<1>
みやざき大使の沖克洋さん(福岡市のフレンチレストランのオーナーシェフ)が、福岡市の
同僚シェフの皆さんと共に来県。
「宮崎を味わう料理人達 産地視察ツアー」として、2日間にわたり、みやざきプランドポークや、シロチョウ
ザメの生産現場、そして、口蹄疫メモリアルセンターなどを視察いただきます。
福岡市出身の沖シェフは、口蹄疫からの復興を目的とした福岡での募金活動の発起人となって応援いた
だきました。これをきっかけとして、その後も、口蹄疫復興チャリティイベントのプロデュースを行い、
県産食材を使用したフェアの企画や他の飲食店への呼びかけ、とりまとめなど、積極的に宮崎県のPRや
支援を行っていただいています。
今年も、8月の1か月間、福岡のレストラン10店舗と宮崎の食材のコラボレーション「宮崎マルシェ2014」
が開催されます。これは、福岡市内のレストランオーナーシェフグループのお店で、宮崎プランドポークや
シロチョウザメを使ったオリジナルメニューを提供いただくグルメイベントです。
昨夜の懇親会は下の写真のようだったのに、今日は、コック帽とコックコートでビシッと決めて知事室に
お越しいただきました。さすが、ガラッと雰囲気が変わります。
シェフの皆さんのプロの技で、生産者が丹精込めて育てた宮崎の食材の魅力を、多くの方々にお伝え
いただきたいと期待しています。よろしくお願いいたします!
<2>
宮崎牛を使用した4種類の商品が販売されます! ㈱南九州ファミリーマートとのコラボ。今日から
1か月間、本県と鹿児島県の全店舗(334店舗)にて。
商品は、〈直巻 宮崎牛焼肉〉〈宮崎牛の焼肉重〉〈宮崎牛のすき焼き風パスタ〉〈宮崎牛焼肉&たまご
サンド〉。最初と最後の商品は、おむすびとサンドイッチです。
私は、新商品のパスタとサンドイッチを試食。これは美味しい!甘辛いタレで、宮崎牛の旨味をタップリ
味わえます。もちろん、定番のおむすびと焼肉重も、贅沢な逸品。
今日はそのスタートにあたり、橘通東一丁目店でお昼頃、試食品を配布させていただきました。
ひぃくん宮崎牛パージョンをはじめ、みやざき犬もお手伝い。今日も、みやざき犬ファンの皆さんが
何人か。いつもありがとうございます。
宮崎マルシェ2014(福岡市)
都農神社夏祭
<1>
都農町の河野町長にお声がけいただき、初めて都農神社夏祭に参加しました。
永友宮司や奉賛会会長の河野町長と一緒に、御神輿のお宮入りに同行させていただきました。
まずは、法被と鉢巻で身支度。この夏祭に県知事が参加するのは初めてではないかとのこと。
行列は笛の音でスタートします。その笛を吹かせていただきました。初めての参加で、夏祭全体の
様子や、どんな吹き方をしたらいいのかなどわからず、皆さんに言われたまま。かなり緊張。
時折強い雨が降ったり、止んだりという天候の中、驚くほど多くの方が沿道に出て、行列を見守って
おられました。毎年、夏祭は8月1日と2日と日程が決まっていて、町外に住んでおられる方も、この日に
合わせて帰省されるとのこと。普段目にしたことがないほど多くの若い人達が街にあふれ、御神輿を
かつぎ、また、沿道で声援を送っておられました。世代から世代へと伝えられ、この夏祭が、地域の絆と
なっていることを実感します。
日向一之宮の都農神社。その夏祭は、思った以上にワイルドで、荒々しさも感じられました。人々の
エネルギーがほとばしっています。
その一方で、この写真。ご神体をお納めする場面では、静寂な祈りに包まれました。夏祭全体が、
神事により、すっと一本の芯が通っている印象。
行列で歩いているとき、沿道の妊婦さんから、もうすぐ赤ちゃんが生まれるのでお腹を撫でてください
と頼まれました。しかもお二人から(!)。こんなリクエストは初めてです。恐縮しつつも、私で良ければ
という思いで、良い子が産まれますようにと祈りを込めさせていただきました。
温かく受け入れてくださり、楽しい時間を過ごさせていただきました。河野町長をはじめ都農町の
皆さんに、心から感謝申し上げます。
以下の写真は、三輪隆之都農町議のフェイスブックから拝借。いい写真を、ありがとうございました。
<2>
都農町に向かう前、久しぶりに家族でボウリング。
そうしたら、何と200超えを記録! しかも1ゲーム中にターキーを2回! これは自己記録。
1ゲーム目は106で、まあこんなもんかなと思いつつ2ゲーム目へ。そうしたら、いきなりのターキー。
途中、1度途切れても、後半持ち直すことができました。最後をもう少し美しく締めくくりたかったところ。
最近では、ごくたまに行うボウリング。スコアは、せいぜい100台前半というところ。今日は集中できて
いたのか、ツボにはまったのか、まさかの200超えでした。いつ以来のことか…。
よくボウリングをしていた就職直後の宮城県庁時代を懐かしく思い出しました。
拉致問題解決のための大集会
<1>
「すべての日本人を返せ!拉致問題解決のための大集会」が、南九州短期大学の大講義室で
開催されました。
家族会の増元照明事務局長や、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表、林田・水居家族連絡会の
水居徹さんによる最新情勢の報告と、意見交換が行われました。知らなかったのですが、増元局長の
奥様は、本県出身の方ということです。
本県でも、青島海岸が拉致の現場となったほか、拉致の可能性が否定できない特定失踪者が4名
おられます。それ以外にも、様々な疑わしい事例があるとのこと。
5月末に拉致問題再調査の日朝合意が締結され、北朝鮮が特別調査委員会を設置したことが確認
されています。大きな前進ではあるものの、決して油断はできず、特定失踪者を含めた拉致被害者
全員の帰国に向け、国をあげて全力で取り組んでいく必要があります。
この問題に関する外務省の担当課長は、私の大学時代の同級生。ゼミ(憲法、国際法)も勉強会も
