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置県130年記念事業「みやざき大好き」絵画・作文コンクールの表彰式が、多くの参加者を得て、
県庁講堂で行われました。
1883年に宮崎県が誕生(再配置)して130年を迎えた今年。広く県民から、ふるさとをテーマにした
絵と作文を募集し、ふるさとの魅力を再認識するとともに、未来の宮崎について考える機会としたもの。
写真の絵画は、年代ごとの最優秀作品を並べたもの。小学校低学年から高校までの順で、海水浴→
日向ひょっとこ踊り→宇納間地蔵→加江田渓谷→日向神話(天照大御神)。こうして見てみると、
期せずして本県の多様な魅力が取り上げられることになりましたし、年代ごとに着目する内容が
異なり、とても興味深く思えました。
最優秀賞の作者には、一言ずつコメントをいただきました。絵画で高校生の部の谷口奈苗さん、
<これまでの宮崎の輝きと、これからの夢を描きました>という趣旨のコメント。まさにズバリ、
このコンクールのコンセプトを表現いただいたものと感心したところ。
作文では、「宮崎愛」とも言うべき、ふるさとへの思い入れや感動が表現され、多くの人に
その良さを知ってもらいたいという強い思いが感じられました。
休日の表彰式となりましたが、天皇陛下が傘寿を迎えられた記念すべき日に、多くの参加者
とともに、ふるさと宮崎に対する思いと、これからの夢を共有することのできた意義深い式と
なりました。優秀作品に選ばれた絵画と作文は、今日の宮崎日日新聞に掲載されました。
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宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団の第18回定期演奏会が開催されました。アイザックスターン
ホールにて(写真は休憩中のもの)。指揮は武藤英明さん、ソリストとして、ホルンの松崎裕さん、
パイプオルガンの松波久美子さん。
曲目は、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)、ホルン協奏曲第4番
(モーツァルト)、交響曲第3番「オルガン付き」(サンサーンス)。
オルガン交響曲では、普段は静かにその偉容を誇るアイザックスターンホールのパイプオルガン
が、息を吹き返し、ズズんと前面に出てきます。ホール全体のきらびやかさが増したような印象。
ちょっとSF脳になっている今は、これまで背後に隠れていたボスキャラがついに表舞台に登場!
といったイメージも。華やかな響きを堪能しました。
宮崎シティフィルは、創立20周年だそうです。
長年のご尽力に敬意を表しますとともに、地域に密着した市民楽団として、ますますの発展を
お祈り申し上げます。