模水稲栽培における
育苗作業の省力化を図るため、籾摺り時に発生する籾殻を利用して籾殻燻炭を作成。これを育苗
床土に使用することで軽量化を図り、作業の省力化とコスト削減に取り組んだもの。床土と籾殻燻炭
の混合割合について、軽量化や根の張りなどを考慮し、7:3が望ましいとしています。

7:3での籾殻燻炭の利用により、1箱当たり約1キロの軽量化が図られ、さらに32円のコスト削減
につながり、作業性や収益といった面で効果が
上がるということが実証されたのです。

重い育苗箱を何とかしたいという問題意識から始まり、籾殻燻炭を使うこと、しかも床土とを混合して
というアイデア、さらには、その理想的な割合を検証する取組など、とても優れた発表だと思いました。
今後は、籾殻燻炭を、ブロイラーなど畜産にも活用してみたいと抱負を述べておられました。





農業青年の学修グループであるSAP会員から、このような優れた発表がなされたということ、
とても意義深いことだと思いますし、この具体策を県内で取り組むことによる波及効果のみならず、
SAP会員やその他農業を志す若者に、大きな刺激となり、励みとなる今回の受賞だと考えます。
深く敬意を表し、心よりお祝い申し上げます。


PR: 合法といって売られる薬物の怖さをご存じ?-政府広報

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実は麻薬や覚醒剤以上に危険なことを、あの福本伸行氏のマンガなどでご説明します。

拡大するクルーズ市場

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<1>
商工会連合会の臨時総会で講演。東九州道の開通効果を生かす取組と、「みやざき東京
オリンピック・パラリンピックおもてなしプロジェクト」について、関連する新年度予算の内容を
紹介しつつ説明。また、消費税の転嫁対策や、新年度に入ってからの増税の影響や駆け込み
需要の反動減への対応について。

<向かい風>のことも直視しながら、しっかりと<追い風>に乗って行きたいところです。





<2>
12名の医師に「宮崎県災害医療コーディネーター」を委嘱させていただきました。


 


本県で大規模災害が発生した場合、被災地で必要とされる医療が迅速かつ的確に提供されるよう、
全国各地から派遣されるDMATやJMAT等の医療支援チームとの連絡調整を行っていただきます。

具体的には、行政や関係機関と連携し、避難所における医療ニーズや医療機関の被災状況、患者
受け入れ状況等の情報収集・分析・伝達を行い、これを踏まえた人的・物的調整など、専門的見地
から医療救護活動のコーディネートを行っていただくことになります。




今日は、二次医療圏ごとに、災害拠点病院や医師会等の医師12名を委嘱させていただきました。
(お仕事のため欠席の先生方もいらっしゃいました。) 今回の委嘱は、災害医療体制の充実を図り、
県民の安全・安心に大きく貢献するものです。先生方のご理解と
ご協力に、深く感謝申し上げます。


<3>
ロイヤルカリビアンクルーズ社の中国区副総経理の童釗鋒氏が来県。油津港やいくつかの観光地を
視察の後、意見交換をさせていただきました。昨今の情勢により、今年度の寄港はなかったものの、
24年度は7万トンクラス(乗客定員約1800人)の船が、6回油津港に寄港していただきました。
クルーズ船のお客様によるお土産や飲食等の経済効果には、とても大きなものがあります。

県では、新年度、アジアからのクルーズ船誘致を促進するため、県内港湾で大型クルーズ船の入港が
可能な水域と水深を備えている油津港に、大型クルーズ船(13万トンクラス)に対応した係留施設
(防舷材や係船柱)の新設や改良を行うこととしています。


 


