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Channel: 河野しゅんじのブログ
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潮嶽神楽

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高原町で「第1回 日本発祥地まつり」に参加しました。
神武天皇ご生誕の地とされる高原町には、ゆかりの神話や伝説、伝統文化などが数多く残されています。
県をあげて記紀編さん1300年記念事業に取り組む中、こうした地域の宝を見つめ直し、広くアピール
しようと、初めて開催されました。

会場の皇子原公園に近づいたら、ちょうど古代衣装を着用した方々による「神話街道ウォーキング」の
真っ最中。予定外でしたが、私も急いで着替え、最後だけ少し一緒に歩かせていただきました。


 


 


この他にも、ご神幸行列、フォトコンテスト表彰式、狭野神楽などの伝統芸能、焼肉フェスティバル、
神代の火まつりなどが行われます。実に盛り沢山! 少し肌寒い曇り空だったものが、開会式の
途中から日が差してきて晴天に。記念すべき第1回目、天気に恵まれました。

他にはないオンリーワンの魅力を備えた地域資源。改めて足元を見つめ直して、強く発信して
いきたいところです。
実行委員会をはじめとする地元の皆さんの熱意に、深く敬意を表します。






以下は、フォトコンテストの入賞作品。ざっとスマホで写しただけですので、イメージだけでも。
高原町らしい素材を、素晴らしいセンスで切り取っておられます。


 

 

 

 




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その後、三股町へ。「三股駅開業100周年記念イベント」に参加。
ステージイベントの途中で飛び入りし、お祝いの御挨拶。<今日は他にも仕事が重なっていて、
二股、三股かけて三股町にやってきました。>などと、ついついダジャレに走ってしまって・・・。




みやざき犬のダンス、軽やかなステップにどよめきも。子どもたちは舞台にかぶりつき!


 


三股駅舎前にて、木佐貫辰生三股町長や川原淳一JR九州宮崎総合鉄道事業部長らと。
右は、1時間に1本(!)の電車が発車したところ。


 


1世紀にわたり人々の往来を見つめ続けた駅は、町の中核となる施設の1つ。
これも大切な地域の宝です。


<3>
三股駅から日南市北郷町へ。潮嶽神社の神楽を拝見しました。海神の国から帰ってきた山幸彦に
追われた海幸彦が、この地に逃れてこられたとか。全国で唯一、海幸彦を祀る神社。

天候にも恵まれ、青空のもとでの潮嶽神楽。


 


お昼どきには、小休憩してみんなで食事。猪汁やおむすび、漬物などがふるまわれました。
私が到着したのは1時過ぎ。それでも、持ってきていただきました。美味しかった!


 


 


神庭(こうにわ)の中央に吊り下げられているのは、「キンカイ」と呼ばれる天がい。

 

 


それぞれに雰囲気と迫力のある面です。高千穂神楽や銀鏡神楽などと比べ、舞手自身がよく唱える
という印象を受けました。内容は、神々の系譜や霧島信仰など、聞いていてわかりやすく、これはこれで
引きつけられます。ただ、動きの激しい「手力雄舞」では、ぜいぜい肩で息をしながら言葉を絞り出して
おられました。観客から、ガンバレ!とのかけ声がかかります。この間合も、心地が良いのです。

 

 


右の写真、神庭(こうにわ)の中央に立てられた標山(しめやま)は、神の降りてこられるところ。
5色の御幣など色鮮やかに飾り付けられています。


 

 


2人が肩に担いだ棒の上に、比較的小柄な舞手が立ちます。アクロバティックな演目。


 



最後は、まさかの「せんぐまき」。切り餅が、豪快に観客の席に向けて投げられます。
皆さん、餅を求めて大騒ぎ。ここでも笑顔があふれます。

 

 


楽しくわいた後は、厳かな神事で締めくくられます。昇神の儀と宮司さんの挨拶。

 


会場の撤収。慣れたもので、見る見るうちに、手際良くむしろが巻かれていきます。

 

 



神楽を楽しむ姿。むしろが敷かれた観客席でご覧になる方と、右手奥、焚き火のそばで暖まりながら
ご覧になる方と。


皆さん、落花生を食べながらご覧になっていました。そういう習慣のようです。




厳粛な中にも笑顔があふれ、和気あいあいとした雰囲気に包まれた春神楽。大いに楽しませて
いただきました。皆さん、お疲れ様でした。おもてなしに感謝申し上げます。


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