一緒でした。先日、外務省で久々に再会。激務で大変そうでしたが、国家的な課題の解決に向けた
頑張りを期待して激励したところです。
国の交渉の後押しとなるよう、国民のこの問題に対する理解を深め、さらに世論を喚起すべく取り組
んでまいります。
<2>
九州ブロック学校保健・学校医大会。学校医の皆さんには、子どもたちの健康管理や保健衛生の向上に、
多大なるご尽力をいただいています。深く敬意を表します。
<3>
久々のラン。さあ走るぞと、気合を込めてセルフィー(自分撮り)。
ここまでは良かったのですが……走り始めるやいなや、土砂降りに。確かに、2~3時間前は晴れていた
のに、徐々に黒い雲が広がってきてはいるなと思ったのですが。まあ、夏の雨は、シャワーと思えなくも
ありません。これだけの雨の中を走ったのは、かなり以前、何かのレースに出場したとき以来か。
左の写真、橋の欄干から勢い良く水が流れ落ちています。水かさが随分増した大淀川。堤防の道も
水たまりだらけに。
北部九州フロンティアオフィス
<1>
福岡県豊前市に設置した「宮崎県自動車産業北部九州フロンティアオフィス」の開所式。
北部九州の自動車生産台数は約134万台(H25)、国内生産の約14%を占めています。今回のオフィス
設置は、東九州道の開通効果を生かすための取組で、県内の自動車関連企業(県内に約70社)に営業
拠点を提供し、北部九州に集積する自動車関連産業への参入や取引拡大を支援するものです。
今日は、九州北部に立地する自動車メーカーをはじめ、九州経済産業局や、福岡、大分の両県、
地元豊前市の関係者などに参加いただき、盛大に開催することができました。
「蟷螂の斧」という言葉が浮かんでくるほど、自動車産業への参入は、生やさしいものではないと考えて
います。それでも、高い目標を設定し、県の総力を結集して何とか道を切り開いていきたいと思います。
そんなことを考えていたら、挨拶の中で、つい昨年の延岡学園の活躍について触れてしまいした(笑)。
5室用意したフロンティアオフィスには、まず花菱塗装技研工業、山洋製作所、クリエイティブマシンの
3社に入居いただきます。
開所式の後は、宮崎の誇るマンゴーや日向夏、ライチなどでおもてなし。一気に距離の近づいた宮崎の
味覚を楽しんでいただきました。
豊前市の場所や市域は、このようなところ。道の駅には、延岡市のポスターが貼ってありました。
その後、ダイハツ九州株式会社を訪問。魚井取締役相談役や水谷社長ほかの皆さんに、同社から
取引推進アドバイザーを派遣いただくことなどについて、お礼のご挨拶。自動車産業への参入を
目指す本県の取組に対し、今後のご支援をお願いしました。
ダイハツ九州株式会社におかれては、ダイハツの販売する自動車の約5割を生産されているとのこと。
応接テーブルの上には、これまで中津工場で生産されてきた車種のミニカーが置かれてありました。
魚井相談役をはじめ、東九州道の開通効果を極めて高く評価され、フロンティアオフィスの取組に
エールを贈っていただきました。いよいよ、これからが勝負です!
本社の入口(左)にも、中津駅コンコース(右)にも、ダイハツが誇るエコカー「ミラ イース」が置かれて
いました。リッター30kmの低燃費車とのこと。ゆったりした後部座席の作りにも、90度開くドアにも、
様々な技術の粋が感じられます。
<2>
中津駅から特急ソニックで約30分。小倉駅で新幹線さくらに乗り換え、鹿児島中央駅まで約1時間40分。
3時まで大分県中津市で仕事をしながら、6時半から鹿児島市で開催される九州地域戦略会議の
夏季セミナーに間に合うわけです。新幹線の威力たるや。
中津駅で目立った地元のPRは、福沢諭吉と黒田官兵衛。中津出身の福沢諭吉は、駅前広場のみならず、
ホテルの屋上にまで銅像が立っていました。何やらご利益がありそうな雰囲気(笑)。
大河ドラマで注目の黒田官兵衛は、初代中津城主とのこと。10~11月頃に、豊前市や中津市が
舞台となる見込みのようで、いろいろなグッズやお土産が山のように販売されていました。
「あ!官兵衛」、シャレが効いていて、いいですね。着ぐるみには難しそうですけど。
中津近海ではハモがよく獲れるようで、「はもの里中津」をアピールし、駅の構内の水槽には、2匹の
ハモが泳いでいました。このハモたち、どんどん更新されるのか…。
<3>
恐るべし鹿児島! 「ぐりぶー」と「薩摩剣士隼人」が、からんでいます(笑)。
九州地域戦略会議の夏季セミナー、懇親会の冒頭は、ぐりぶーショー。鹿児島弁や鹿児島の魅力を
ネタに、まさかの共演。ちなみに、私は「幻魔神狐ヤッセンボー」ファンだったりします。もちろん、
「天孫降臨ヒムカイザー」の大ファンなのですが、みやざき犬とのからみとなると、ちょっと……。
しかも、「ぐりぶー」と「さくら」は先日結婚したばかりの新婚さん。徳之島にハネムーンに行ったとか。
子育て機運の盛り上げのためと、今後、〈そういう展開〉も検討されているとか。
う~ん、鹿児島、やりますね(笑)。
<4>
左は今日の夕方、右は翌朝の桜島。残念ながら、いつもの雄大な姿を拝見できず。
またの機会を楽しみに。
幼稚園の先生
<1>
全国私立幼稚園連合会九州地区会の教師研修大会・宮崎大会。約1200人が参加し、
盛大に開催されました。会場を埋める先生方は、ほとんどが女性。華やいだ雰囲気となりました。
冒頭、宮崎県を紹介する映像が流され、その中で幼稚園の様子が映し出されました。自分も私立
幼稚園でしたし、3人の子どもたちも、埼玉と宮崎で私立幼稚園にお世話になりました。
それぞれの思い出が脳裏をよぎり、思わずウルウルしてしまいました。
自分の幼稚園の先生は、今となっては名前も顔もよく覚えていませんし、今でも年賀状のやりとりを
している小中高の先生とは違って、連絡も取っていません。もちろん大好きな先生方でしたが、
小学校以降とは、先生とのその後の接し方がどうしても違ってきます。それでも、楽しかった思い出や