中国担当のNo.2である童氏からは、以下の様なお話がありました。

○クルーズ業界では、アジアを新しいマーケットとして注目し、北米からアジアへシフトすると見ている。
○ロイヤルカリビアンに限らず、多くのクルーズ船社が、アジアにもっと配船しようとしている。
○アジアマーケットは中国がメイン(人口が多く、かつ中流層が多い)。
○中国のクルーズの伸びは前年比40%。世界全体の伸びは7%。 
○中国では25万人がクルーズ船の旅を利用した。
○2014年、ロイヤルカリビアン社では、13万トンクラスのクルーズ船を2隻アジアに配船する。
○2014年には、各社を合計すると、上海からは300回、クルーズ船が出る予定である。
○アジアに配船されるクルーズ船はますます大型化する。近い将来、クァンタム級(16万トン級)、
 さらにオアシス級(22万トン級)が配船されると考えている。
○いずれは、上海や天津をホームポートとして、アジアに多くのクルーズ船が配船され、日中韓や香港、
 台湾を含めたこの海域が、カリブ海のようになっていく。
○そのためには、大きな船が入る港が必要である。宮崎にとっても、大きなチャンスだと思うので、
 港の整備をお願いしたい。
○油津港では、13万トンクラスの受け入れに向けた整備を行うと聞いている。国の規制等があることは
 知っているが、できれば16万トン級や、さらには22万トン級も考慮いただきたい。

このスケールの大きさには驚くばかり。13万トンクラスの乗客定員は約3000人、22万トンクラスと
なると、何と約5400人です。ここまでくると、町ごと船で移動しているという感覚。凄い!

アジアにおけるクルーズ市場の急速な拡大や、それに対応するクルーズ船会社のスピード感など、
実にダイナミックです。本県としても、この潮流に乗り遅れないよう、港も含めた受け入れ体制の
整備に努めていきたいと考えています。

童氏に、私からアメリカ本社に宛てたオフィシャルレターをお渡ししました。
クルーズ船の寄港増を
求める内容になっています。童氏のお子さんが機関車トーマスがお好きとのことで、お土産は、
飫肥杉製の機関車のおもちゃ。杉の生産量22年連続日本一もアピールです。


 


<4>
東日本大震災の被災3県に、長期派遣(1年間など)される職員の出発式がありました。
来年度は、延べ17名を派遣。この中には、昨年度から継続して派遣される3名が含まれます。
現地で担当する仕事の状況を踏まえ、自主的に継続の申し出があったとのこと。頭が下がります。


 


今年度派遣された延べ21名は、職員数に占める割合でみると全国5位となるそうです。
実数としても九州で最多の派遣。小さな所帯でも、口蹄疫等に際し全国からお世話になったことに
対する感謝の思いで復興を支援する「みやざき感謝プロジェクト」として、懸命に
取り組んでいます。
派遣される職員には、県民の感謝の思いを背負い、県を代表する気概でしっかりと復興を支援して
もらいたいと思います。今後とも息長く、
できる限りの支援をしてまいります。



被災地支援に関連して。3月11日のブログで、宮城県地方課で一緒だった名取市の職員について
触れました。先日、
その本人からメールをもらってびっくり。これまで連絡は取っていませんでした。
地方課時代の先輩の、ある宮城県職員が、私のブログをご覧になっていて、その方から彼に
知らせてもらったようです。以下は、差し障りの無い範囲で、名取市の職員からのメールの抜粋。

=============================================================================
宮城県庁の○○さんから河野知事さんのブログについて連絡いただきました。早速開きました
ところ、「名取市派遣職員」「俊」「サウスポー」等、20年以上も前のことを覚えていて下さった
ことにびっくりするやら感激するやら、周りの職員にも思わず披露させていただきました。
・・・・・・
今は、◯◯課長を務めさせていただいておりますが全国の皆様から温かいご支援、ご協力を
いただき、また、自治体からの職員派遣の応援もいただき、職員一丸となって一歩ずつ復興
への道を進んでいます。 今後とも応援のほどよろしくお願いします。
・・・・・・
===============================================================================

実に感慨深いものがあります。 ますますのご活躍を祈っております。


「新聞研究」という雑誌があるようです。新聞関係者向けの専門誌なのでしょうか。たまたま、
私の名前が掲載されているので、知り合いの記者からその部分のコピーをいただきました。
福島民報社の取締役編集局長佐藤光俊さんによる「被災者とともに悩み、行動せよ」
という文章の中。

