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オリックス・バファローズの宮崎市清武キャンプを訪問。10時過ぎに行ったところ、選手の皆さんはウォーミングアップ中でしたので、プレーを見ることはできず。新たに整備された施設を含め、キャンプ施設を視察させていただきました。
安井息軒にちなんで名前が付けられた清武の「SOKKENスタジアム」、すっかりオリックスの本拠地のような飾り付けとなっています。すぐそばでは、第2球場が整備中。
屋内練習場「日向夏ドーム」も、京セラドームと同じ赤土が入れられ、ピッチャーの投球フォームが映し出されるモニターなども。右の写真は、常設ブルペンのそばに設けられた仮設ブルペン。京セラドームの赤土と、ほっともっとフィールド神戸の黒土と、2種類のマウンドが整備されています。ただ、あくまでもこれは仮設で、来シーズンは、さらにマウンドの数を増やした本格的な第2ブルペンを整備する予定。
スタジアムへ向かう道の途中には、選手の顔写真ののぼり旗がズラリ。応援ムードを盛り上げます。初めてのオリックス宮崎キャンプ、しっかりおもてなしの体制が整っています。週末の今日、多くのファンで賑わっています。
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川崎市にて、宮崎県・川崎市連携協定締結記念イベント「都市の森林フォーラム」を開催しました。
昨年11月7日、木材の利活用をきっかけに、互いの資源や強みを活かして連携・協力する包括的な協定を川崎市との間で締結。今日は、木材の利活用分野についてのキックオフイベントとして「都市の森林フォーラム」を開催。川崎市の建設業、木材業、不動産、メディア等と、本県の木材産業関係者など約150人が参加。
冒頭の主催者挨拶では、木と人との関わりについて、日本書紀に記されたスサノオのエピソードから始まり、宮崎の木材が、東大寺大仏殿や江戸城、厳島神社の鳥居、九州国立博物館で利用されていること、スギが日本の固有種であり、ラテン語の学名が「クリプトメリア・ヤポニカ(隠された日本の財産)」であることなどを説明。また、23年連続日本一のスギ素材生産量と、それを利活用する高い技術でもって、川崎市をはじめ国内外で貢献していきたいこと、川崎市との包括連携協定が、都市と地方がお互いに強みを生かしてwin-winの関係を築く地方創生のモデルとしていきたいことなど、少々長目にお話しさせていただきました。つい、力が入ってしまって。。。
その後、協定の仲人となっていただいた、川崎市在住の有馬孝禮東大名誉教授(県木材利用技術センター前所長)をはじめ(写真左)、国の施策や本県の取組等について講演がありました。
また、このフォーラムに合わせ、「みやざき大使・応援隊合同交流会」を開催。約60人が参加。私は、しばし「都市の森林フォーラム」を抜けだして、そちらの会場に向かい、本県の最新トピックスについてプレゼン。
その後、「都市の森林フォーラム」と「みやざき大使・応援隊合同交流会」と、合同での交流会が開催されました。写真右が、福田紀彦川崎市長。42歳の、バイタリティあふれるリーダーです。
この交流会で驚きの出会いがありました。名刺交換した神奈川新聞経営企画室副室長の有吉敏さん、何と、あの有吉忠一知事のひ孫さんだそうです。思わず記念撮影。
有吉忠一知事といえば、官選知事として赴任された本県で、西都原古墳群について、日本初の学術的、専門的発掘調査に取り組まれたのをはじめ、数々の業績を挙げられ、「宮崎県中興の祖」と呼ばれた名知事。その後、神奈川県知事に転身されたとは知っていましたが、まさか、ひ孫さんにお会いできるとは! Wikipediaによると、その後、兵庫県知事や横浜市長、貴族院議員も歴任されているそうです。凄い!
先日、古事記関連のシンポジウムで、この有吉知事の業績について紹介したばかり。まさか、川崎市とのご縁で、このような出会いがあるとは。川崎市との連携協定もそうですが、何やら不思議な縁を感じます。〈赤い糸〉で結ばれていたのかも。
もう一つの驚きは、みやざき犬の追っかけファン。みやざき犬のダンスステージが始まるやいなや、カメラを構えた皆さんがステージ前にずらり。この人たちは、みやざき応援隊の皆さんで、実は、多くは本県に縁もゆかりもない方々。みやざき犬のコアなファンゆえに、みやざき応援隊となっていただいた皆さんです。
ある東京生まれ東京在住のファンは、昨年、みやざき犬のイベントに合わせ、8回も宮崎に来られたそうです。ありがたいことですが、みやざき犬人気、そこまでとは…。みやざき犬の今後について、いろいろとご意見をいただきました。今後とも、熱烈なファンの期待に応えていきたいところです。
みやざき犬の関連商品の売上げは、平成24年が8千万、25年が3億8千万、26年が10億円と、着実に伸びてきています。本県の1つの顔として、これからもしっかりと宮崎県をPRし、稼いで欲しいところ。頑張れ!