温かく包まれていた記憶というか肌触りのようなものが確かに残っています。
幼稚園の先生方の側からすると、そのような寂しい面があるかもしれませんが、子どもたちにとって、
自分が大切にされた、優しくされた、そして楽しく過ごした記憶というのは、確実にその後の人生の
糧となっているはずです。乾いたスポンジのような、何でも吸収する子どもたちは、とても大事な時期を
幼稚園で過ごすことになります。ぜひとも、慈しみ、抱きしめ、愛してあげて欲しい、温かい記憶を
刻み込んであげて欲しいと願っています。
<2>
漁港漁場協会の総会。水産業の振興のための基盤整備に取り組みます。
<3>
畜産新生会議。口蹄疫からの再生・復興にあたり、「畜産の新生」を目指し、関係団体と意見交換。
これまでの進捗状況を確認するとともに、宮崎牛や宮崎ブランドポークの販売戦略について、
意見交換を行いました。
サーフィン世界大会
<1>
世界プロサーフィン連盟(ASP)の近江俊哉日本支局代表が来県。10月に開催される世界大会
「ASP公認 MALIBU HYUGA PRO」について説明いただきました。
「ASP公認 MALIBU HYUGA PRO」は、10月11~13日、日向市のお倉ヶ浜海岸にて、国内外の
トップ選手約100名が参加して開催されます。ショートボード、ロングボードともに、世界チャンピオン
を決める世界ツアーへの出場権を目指して競われる大会となります。
宮崎は、日本でも有数の波に恵まれている場所。それに加えて、駐車場やシャワー、トイレ等の
施設も充実しているとの評価。サーフィンのメッカとして、もっと魅力をPRしていきたいところです。
私も、「波旅宮崎~初めての宮崎サーフィン」という動画で、体を張ってアピールしてます(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=9qhfITB7zAA
<2>
県庁内の提案制度「提案・かえるのたまご」の知事審査。政策提案や事務改善、行財政改革など、
県職員からの提案を受け付け、職員間の投票等を経た9件について、知事、副知事などを前に
本人がプレゼンし、審査を行います。
知事賞を受けたものなど、これまでにも具体化された提案がいくつもあります。毎年、今年はどの
ようなアイデアや気付きが出てくるだろうか、どのような提案者がどのようなプレゼンをし、どんな議論が
できるだろうかと、私にとってはワクワクする楽しみな時間。
今年も、身近な経験や気付きから具体化した提案、世の中のトレンドを踏まえた新しい取組の提案、
県政の課題に対するユニークなアプローチなど、様々な内容のプレゼンが行われました。
夫婦の職員2人からの共同提案もありました。子どもと一緒に各家庭で防災計画を作り、イザという
ときに子どもたちが持って逃げることができるようにラミネート加工して置いておくという提案。
その着眼点も、実践の状況も、その応用可能性という点も優れており、めでたく知事賞を獲得。
この9件のみならず、いろいろな提案を寄せてもらった職員の皆さんに感謝します。引き続き、
いろいろなアンテナを張り巡らし、アイデアや工夫を凝らし、県職員の力を結集して県政を前進させて
いきたいと思います。
<3>
町村会との意見交換会。私から県政の課題と展望について説明した後、質疑応答が行われました。
このように1人ポツンと座り、町村長にぐるり取り囲まれた配席ですので、いささか心細い感じでは
あります(笑)。
おかげさまで、12月に予定されている知事選に向け、町村会として力強く背中を押していただきました。
心より感謝申し上げます。
企画展「戦場の兵士たち」
<1>
九州地方整備局の金尾健司局長との意見交換会。
金尾局長からは、九地整が県内で進める道路、河川、砂防、港湾、空港等の事業について説明を
いただきました。こうして全体の説明を受けると、かなりの事業に取り組んでいただいているものです。
私からは、改めてこれまでの取組に対するお礼を申し上げるとともに、本県には、まだまだ進めるべき
インフラ整備が多々あることから、さらなるお力添えを要望させていただきました。
(クールビズ期間ですし、ぜひ上着をおとりくださいとお願いしたのですが。。。こちらだけ涼し気な
格好で恐縮です。)
<2>
行財政改革懇談会。これまでの取組に対する意見や質問をいただくとともに、新たに策定する
予定の行財政改革プランに対する意見をいただきました。
委員から指摘があったのは、県の取り組む行革に対する県民の認知度の低さ。行財政改革は、どのよ
うな状況であろうと、不断に取り組むべき課題。ただ、不適正な給与や定数、不適正支出、入札改革等、
世の中の大きな注目を集める中で取り組まれる深刻な課題がない状況においては、いくら様々な取組を
進めていても、なかなか県民の間の認知が高まらないという悩みがあります。
行財政改革に関係する最近のトピックスとして思いつくものをあげると、総合運動公園のネーミングライツ
や、ハローワークとヤングJOBサポートみやざきの連携、提案・かえるのたまごによる職員提案、
くるまthe談義による県・市町村の連携推進など、いろいろな取組は進めています。
大きな話題となっていないというのは、深刻な課題・問題に直面していないことの裏返しなのかもしれま
せんが、こうした改革は、県民の皆さんのチェックや意見、提案を踏まえて進めるべきもの。その認知度を
どのように高め、どのように県政への参加をいただくか、これからも重要な課題として受け止め、工夫を
していきたいと思います。
<3>
台風第11号の接近に伴い、午後予定されていた西米良村での「ふれあいフォーラム」や、都城市で
予定されていた「後方支援シンポジウム」、さらには、土曜日に予定されていた「じんけんハートフル
フェスタ2014」が延期・中止となりました。
この日の午後、日南海岸は、大荒れの天気。強い風にあおられ、猛々しい白波が岸に押し寄せて