福島民報社では、震災と原発事故の現状とこれまでの全国からの支援への感謝の思いを
伝えるため、中高生など「うつくしま復興大使」を国内外に派遣しておられます。そのうちの
1人、福島市の高校3年生の感想文の中の、以下のようなくだりが紹介されています。

==========================================================================
宮崎市の県庁で面談した時、河野俊嗣知事が言った「あなたたちが本当の希望」という
言葉が強く心に響きました。この活動を通してより多くの人に少しでも福島県の現状や
思いが伝わったと感じました。私は今、大きな夢に向かい全力で頑張っています。東日本
大震災後、もう一つ、かなえたいことが出来ました。それは私たちがこれからも福島県の
希望となり、未来を伝え、必ず福島県を復活させ、笑顔でいっぱいにすることです。
===========================================================================

私もグッジョブ!でしょうか(笑)。彼女に思いが届いたことも、このように紹介して
いただいたことも、ありがたいことです。これからも、被災地や被災者の皆さんに、
様々な支援を、元気を届けていきたいところです。

アクサレディス!

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第2回アクサレディスゴルフトーナメントは、通算13アンダーで、渡邉彩香選手がツアー初優勝を
飾りました。心よりお祝い申し上げます。




 


昨日の雨が一転、素晴らしい天気に恵まれました。多くのギャラリーが詰めかけた最終18番ホール、
空の青と、コースの緑、池を縁取る白がくっきりとコントラストを描き、うっとりするような美しさ。
ここで、予想だにしなかったドラマが起こったのです。





優勝した渡邉彩香選手は、16番、17番を連続バーディーで猛チャージ。逆に、これまでトップを
守ってきた藤田幸希選手がボギーをたたき、最終ホールを前に2人の間が1打差までに迫りました。

逆転をかけて2オンを狙った渡邉選手の2打目がグリーンを捉えきれず、勝負あったかに見えました。
ところが、手堅く3オンを狙ったはずの藤田選手もグリーン奥に外し、少しムードが変わります。

ここで、渡邉選手が、グリーン左ラフから約20ヤードの距離を、劇的な
チップインイーグル!
息をひそめて見守っていたギャラリーは、
目の前で繰り広げられた劇的な大逆転劇に大興奮と
なりました。自らの持ち味である飛距離を生かし、攻めの姿勢を貫いた渡邉選手、うれしい
ツアー初勝利です。実は、昨日も、最終18番でチップインバーディー。2日続けて、同じホールで、
同じようなスーバーショットを決めたことになります。凄い!

一時は2位と4打差をつけた藤田幸希選手、思いもよらない結末を迎えることとなりました。
その無念たるや、いかがばかりかと思われます。健闘をたたえるとともに、この悔しさを
必ずや勝利で晴らしていただきたいと願っています。今後を注目したいと思います。


決勝に進出した本県出身の3選手のうち、アマチュアの柏原明日架選手が8アンダーで4位タイ
と大健闘。
香妻琴乃選手はイーブンパーで28位タイ、アマチュアの永峰咲希選手は4オーバー
で48位タイでした。

それにしても、柏原選手は、
日章学園高校を卒業したばかり。初日にホールインワンも記録し、
最終日は3位タイで最終組のスタート!相当なプレッシャーもあったかと思いますが、崩れることも
なく、堂々とラウンド。史上4人目のアマチュア優勝かと注目を集めました。見事な18歳です。

ホールアウト後に感想をうかがったところ、かなり緊張しました、とのコメント。本当にそうかなと
思ってしまうほど、堂々としたプレーぶり。2年連続してベストアマに輝きました。彼女こそ、
この大会のコンセプトである「みらいをつくろう!」を体現する1人。今年プロテストを受ける
とのことで、これからの活躍が大いに楽しみです。





