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Channel: 河野しゅんじのブログ
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「東九州の新時代」創造シンポジウム

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宮崎県農協果汁株式会社(川南町)の「お茶専用ライン」の竣工式・出発式に出席。
拡大するお茶飲料ニーズに対応し、伊藤園向けのペットボトル茶専用製造ラインを増設したもの。

試験管ほどの大きさの容器をふくらませてペットボトルに成形する工程に始まり、お茶を詰めて、
ラベルを装着し、箱詰めするまでの一連の工程が、完全オートメーション化。ラインを視察させて
いただきましたが、徹底した衛生管理や効率性、スピードなどに目を見張ります。この工場では、
500ミリリットルと2リットルのペットボトル茶を製造。押し合いへし合いしながら、次々とライン上を
進んでいくボトルを見ると、何やら愛着がわいてきます。



 



本県は、全国第4位のお茶生産県。その品質も高く評価されています。
本県の豊かな自然が育んだお茶が、伊藤園との連携のもと、全国に向けて発送され、消費されるのは、
とても誇らしいことですし、経済効果や雇用創出につながるもの。これもフードビジネスの一展開です。


 


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出発式を終え、そのまま延岡市へ。昼食を摂る間がなく、公用車内で慌ただしくすますお昼ご飯。




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延岡市にて、「「東九州の新時代」創造シンポジウム」に参加。
東九州道「延岡~宮崎間」の開通を記念し、高速道路を生かした地域づくりの機運を高める
ために開催したもの。会場の延岡総合文化センターには、約1300人が参加。





本県に出向経験のある久保成人観光庁長官に、「「東九州の新時代」と観光・地域振興」と題して、
基調講演をお願いしました。宮崎県時代の思い出から始まり、わが国における観光の現状や、
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた取組、受入環境整備などについて、
大局的視点からお話しいただきました。

わが国の観光が秘めた潜在的可能性や拡大するアジアの観光需要などを踏まえると、このタイミング
で東九州道の開通効果を生かす機会に恵まれた本県にとっては、これまで以上に大きなチャンスが
広がるような思いがしました。後は、それをどう生かしていくかがポイント。




シンポジウムには私も参加し、根岸裕孝宮崎大学教育文化学部准教授のコーディネートにより、
開通効果への期待と課題、「東九州の新時代」に向けた今後の方向性、今後に向けた決意など
について議論を行いました。他のパネリストは、首藤正治延岡市長、米良充典宮崎県商工会議所
連合会会頭、日高茂信宮崎県地域づくりネットワーク協議会会長、森本廣公益財団法人九州経済
調査協会理事長。



 




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