きていました。日向灘は、普段とは表情が一変。雨は降っていません。
<4>
県立図書館にて「戦場の兵士たち 陸軍従軍カメラマン小柳次一の見た戦争」を開催中。
晩年を川南町で過ごした小柳次一さんが、陸軍の従軍カメラマンとして撮影した写真55点を展示。
その他、県遺族連合会が保存している戦没者等の遺品約50点(遺書や家族にあてた手紙等)も
展示されています。
それぞれの故郷の方角に向かって別れを告げる義烈空挺隊員や、出撃前に笑顔を見せる准尉など、
ズシッと心に響く写真が並びます。
これらの写真が伝えるものを、現代の我々がしっかり受け止め、平和への誓いを新たにしていかなくては
ならないと痛感します。この企画展は17日まで。
市町村との対話
今日は、五ヶ瀬町成人式のビデオメッセージ収録と、宮崎市長の要望を受けた後、日向市と美郷町
にて、役場の幹部職員との対話集会「役場でくるまthe談義」。その後、椎葉村に向かい、東臼杵
ブロックの首長との「円卓トーク」。今日は終日、市町村と向かい合う対話の1日。
話題は以下のとおり。ご協力に感謝申し上げます。
・南海トラフ地震津波対策の津波避難タワー整備等への県の財政支援
・細島工業団地に立地する企業の津波対策
・避難施設を兼ねた県立体育館の整備
・森林整備加速化基金事業の継続
・木材流通の仕組みづくり、再造林の取組み
・東九州道の開通を活かすための産業政策
・人口減少、人口流出対策
・ものづくり系の高等教育機関の県北への設置
・へべずのブランド化、全国へのPR
・地元企業と連携したキャリア教育
日向市役所の入口にて、日向市出身の青木宣親選手のユニフォームと、「ノリ・メーター」
「ウチ・メーター」を発見。
「ノリ・メーター」「ウチ・メーター」は、それぞれ青木宣親選手と内川聖一選手の、今シーズンのヒット数。
内川選手は、年明け、日向市で合同自主トレを行っておられます。
今のところ、ヒット数では内川選手がリードしている状況ですが、それぞれチームの勝利に貢献する
素晴らしい活躍ぶり。青木選手は、昨日、2安打3盗塁の活躍! 応援にも力が入るというもの。
日向市ゆかりの2人の選手、今後のさらなる活躍が楽しみです。
<2>
美郷町での「役場のくるまthe談義」。
話題は以下のとおり。ご協力に感謝申し上げます。
・町村合併後の町のあり方
・町内商工会の今後の体制
・所有者不明の土地の整理の仕組み
・国道388号線未改良区間の整備
・韓国をターゲットとした観光誘客の取組み
・中山間地域の実情を知る県教育委員の選任
・家業を継承する就農者への支援
・移住政策の強化
・干し椎茸生産の経営安定化、消費拡大
・鳥獣被害対策
・地域医療、福祉の充実
<3>
椎葉村にて、東臼杵ブロックの首長との円卓トーク。
市町村長から提案された意見交換のテーマは、以下のとおり。
・東九州自動車道開通後の取組について
・人口減少対策について
・農林水産業の担い手対策について
・森林林業の振興について
椎葉村にて南極の氷! 東臼杵ブロックの首長との「円卓トーク」後の懇親会にて。椎葉村に住んで
おられる方のお子さんが南極に行かれたとのこと。南極の氷、私は初体験。
プチプチと気泡の弾ける音が、たまりません。南極の氷は、雪が固まったもので、4~5万年前の空気を
気泡として含んでいるそうです。クロマニョン人の頃でしょうか。
その貴重な氷でいただいたのは、諸塚村の焼酎「園の露」30度!
民俗学のメッカ椎葉村にて、太古の地球に思いを馳せた夜。
夏季休暇~広島帰省
12日から3日間、夏季休暇をいただきました。美しい霧島連山を愛でつつ、福岡経由で実家の呉市へ。
両親が健在ですし、やはり顔を見せておかないと。
「ヒューマン・コンシャス」ジャパンFMネットワークの、このラジオCM、聞くたびにドキッとします。
「年に1度、親の顔を見る。もし後、親が30年生きるとしても、後30回しか会えないという事実。
親は気づいているのだろうか?」
自分の子供達も、こうして一緒に過ごす時間は、同居という意味でも人生という意味でも、あとどれぐらい
残されているだろうかと、しみじみ考えたりします。今できることを精一杯ですね。
実家で待ち構えているクロベエ。少し胴回りがふっくらしたかなとの印象を受けつつも、やんちゃな
野性味は失ってません。良かった!
でも、右の写真、私の足を噛みにきては困ります(笑)。今回も、すねのあたりは、かなり傷だらけに。
遊び相手が増えて大歓迎!といったところでしょうか。
実家に戻って、パッと地元紙(中国新聞)を開いたら、宮崎と広島との交流の話題。ちょっとうれしい。
戦時中、宮崎で陸軍の任務についていた広島出身の軍人と、宮崎市の農家との交流。農家のご夫婦
が亡くなった後も、その息子さんやお孫さんとの交流が続いているとのこと。相手を思いやる気持ちの
やり取りが、世代を超えた絆となっています。心温まる話。
呉での夏休みのお約束は、甥っ子や姪っ子を連れて行く呉二河プール。この3年間の写真を並べて
みました。子どもたちの成長、こうして見ると早いものです。2枚目の去年と3枚目の今年を比べると、
左端の私の次男が長男に変わり(それぞれ受験を前に不在)、右端に甥っ子が追加されてます。
二河プールで私のお気に入りは、ゆったりと泳げる50mプール。昭和26年の広島国体で整備された
年季もの。地下水利用の50mプールはとびきり冷たく、透き通っています。蝉しぐれを浴びながら、
このプールで泳ぐのが、私にとってこの上ない夏の楽しみの1つ。今年も、ほぼプライベートプール状態。
自分の泳ぎをチェックしようと、長男に動画を撮らせてみました。結構、頑張って泳いでいるつもり
だったのに、ゆったり泳ぐクセがついてしまい、のんびりスイムになってしまっています。
手の運びや水中姿勢、息継ぎ時に頭が上下に動いていないかとか、チェックポイントは多々。
海も楽しみの1つ。倉橋島の桂浜海水浴場へ。台風の影響か、海水の透明度は低く、水中にゴミが