こうしたトーナメントの内容に加え、今年は、桜も満開。2日目こそ雨にたたられましたが、特に、
今日の最終日は、カラッと晴れ上がり、強い日差しを受けると暑いくらい。青空が広がり、
コースの美しさが際立ちました。このような様子が、フジテレビ系で全国放送されたことは、
温暖な宮崎の気候や恵まれたゴルフ環境を、全国に向けてアピールすることができたのでは
ないかと喜んでいます。

UMKの渡邉社長の強い思いで、地産地消方式で運営されているこの大会。宮崎の食の魅力を
アピールするブースも、多くのお客様で賑わっていました。2回目にして、昨年に引き続き、
素晴らしい成果を出すことができているように思います。この写真にある1番ホールのギャラリー
スタンドは、かつてない大きさで、F1グランプリで使われている頑丈なものだとか。いろんな
ところに、関係者の思い入れが込められています。

このトーナメントの実施にあたりご尽力いただいたUMKやアクサ生命保険株式会社をはじめ、
全ての関係の皆さんに心より敬意を表し、感謝申し上げます。







台北線の増便

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<1>
午前中、県の退職者辞令交付式。長年にわたり県の発展に尽力された144人が県庁を退職。
深い感謝の思いを込めて一人ひとりに退職辞令をお渡しし、新しい人生のスタートを見送りました。

例年、全員が立った状態で行われていた交付式。今年は、退職者に配慮して、初めて着席で
行われました。こういう細やかな配慮にも、県庁の<前進>があったということでしょうか(笑)。





退職者の多くは昭和51年前後の入庁。最も早い方で昭和43年。
一人ひとりのお顔を拝見していると、
様々なことが脳裏によみがえり、万感の思いがします。やはり、台風災害や官製談合事件、不適正
支出、口蹄疫など、艱難辛苦を
共にした当時の担当者には、感慨ひとしおのものがあります。





60歳定年と言っても、赤いちゃんちゃんこよりは赤いベストの方が似合うのではないかと思えるくらい、
昔、還暦を迎えられた諸先輩と比べると、今の皆さんは、とても若々しく、まだまだパワーみなぎる
という印象があります。

ご家族との時間を楽しんでいただきつつも、これからの第二の人生、これまで県職員として培った
知識や経験を生かし、より<積極的に>送られるよう期待しています。防災や福祉、環境などで
地域貢献していただくもよし、趣味を生かした社会貢献など、いろいろ考えられるかと思います。

こうして県を<卒業>されていく1人ひとりが、元県職員としての誇りのもと、それぞれのお立場で、
さらに県を発展させていく方向で力を発揮していただければ、宮崎県はもっともっと伸びていくと
信じています。

これからもお元気で、一県民として県政を見守り、叱咤激励いただきますよう、そして、充実した
第二の人生を送られますようお祈り申し上げます。



今日で、私の宮崎生活も10年になりました。 
ちょうど10年前のこの日、家族と共に宮崎に赴任。
空港からの道のり、林立するワシントニアパームや街を彩る花々に目を奪われ、宮崎牛を食べに
行ったお店で、宮崎牛はもちろんのこと、野菜の美味しさに家族一同で感動したことを懐かしく
思い出しています。
引っ越しの不安や不満を抱えていた子どもたちも、これで一気に宮崎ファンに。


  (赴任直後のH17.4.5、西池小学校前にて)


今日退職された方々の思いも引き継ぎ、これからも宮崎県を前に進めていかなければならないと、
決意を新たにしています。


<2>
チャイナエアラインの宮崎ー台北線、これまで週2便だったところ、今日から週3便に増便されます。
宮崎空港で記念のセレモニーが行われました。





平成22年1月から就航し、約4年が経過。これまで9万人を超える利用者がありました。口蹄疫や
新燃岳噴火、東日本大震災などの影響による搭乗率の低迷など、様々な困難に直面しながらも、
関係者が力を合わせて利用促進に取り組み、今年度の搭乗率は73.7%(2月まで)と高い数字を
維持しています。

