恋式部　＆　たまたま

宮崎県総合農業試験場で育成し、今シーズンは約45万本の生産見込み。新花コンテストで第1位となるなど、各種コンテストでも高い評価をいただいています。

この「恋式部」は、紫色の複色品種「式部」に出現した突然変異株から育成したもの。幸せな出来事や恋をイメージする花色であり、「恋式部」というネーミングとなりました。同じく総合農試が開発した暗灰赤色と濃紫ピンク色の複色品種「紅式部」とあわせ、「式部三姉妹」というコンセプトで売り出すとのこと。下の写真に、PRポスターの原案が写っています。上の写真にも下の写真にも、この３種類が含まれています。

 


ちょうど出荷シーズンと、2月14日の「フラワーバレンタイン」とが重なります。男性から女性に花を贈るというバレンタインデーの原点に立ち返って、その名も「恋式部」が、多くの愛を育むのに一役買ってくれるよう祈っています。私も妻に贈ろうかな。

総合農業試験場の井上場長や担当者が持ってきてくれたスイートピー、このように知事室に飾っていたところ、とてもよい香りが部屋中に広がりました。スイートピー、見た目の美しさに加え、この春の香りが魅力です。


＜２＞
完熟きんかん「たまたま」の生産、販売状況について報告を受けました。
暖かい日が続いて心配していたところ、玉が大きく、味も品質も上々とのこと。発売以来、品薄感もあり高値が続いているものの、これから2月上旬の出荷ピークに向けての動向がポイントとなるそうです。その時期は、ちょうどプロ野球やJリーグのキャンプが始まって、多くのファンが来県されるとともに、宮崎の情報がスポーツニュース等で発信できるタイミング。うまくこの機会を使いたいものです。

パクっと食べて、とにかく甘い！　私は１口で、種もそのまま食べてしまいます。手間がかからないのも魅力。
今月15日の「きんかんヌーボー」パーティーを皮切りに、市内の様々なお店が、きんかんを使ったカクテルやデザートなどを提供。私も、右の写真のとおり、いろいろいただきました。

手軽に食べることのできる、宮崎ならではの太陽の恵み。
これからも様々なアイデアを凝らし、完熟きんかん「たまたま」をアピールしていきたいと思います。

 


＜３＞
今日は、審議会等からの答申が相次ぎました。各政策分野における今後の方向性が示され、２期目の県政運営にあたって重要な骨格となるものです。審議会等におけるこれまでの熱心なご議論に感謝しつつ、今後は、財源の確保をはじめ、具体策の実行が課題となります。思いの込められた＜バトン＞を受けて、しっかり走ってまいります。

総合計画審議会の菅沼会長から、総合計画長期ビジョンの素案を答申いただきました。２０３０年までを見据えた県政全般の指針となるものです。これを受けて県で「長期ビジョン」を取りまとめた後、今後４年間の具体的な施策を整理した「アクションプラン」を策定することにしています。

 


観光審議会の佐藤会長から、観光振興条例案の答申をいただきました。今後、本県の観光再生に取り組む指針となるもので、２月議会での条例制定を目指し、その後は観光振興計画を策定し、具体的な施策を実行してまいります。観光は、本県にとって大いに＜伸びしろ＞のある分野。しっかり力を入れてまいります。

 


子ども・子育て支援会議において、子ども・子育て支援事業支援計画を取りまとめていただきました。日本一の子育て・子育ち立県を目指し、子ども・子育て支援新制度の円滑な実施を図り、これからも関係者の力を結集して取り組んでまいります。