浮遊している状態。昨年、高い透明度で、多くの魚ウォッチングが楽しめたのとは違っていました。
それでも、海水浴には様々な楽しみ方が。
ハチ(蜂)のバトル! 海浜の松の木のうろに作られたハチの巣の前にて。
大型のハチ4匹が周囲を飛び回り、そのうちの1匹が、隙をうかがうかのように巣の前でホバリング。
これに対し、巣を守る何十匹ものハチが、一斉に体を震わせて威嚇?しています。
百田尚樹さんの小説「風の中のマリア」を思わせる場面。小説の中では、主人公マリアらスズメバチが
ミツバチの巣を襲撃し、攻撃してくるミツバチを次々と噛み殺して巣を乗っ取り、エサを確保するという
展開。
このハチの種類も、その戦略も、よくわかりません。この後、どのような展開となったのか、残念ながら
確認できませんでしたが、昆虫の世界の戦いに興味津々でしばらく観察。
今回の帰省では、家族の間で卓球がプチブームに。娘(中1)が卓球部に入ったということもあり、
卓球部OBの私も弟も、<昔とった杵柄>とばかりに指導したところ。甥っ子姪っ子も加わって、
トーナメントが開催されました。この卓球台が置かれている場所は気にせずスルーしてください(笑)。
広島の<My Favorite Things>を堪能した3日間。3日間の夏休みをいただいたことに、また、
天気に恵まれたことに感謝。
「高千穂の夜神楽」ブラジル公演へ
「高千穂の夜神楽」ブラジル公演団の出発式。ブラジル宮崎県人会の創立65周年記念式典で
披露するため、14名の公演団が宮崎空港を出発。関係者とともにお見送りしました。
今回の公演は、昨年亡くなったブラジル宮崎県人会の前会長、谷広海さんのたっての要望を受けて
実現したもの。谷さんは、ご家族と毎年来県され、ブラジルとふるさと宮崎との架け橋として活躍
いただきました。心からの感謝を捧げ、ご冥福をお祈り申し上げます。
ブラジルの日系社会では、1世の方々から伝えられた日本の古き良き伝統(言葉や生活習慣等)が、
日本以上に残されていると聞きます。宮崎で長きにわたり、保存・継承された神楽は、本県を代表する
郷土芸能。これを披露することで、それぞれの伝統が呼応し合い、刺激し合い、感動と感激と、そして
新たな展開がもたらされる公演となるよう祈っています。ブラジル県人会の皆さんに、変わらぬ
ふるさと宮崎の宝を堪能いただきたいと思います。
子ども知事
<1>
3人の小学生に「子ども知事」を委嘱。知事の仕事体験として、「提案 かえるのたまご」の表彰を
行ったり、応募作文の提案内容について意見交換を行ったりしました。
「子ども知事」を選ぶにあたり、自分が知事になったら、未来の宮崎県をこうしたいというアイデアを
作文で募集しました。この3人の子どもたちが提案してくれた政策の内容は、次の3点です。
<宮崎県版就労体験型施設「ひむかニア」をつくる>
<障がい者に優しい県づくり>
<宮崎県に路面電車をつくる>
全ての提案が、単なる思いつきではなく、自分の体験に基づき、それを宮崎に適用するためのアイデア
として提案されていることに感心。また、宮崎県らしい就労体験として、例えば都城であれば大弓作りに
チャレンジしてもらうとか、「ひむかニア」で使う紙幣のデザインを考えたりとか、路面電車については、
具体的なルートや運営時間、料金なども提案するなど、具体的な提案をしてくれたことにも、さらに感心。
宮崎の子どもたち、大したものです。
知事の椅子に座った感想は?と聞かれ、<河野知事や歴代の知事の思いが伝わってくるようなイス
です>などと、驚くような回答も(笑)。右の写真は、「提案 かえるのたまご」の表彰の様子。
最後は、地産地消弁当を一緒に食べながら、和やかにフリートーキング。
<知事は、子供の頃はどんな子供だったのか?>
<なぜハーバード大学に留学しようと思ったのか?>
<就職して最初に経験した仕事は?>
<口蹄疫のときに寄せられた義援金等は、多くの金額が農家に配られたのか?>
<いつもお昼ご飯は、何を食べているのか?>等々、
いろいろな質問をいただきました。その内容にも驚きと感心と。
参加された皆さん、ありがとうございました。それぞれの夢に向かって、これからも頑張ってください!
<2>
世界的なソプラノ歌手の中丸三千繪さんが来県。10月13日にメディキット県民文化センターで開かれる
リサイタルについて報告いただきました。
中丸さんは、1990年、世界最高峰の声楽コンクール「マリア・カラス・コンクール」で、イタリア人以外
として初めて優勝されています。今回、宮崎では初めてのリサイタルということで、意外でした。
<リサイタルではどんな曲を歌いましょうか?知事は何かリクエストあります?>
<パンフレットには、なじみのある曲が並んでいて、いいですね。マリア・カラスというイメージから、
「ノルマ」なども、どうでしょうか。>・・・などと、しばし音楽談義。オペラ好きの私としては、ワクワク。
中丸さんには、以前、宮崎市内で講演会をされたときや、先日、阿蘇で開催された九州未来会議の
ときなど、何回かお会いしています。ソプラノ歌手としての経歴や実力もさることながら、体育会系の
ような体力づくりへの取組やきっぷの良さ、率直な発言など、歌姫ディーバとしての印象とギャップを
感じるような素顔が印象的でもあり魅力的です。また、社会の問題全般に対し強い関心を持ち、
様々な活動に取り組んでおられます。
今回も、広島市で発生した土砂災害のことに言及され、何とか防ぐ手立ては無かったものかとか、
防災に対する住民の意識を高めるにはどうしたら良いかとか、コンサートの話をしに来られたはず
なのに、防災対策についての意見交換となりました。10月のコンサートの際、曲の合間にトークを
して、聴衆に防災意識の啓発をしようかなどともおっしゃっていました。
いずれにせよ、10月のリサイタルが楽しみです。
<3>
高千穂峡の遊覧ボート、営業を再開しています!