昨年7月、政財界の訪問団を結成して台湾のチャイナエアライン本社を訪問、孫会長に路線の維持や
充実、増便を要望しました。このように早期に実現することができ、感慨深いものがあります。
ご理解とご協力いただいた皆さんに、深く感謝申し上げます。





今回、週3便に増便されることにより、鹿児島線(週4便)と合わせて、南九州全体でデイリー運航と
なります。それにより大きく利用の幅が広がり、多様な旅行商品を提供することが可能になります。

また、3月1日より、貨物の取扱がスタートしており、今後、本県の農畜産物をはじめとする県産品の
販路拡大も期待できます。

こうした国際定期便の充実は、台湾のみならず、台北を経由した香港やASEAN諸国など、チャイナ
エアラインのネットワークを通じて東アジアの国や地域との交流を拡大することが可能となり、
本県が進める「みやざき東アジア経済交流戦略」に大きく寄与するものです。

先日の東九州道「延岡~宮崎」の開通で、陸路の大幅な充実が図られたばかりのところ、
今日の国際定期便の充実により、空路についてもさらに利便性を高めることができました。
これまでご尽力いただいた方々に深く感謝を申し上げつつ、県をあげて、積極的な活用を図って
いきたいと考えています。


高速バス「ひむか」

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<1>
延岡ー宮崎高速バス「ひむか」の出発式が、宮交シティバスセンターにて行われました。






東九州道「延岡~宮崎」の開通を生かし、今日から高速バスが運行開始。開通後、約半月で迅速に
対応いただき、関係の皆さまに感謝申し上げます。

この高速バスは、宮崎交通とJR九州の2社共同運行。1日8往復16便が、延岡駅バスセンターと
宮崎空港(or
宮交シティ)を結びます。各社4往復ずつ担当し、約2時間で片道約2000円。
宮崎交通では新型車両を投入。パウダールーム付きトイレや、100V電源も装備されています。

トイレは最後尾。清潔なのはもちろん、この写真右のとおり、バスの横幅を使って、ゆったりした
スペースが確保してあります。左の洗面台の前が、パウダールームとしての空間。


 


この高速バス「ひむか」の運行により、公共交通の選択肢が増え、利便性が高まるとともに、災害時の
代替交通手段の確保など、県民生活の向上に期待が寄せられます。
来年度、東九州道が北九州まで
開通すること(予定)に伴う大分便などの実現も楽しみです。

今日のチキなん番長は、人形での参加。これからは高速バスを利用して、本人も来やすくなるかと(笑)。


 


今日の出発式は、特別に両社のバスが運行。関係者でお見送りしました。
チキなん番長も乗ってるん
ですが……わかリますかね。車体横の赤いペイントの上。






宮崎市街地では、宮崎駅や山形屋前などに加え、県庁前にも停車。ビジネス用途を考えていただいた
のでしょうか。今朝は、
宮交シティでの出発式でお見送りした後、県庁に戻ったら、ちょうど、その
見送った2台のバスが県庁前を通過していきました。再度、お見送り。

このところ、「ななつ星」のバスや、香港EGLツアーのバスなど、バスのお客様をお見送りする機会が
多くなっています。







今後、利用者のニーズに応じて、ルートや時間帯、便数など、随時検討、見直しがなされていくことと
思います。多くの方に愛用され、県政発展の礎となることを祈念しております。
http://www.miyakoh.co.jp/bus/express/himuka.html

http://www.jrkbus.co.jp/pdf/nobeoka1.pdf


<2>
県庁の新規採用職員の辞令交付式。141人(うち女性が50人)の若い力が、県庁に加わりました。
フレッシュな緊張感と高揚感が漂う県庁講堂。昨日の、いくらかホッと力が抜けたような退職者辞令
交付式とは、また違った空気に包まれていました。くっきりとしたコントラスト。


 