内倉町長や緒嶋県議に案内いただき、仮設歩道橋など、現地を視察させていただきました。
7月、ボート乗り場に通じる歩道に落石があったため営業を停止。様々な対策が検討されてきました。
安全確保のため、これまで使われていたボート乗り場までの道は、しばらくの間、閉鎖となります
(上の写真)。さらなる落石を防ぐため、治山事業により対策を講じることとしています。
このたび、この場所を避けてボート乗り場まで降りていく仮設歩道橋が完成。水量が増えていたこと
から再開を見合わせていたところ、川の水位も下がったため、20日から営業を再開したとのこと。
高千穂峡は、本県を代表する観光スポット。しっかりと安全確保対策に取り組みつつ、多くのお客様に
楽しんでいただきたいと思います。
<4>
宮崎県建設業協会の青年部連合会の大会。高千穂にて、若さと熱気あふれる大会が開催されました。
各支部の活動報告も、懇親会のアトラクションも、大いに楽しませていただきました。これからの
建設業界を支える若い力、とても頼もしく思われました。
消防操法大会 &防災士ネットワーク
<1>
宮崎県消防操法大会が開催されました。これは、消防団による火災消火を想定した基本操作の
訓練のための大会です。防火水槽から給水し、火点と呼ばれる的をめがけて放水し、撤収するまでの
一連の手順の正確さと速さが競われます。今日の大会は、全国大会の出場を目指し、県内各ブロック
大会を勝ち抜いた精鋭により競われる県大会です。
各支部代表としてのプライドをかけて、全国大会を目指し、熱い熱い戦いが繰り広げられました。
市町村長や各議会関係者、ご家族など、それぞれの支部代表の応援に駆けつけておられます。
この大会は、動作の手順や動きの正確さ、チーム全体の統一性、的を放水して撤収するまでの
速さなどがチェックポイント。この炎天下で全力疾走です!家族や同僚団員など、心配そうに
見つめる多くの応援団から、「よしっ!」「頑張れ!」と気合い入れの声がかかってます。
一種独特の世界ですが、その真剣な姿を拝見していると、何やら熱いものがこみ上げ、心打たれます。
どうか日頃の猛練習の成果を存分に発揮されますよう、そして、それが本県の防災力の向上に結び
つきますよう祈っています。
ところで、大会会長として、この消防服に身を包むと、広島の土砂災害で懸命の捜索・救助活動にあたる
自衛隊や消防、警察など、過酷な現場で奮闘しておられる方々のことが一層身に迫ってきます。
一刻も早い救助に結びつきますよう、心よりお祈り申し上げます。
<2>
「NPO法人宮崎県防災士ネットワーク」の設立記念式典。
本県は、全国に先駆けて防災士によるネットワークが築かれ、防災に関する人材育成や地域防災
活動の支援、防災訓練や防災啓発フェア等への参加など、様々な活動が行われています。
平成19年に32人でスタートされ、今や県内9支部792人にまで会員が拡大しています。
このネットワークは、平成17年の台風災害、18年の竜巻災害等を契機として設立されることに
なったとのこと。その経過は、17年に宮崎に赴任した私と同じ歩みであり、改めてぐっと親近感を
抱いたところです。
このたび、全国で初めて、NPO法人として体制を整えられました。ここに至るまでの猪狩理事長
をはじめとする関係者の熱心な取組、ご尽力に対し、心より敬意を表し感謝を申し上げます。
(上の写真は、NPO法人宮崎県防災士ネットワークのフェイスブックよりお借りしました。)
自助・共助・公助を原則として社会の防災力を高めるにあたり、十分な意識と一定の知識・技術を
習得した「防災士」。相次ぐ自然災害により地域防災への関心が高まる中、その要としての防災士
には、大いに期待が寄せられています。本県では、県の計画としては初めて、減災計画の中に宮崎県
防災士ネットワークとの連携を位置づけたところです。今後ますますの活躍をお祈り申し上げます。
おもてなしプロジェクト講演会
「スポーツランドみやざき」を展開する本県では、6年後の東京大会を好機ととらえ、宮崎の魅力発信や
発展に結びつけていくため、「おもてなしプロジェクト」として有形無形の財産づくりに取り組んでいます。
今日の講演会では、冒頭、このプロジェクトの考え方や取組内容について、以下の3つの柱に沿って、
私の方でパワーポイントを使ってプレゼンさせていただきました。
1 宮崎の強みを生かした東京大会への貢献
2 宮崎の魅力向上
3 スポーツランドみやざきの推進
その後、日本スポーツツーリズム推進機構の中山哲郎事務局長に、「オリンピック・レガシー(遺産)を
築くために」と題して、また、スポーツジャーナリストの増田明美さんに、「選手がよろこぶおもてなし」
と題して講演いただきました。
オリンピックをばじめとするスポーツの国際大会に関わってこられた中山さんは、オリンピック・レガシー
(遺産)の考え方をはじめ、過去のオリンピックのデータや事前合宿の開催状況、観光の動向等に
ついて、豊富な資料をパワーポイントで示してプレゼン。
事前合宿の経済効果はさほど大きくなく、社会的効果を重視すべきこと、日本のおもてなし体制は、
必ずしも高い評価を得ておらず、外国語対応やWiFi環境整備、情報発信等の努力が必要であること、
2年後のリオデジャネイロ大会では、東京大会の合宿等の受入体制についての情報提供をする
段取りとなることなど、具体的なチェックポイントの指摘をいただきました。
増田明美さんは、ご主人が日南市のご出身。トレーニングでいらっしゃった選手時代に加え、今は
たびたび里帰りで来県されているとのこと。あふれる宮崎愛をもとに、これまでの経験を踏まえつつ、
本県の取組に対するアドバイス、提案をいただきました。宮崎の人の温かく、優しいおもてなし、
その人の力が、他にはない強みだと指摘いただきました。うれしいですね。
他県と差別化を図りつつ、その強みを生かすためにも、また、教育効果等を考慮して、宮崎県は
パラリンピックへの対応に力を入れてはどうかという提案をいただきました。なるほど、慧眼!
増田さんについては、これまで、宮日の「客論」で寄稿コラムを拝見し、また、テレビでの解説等で
お話をうかがうにつけ、物事のポイントを的確につかみ、気配り目配りに優れた方という印象を
受けていました。こうして直接お話をうかがい、宮崎についての話題や提案をしっかり用意して講演に
臨まれた様子を拝見することで、改めてその誠実なお人柄に感心しました。また、明るく、ユーモアに
あふれたお話にも惹きつけられます。素晴らしい!
お二人から示唆に富むお話をうかがうことができ、また、今後とも本県のアドバイザーとしてご指導
いただくきっかけともなり、とても有意義な講演会となりました。心より感謝申し上げます。
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椎葉村での「ふれあいフォーラム」
<1>
椎葉村にて、住民との対話集会「ふれあいフォーラム」。
市町村の持ち回りで開催される東臼杵ブロックの首長との「円卓トーク」が、今年は、今月11日、
椎葉村で行われました。また、役場の幹部との「くるまthe談義」も7月7日に実施。ということで、
この2か月ほどの間に3回も椎葉村入り。またまた来ましたという感じ(笑)。
東九州道の宮崎市以北が開通したことにより、県全体として縮まった時間距離を実感しています。
宮崎市内から車で約2時間20分というところ。
今日の話題は以下のとおり。今日のフォーラムは、途中で途切れることも無く、しかもこのようにかなり
多くの項目について質問等がなされました。参加いただいた皆さんには、心より感謝申し上げます。
・貴乃花部屋の合宿、相撲文化の発展、相撲合宿を通した椎葉の魅力発信
・和牛農家の減少、高齢化対策
・県主導による家畜市場の合併推進
・TPPに対する考え方
・干ししいたけの振興策
・県境を越えた熊本との交流促進のための道路整備
・防災の観点から山林作業道の維持管理
・村外への通院、通学等に対する支援
・施設園芸農家への補助要件の緩和
・沿岸部における津波対策、避難に関する分かりやすい表示の整備
・国道327号線の沿道整備
・地元建設業者の受注機会の拡大
・中山間地域での農地集積のあり方
・県出先機関の維持
・女性教員の働きやすい環境づくり
・鳥獣被害対策
・地域の活力の維持
・有害鳥獣捕獲に対する助成の延長
・女性の社会進出における婦人団体の役割
・干ししいたけセールスにおける県外事務所のサポート
・ゲリラ豪雨など災害情報の迅速な提供
・全国戦没者追悼式への遺族の複数回出席
<2>
ふれあいフォーラムの始まる前、お昼ごはんは椎葉そば。美味しかった!
<3>
みやざき大使をお願いしている中原弘光さん(イタリアンのシェフ)が知事室に。
これまでの活動報告をいただくとともに、今後の宮崎のプロモーションなどについて意見交換。
青島でのファッション&グルメイベントなど、いろいろと魅力的なアイデアを提案いただきました。
中原さんが総括料理長を務める銀座「シルベラード」では、日頃から宮崎の食材を活用し、
宮崎のPRに貢献いただいています。加えて、キャビアのプロモーションや、宮崎シェフズクラブの会長
としての取組など、食を通じた宮崎のPRにご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
ますますのお力添えをお願いいたします。
中原シェフは、本県で栽培されたブルーベリーを使用したマカロンと、霧島山麓で育てられた乳牛の
搾りたての生乳を使用したゴルゴンゾーラジェラートを開発し、現在、全国販売されています。
甘さを抑えた大人のスイーツ。これは美味しい!ワインにも合いそうです。これからが楽しみです。
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口蹄疫終息宣言から4年
<1>
宮崎県警察柔道大会、県武道館で開催されました。凛とした、清々しい空気に包まれています。
講道館護身術の演武が披露されました。丸腰の襲撃者のみならず、棒や短刀、さらにはピストルまで
登場。ナルホド、そのような身のこなしをすればいいのかと、勉強になりました。ただ、自分で再現
できるわけではありません(笑)。
県民の期待に答えるべく、良い鍛錬の機会となることを祈っています。
<2>
口蹄疫の終息宣言からちょうど4年目となる今日、宮崎大学農学部にて「宮崎県防疫研修会」を開催。
九州各県からの参加者も含む約180人が参加。海外情勢や水際防疫、熊本県での高病原性
鳥インフルエンザの対応、農場防疫など、様々な分野の講演を踏まえ、意見交換が行われました。
高病原性鳥インフルエンザの発生やPEDのまん延、韓国における約3年ぶりの口蹄疫の発生など、
ウィルスの侵入リスクは高まっています。これまでの教訓を生かすためにも、緊張感をもって、
家畜防疫の徹底に努めてまいります。合い言葉は、「防疫を 標準装備に 畜産経営」です。
口蹄疫からの再生・復興、これからも「忘れない そして前へ」。
<3>
自由民主党宮崎県第1選挙区支部の総会。武井代議士をはじめ、多くの皆様から温かい激励の
言葉をいただきました。心より感謝申し上げます。
山東昭子参議院議員も参加されました。参議院史上最多となる7回目の当選を果たされています。
40年の政治キャリアを踏まえた発言も、若々しくエネルギッシュな立ち居振る舞いも、凄い!と
感心させられました。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
レク祭inえびの&石山花相撲
<1>
「宮崎県レクリエーション祭inえびの」に参加。県内のレクリエーション団体が一堂に会し、
親睦を図りながら、レクリエーション活動への理解と普及を図ろうとするもの。私は、
宮崎県レクリエーション協会の顧問を仰せつかっています。
昨夜は前夜祭。飲みながら食べながら、各支部の演し物で大いに盛り上がった一夜でした。
踊りに誘われるだろうから、動ける服装でとの事前の連絡。あまりにも真に受けて、
これからサッカーでもできそうなTシャツ・短パンで参加(笑)。
とはいえ、お誘いいただき、ダンス、ダンス! 前日の雨の影響などにより、えびの国際交流センターの
屋外広場での開催は見送り。施設内での前夜祭となりました。まあ、これはこれでギュッと詰まった空間
で楽しくコミュニケーションを図ることができました。たまたまではありますが、日南支部の皆さんと、
黄色でカラーコーディネート。
手作り感あふれる前夜祭。最後は、全員で宮崎県民歌を合唱してしめくくり。
「宮崎県レクリエーション祭inえびの」は、今日が本番。開会式があって、功労者表彰などが行われ、
そして、各支部の演し物が続く交流の集い。全員で賑やかに集合写真。明るくエネルギッシュな参加者に
元気をいただきながら、心身の健康づくりや絆づくり、人づくりなど、改めてレクリエーションの効用に
思いを寄せる機会となりました。
開会式の前、オープニングセレモニーとして、「中上江地区鎌踊り」と「小林秀峰高校の新体操部」。
どちらもとても印象的だったのですが、小林秀峰高校の新体操部の演技、目の前で見ると、床を蹴る音や
選手の息づかいも伝わってきて、迫力満点。ジャンプやリフトも高い。素晴らしい演技でした。
新体操用の床は、小林秀峰高校から会場のえびの市真幸アリーナに運ばれたもの。床下にスプリングが
入っていて、ぴょんぴょん飛ぶことができます。これも新鮮でした。
11月の全日本選手権大会に照準を合わせ、全国の頂点を目指して頑張ってください!