この職員たちは、最初から、東九州道「延岡~宮崎」が開通した宮崎県を舞台に、仕事に取り組む
ことができます。ヒト・モノ・カネの流れの面でも、移動の時間距離という面でも、これまでとは県職員
としての発想の次元が異なってくるのではないかと期待しています。「東九州の新時代」の申し子たち。

私が新規採用職員に対して話した内容は、およそ以下のとおり。
◯ これから退職まで30年、40年と勤め上げたときには、今日の辞令交付式に同席した幹部は
 誰一人として県庁にはいない。これまでの宮崎を築いた諸先輩に感謝しつつ、その思いや業績
 を受け止め、しっかりとバトンを引き継いで、次の世代へと受け渡していって欲しい。
◯ 宮崎が「東九州の新時代」をけん引するとの気概で取り組むこと。
◯ 「全体の奉仕者」との自覚を忘れず、折にふれて初心に立ち返ること。
◯ 心身の健康に気を付けること。
◯ 婚活を含めた(同期入庁舎の縁を大切に)自分の人生の充実を心がけること。

若さあふれ、次代を担う新規採用職員のこれからに、大いに期待しています。




<3>
新年度の知事訓辞。部局長などの幹部を前に、年度初めに際し、県政運営についての考えや
留意すべきことなどを語ります。年明けにも同様の機会がありますが、人事異動や組織体制が
改まって迎える新年度は、県庁組織にとって本当の意味でのスタートとなります。

一般の職員は、それぞれの職場で、庁内TV放送を通じて視聴。出先機関の職員には、録画した
ものを届けて見てもらうことになっています。





およそこんな内容を話しました。
◯ 新年度、私の一番最初の仕事は、高速バス「ひむか」の出発式。これが象徴しているように、
 東九州道「延岡~宮崎」の開通は、本県にとって大きなチャンスの広がるものであって、まさに
 「東九州の新時代」を迎えている。これを最大限生かしていきたい。
◯ 昨日は、チャイナエアラインの定期便が、2便から3便に増便された。台湾との路線の充実に
 とどまらず、台北経由で香港や中国本土、ASEAN諸国、さらには欧米など、海外への航空ネット
 ワークの充実を図ることができた。これをフルに活用していきたい。
◯ 全国的には、いわゆるアベノミクスによる景気の回復傾向が見られ、本県にも徐々にプラスの
 影響が出つつある。さらには、東京オリンピック・パラリンピックの開催決定も明るい話題。
◯ こうした追い風に乗り、これまで力を注いできた様々な取組の成果を、目に見える形でしっかり
 出しながら、さらに大きく飛躍する年にしていきたい。
◯ 当面、17年ぶりとなる消費税増税の本県経済社会への影響を注視したい。事業者については、
 適正な転嫁がなされるかなど、 相談体制の充実を。また、景気回復の腰折れを防ぐため、
 積極型で編成した新年度予算や補正予算の前倒し執行に努めて欲しい。駆け込み需要の
 反動減などを緩和するため、県職員としては歓迎会など積極的に街中でお金を使って欲しい。
◯ これから、TPPや憲法改正論議、道州制、IR法案など、国や県のあり方を大きく変えかねない
 議論が本格化する。ウクライナなど、冷戦後の国際秩序を変えかねない動向にも注意が必要。
◯ 県としては、山積する様々な課題に取り組み、「東九州の新時代」をけん引していきたい。
◯ 心身の健康に留意するとともに、それぞれの部署で自由闊達な意見交換ができる、風通しの
 良い職場づくりを心がけていただきたい。

だいたい7~8分だったようで、「新年度知事訓辞」としては、もっと話しても良かったかも
しれません。危機管理対応という意味での「常在危機」の意識の徹底、BCP計画をはじめ、
この異動の時期に真っ先に確認すべき防災上の役割等々。話し言葉というものは、
えてしてこのように、後になって、あれもこれも話しておけば良かったなどと思われるものです。


さて、新年度を迎え、私も心機一転、頑張ります!

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