<2>
「石山花相撲」、都城市高城町の石山観音池講演特設相撲場にて。5~6歳の子どもから大人から、
地元の力士たちが、まずは会場に向けて行進。
土俵上で勢ぞろい。「石山花相撲」は、石山地区で173年間にわたり、先人が苦労しながら土俵上の
作法を作り上げ、大切に保存継承されてきました。少子化で地元の子どもが少なくなる中、少し
参加の幅を広げつつも、今日は14名のミニ力士が堂々の土俵入りです。
「石山花相撲」は、江戸時代(享保)のころ、築堤を祝って始められ、堤防を踏み固める意味で奉納した
のが始まりとされています。長い間、毎年9月8日に開催されていたようですが、最近は、観音池まつり
に合わせて8月末になっているとのこと。9月8日は私の誕生日。一気に親近感(笑)。
いきなりの横綱相撲からスタート。ガチンコ勝負の勝者が、力強い弓取り式を行いました。
塩は、向い合って蹲踞してから、両手で豪快にまきます。
子どもたちの相撲にも、見ている方で思わず力が入り、笑顔が広がります。
地域の絆づくりでもあり、地域をあげての子育てでもあり、地域を元気づける素晴らしい伝統を保存・継承
してこられた関係の皆さんに、心より敬意を表します。
航空機産業関連企業の立地
<1>
クレアパーク延岡工業団地に、航空機部品製造企業の立地が決まり、県庁にて立地調印式が
行われました。
ミツワハガネ株式会社は、特殊鋼材販売から機械加工、精密加工分野へ事業を拡大する中で
航空機部品製造へと進出。高硬度材料を正確に切削加工する技術により、航空機の降着装置を
製造されています。要は、飛行機の車輪を支える部分。
下の写真で、太い軸に対し斜めに付いている部品がミツワハガネ株式会社の製品となります。
最新のタイプは、軽量化のため、もっと全体的に曲線を帯びているデザインとなっているとのこと。
九州で最初に「航空宇宙品質マネジメント規格JIS Q9100」の認証を取得。高い技術と品質管理体制を
誇っておられます。昨年、県の宮崎中小企業大賞を受賞されました。
極めて高い技術や品質か求められる航空産業への進出は、会社にとって大きなチャレンジ。決断された
甲斐社長やそれに応えた社員の皆さんに、深く敬意を表します。
に沸く延岡市にとって、メディカルバレー構想に続く成長産業の展開は、大いに今後の弾みとなるものと
期待されます。
ミツワハガネが部品を提供する国産ジェットも、いずれ宮崎空港に就航するとのこと。誇らしい思いと
ともに、乗客の安全・安心を支えるその足元を見るのが、今から楽しみです。
<2>
宮崎大学と県との連携推進会議。県庁にて。
宮崎大学の留学生や海外の大学とのネットワーク等を活用した国際化戦略や、県と大学との連携による
フードビジネス等の分野におけるイノベーションについて意見交換しました。
企業BCP&「天命」
<1>
宮崎県BCP(事業継続計画)策定支援に関する協定書を締結しました。
BCPは、地震等の大災害発生時において、事業の継続や速やかな早期復旧を図るため、
あらかじめ対処方策などを定めた計画のこと。
企業BCPは、その企業の危機管理体制の強化という意味のみならず、企業の事業継続による
被災地の復旧・復興への貢献という意味合いもあります。また、企業戦略の見直しや他企業との
差別化、取引先との連携強化等の経営面へのプラス効果も期待されるところ。
今日は、南海トラフ地震等が想定される本県において、企業BCPの策定を支援するため、県内
3つの商工団体や東京海上日動火災保険株式会社との間で協定を締結しました。
今後、BCPに関するセミナー、研修会の開催や、BCP策定を希望する事業者への相談対応、啓発等
に取り組むこととしています。安全安心な宮崎へ向けての前進です。
<2>
今朝、わが家の体重計に乗ると、「50才」と表示して教えてくれました(笑)。賢いものです。
今日の誕生日で、まさに大台に乗りました。
こうした節目を迎えると思い出すのが『論語』の一節。
「子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。」
「天命を知る」という言葉、今の私には、ズシッと響いてきます。まさにその通り。
広島生まれで、公務員として社会人のスタートを切った私が、様々なご縁のもと、この宮崎県で
知事の重責を担うことになり、今まさに2期目の選挙に向けて歩みを進めているところ。
これぞ「天命」という思いがあります。
ただ、当時の50歳に対する「天命」ですから、本来は、今の我々が受け止める意味合いとは
異なっていたのかもしれません。まあ、そうした議論は学者に任せるとして、今の私にとっては、
人生の終わりに近づいて知る「天命」としてではなく、この先に開けた未来志向の「天命」として、
まさにこれから担わんとする使命といった意味合いで受け止めたいと思います。
フェイスブックの誕生日お知らせ機能のおかげで、今日は、本当に多くの皆さんから誕生日の
お祝いメッセージをいただきました。心より感謝申し上げます。
直接面識のない方でも、このようなコミュニケーションを図ることができるSNS。いろいろと弊害
なども指摘されますが、やはり道具は使いよう。長所・短所を見極めた上で、上手に使いこなして
いきたいものです。
お一人おひとりにお礼の返信をすることはとてもかないませんが、感謝の思いとともに、
温かいお気持ちをしっかり受け止めております。私にとっては、かけがえのない<心の栄養>。
ちょうど一年前、日本時間の9月8日未明、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定!
という朗報が飛び込んできました。忘れ難い瞬間。私は東京オリンピックの年に生まれたので、
前回大会から半世紀ということになります。
1年前のブログを読み返してみて、「天岩戸開き」を東京オリンピックの開会式で取り上げて
欲しいと思いついた、そのときの興奮と熱気が蘇ってきました。懐かしい。もちろん、その実現に
向け、これからも頑張ってアピールしていきたいと思います。
http://ameblo.jp/kouno-shunji/day-20130908.html
昨日も、錦織圭選手の日本人初グランドスラム決勝戦進出!というビッグニュースに続き、
宮崎市で開催されていた女子野球ワールドカップで日本代表マドンナジャパンの4連覇達成!、
宮崎市出身の大山志保選手の今季初勝利!と、スポーツでの明るい話題に恵まれました。
今後とも、気持ちも明るく、元気の出る1年となるよう、頑張ってまいります。
そして、「五十而知天命」の自覚を持ち、しっかりと自分の務めを果たしていきたいと思います。