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今日から、第54代宮崎県知事として、2期目の県政がスタートしました。
当選後、12月24日に初登庁したのときのような、特段のセレモニーがあったわけではありませんが、4年前のことを振り返りつつ、私なりに、とても新鮮かつ厳粛な思いで登庁し、仕事にあたりました。
以下、庁内LANを使って、全職員に向けて送ったメッセージからの抜粋です。
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力強いご支持をいただいた県民の皆さんに対する「感謝」と、県政の継続、安定の道を選択できたことへの「安堵感」と、負託された職責の重さに「身の引き締まる思い」と、しっかり成果を出していかなければという「強い決意」などが入り交じる中、再び迎えた新たなスタートの日です。
当選後の初登庁(12/24)、新年の仕事始め(1/5)、今日の2期目の初日(1/21)、そして、新年度のスタート(4/1)と、何やら新たなスタートだらけという感もありますが(笑)、これ幸いと、それぞれに新鮮な決意を呼び起こし、気持ちを引き締めて、前を向いて進んでいきたいところです。
4年前も8年前も、知事就任日に鳥インフルエンザが発生しています。4年前は、退庁後に連絡が入りました。私としては、神経を研ぎ澄まし、緊張感をもって、また、祈る思いで、この後、夜21時まで予定されている仕事にあたります。
8年前に3件、4年前に13件、そして年末に2件と、私自身、18件も鳥フルを経験することになりました。間違いなく全国の知事でトップ。口蹄疫も含めると、他の追随を許さないところでしょうか(涙)。むしろ、地方創生など、別の分野でトップランナーになりたいものです。
地方創生の取組については、以下のような点を考慮すると、本県が全国に向けてモデルを示せるもの、トップランナーたりうるものと考えています。
○2年前から進めている「新たな成長」に向けた施策が、体制づくりや財源の確保等を経て軌道に乗り、成果を挙げつつあること。全国的に地方創生の取組が進められ、その実績が問われる中で、いわば助走期間を持てたものと、前向きにとらえたいところ。
○ようやく東九州道等の高速道路の整備が進み、大型クルーズ船の受入体制が整い、3つめの国際定期便が就航するなど、陸海空の交通インフラの整備が大きく進展すること。3つも国際定期便が就航している地方空港は少ないですし、上海を中心として拡大するクルーズ需要を受け入れるにあたり、本県が好位置にあるわけで、このような<追い風>を受けることのできる県が、果たして全国にどれだけあるでしょうか。
○フードビジネスや観光など、幸か不幸か、本県には<伸びしろ>がたくさん。財源には限りがあるものの、ギアをトップに入れ替え、アイデアで勝負しと、前向きな姿勢で取り組めば、必ず道は開けるものと確信しています。
○今日の定例記者会見で報告した内容、「みやざきweeeek!! 2015」、「全国みどりの愛護のつどいと全国農業担い手サミットの開催日程の決定」、「今春のスポーツキャンプ」、「県共進会グランドチャンピオン受賞者の大相撲1月場所への招待」、「島内139号地下式横穴墓」は、本県の食や神話、都市公園面積、農業生産体制、スポーツランドみやざき、宮崎牛、大相撲表彰、古代史等々、他県がうらやむような本県の強みが現れていると思います。先人に感謝しつつ、胸を張りたいところ。
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県民の皆さんから負託されたこの4年間、前向きの発想、かつ、積極姿勢で取り組んでまいります。
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チャイナエアラインの宮崎ー台北線が5周年を迎え、宮崎ブーゲンビリア空港で記念セレモニーが開催されました。
今日から、第54代宮崎県知事として、2期目の県政がスタートしました。
当選後、12月24日に初登庁したのときのような、特段のセレモニーがあったわけではありませんが、4年前のことを振り返りつつ、私なりに、とても新鮮かつ厳粛な思いで登庁し、仕事にあたりました。
以下、庁内LANを使って、全職員に向けて送ったメッセージからの抜粋です。
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力強いご支持をいただいた県民の皆さんに対する「感謝」と、県政の継続、安定の道を選択できたことへの「安堵感」と、負託された職責の重さに「身の引き締まる思い」と、しっかり成果を出していかなければという「強い決意」などが入り交じる中、再び迎えた新たなスタートの日です。
当選後の初登庁(12/24)、新年の仕事始め(1/5)、今日の2期目の初日(1/21)、そして、新年度のスタート(4/1)と、何やら新たなスタートだらけという感もありますが(笑)、これ幸いと、それぞれに新鮮な決意を呼び起こし、気持ちを引き締めて、前を向いて進んでいきたいところです。
4年前も8年前も、知事就任日に鳥インフルエンザが発生しています。4年前は、退庁後に連絡が入りました。私としては、神経を研ぎ澄まし、緊張感をもって、また、祈る思いで、この後、夜21時まで予定されている仕事にあたります。
8年前に3件、4年前に13件、そして年末に2件と、私自身、18件も鳥フルを経験することになりました。間違いなく全国の知事でトップ。口蹄疫も含めると、他の追随を許さないところでしょうか(涙)。むしろ、地方創生など、別の分野でトップランナーになりたいものです。
地方創生の取組については、以下のような点を考慮すると、本県が全国に向けてモデルを示せるもの、トップランナーたりうるものと考えています。
○2年前から進めている「新たな成長」に向けた施策が、体制づくりや財源の確保等を経て軌道に乗り、成果を挙げつつあること。全国的に地方創生の取組が進められ、その実績が問われる中で、いわば助走期間を持てたものと、前向きにとらえたいところ。
○ようやく東九州道等の高速道路の整備が進み、大型クルーズ船の受入体制が整い、3つめの国際定期便が就航するなど、陸海空の交通インフラの整備が大きく進展すること。3つも国際定期便が就航している地方空港は少ないですし、上海を中心として拡大するクルーズ需要を受け入れるにあたり、本県が好位置にあるわけで、このような<追い風>を受けることのできる県が、果たして全国にどれだけあるでしょうか。
○フードビジネスや観光など、幸か不幸か、本県には<伸びしろ>がたくさん。財源には限りがあるものの、ギアをトップに入れ替え、アイデアで勝負しと、前向きな姿勢で取り組めば、必ず道は開けるものと確信しています。
○今日の定例記者会見で報告した内容、「みやざきweeeek!! 2015」、「全国みどりの愛護のつどいと全国農業担い手サミットの開催日程の決定」、「今春のスポーツキャンプ」、「県共進会グランドチャンピオン受賞者の大相撲1月場所への招待」、「島内139号地下式横穴墓」は、本県の食や神話、都市公園面積、農業生産体制、スポーツランドみやざき、宮崎牛、大相撲表彰、古代史等々、他県がうらやむような本県の強みが現れていると思います。先人に感謝しつつ、胸を張りたいところ。
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県民の皆さんから負託されたこの4年間、前向きの発想、かつ、積極姿勢で取り組んでまいります。
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チャイナエアラインの宮崎ー台北線が5周年を迎え、宮崎ブーゲンビリア空港で記念セレモニーが開催されました。
この5年間、延べ12万人を超える方々が利用。昨年3月には、週2便から3便に増便され、その後も7割程度の高い搭乗率を維持しています。
東アジア経済交流戦略は、本県の新たな成長に向けた施策の重要な柱の1つ。県政2期目の初日を、このような明るい話題で迎えることができたこと、深い感謝の思いを抱いています。
明日から台中市のスーパー裕毛屋で宮崎の物産フェアが行われるなど、県産品の輸出促進や、文化やスポーツを通じた観光交流等が進んでいます。また、今月、台湾の高校野球を取り上げた「KANO 1931海の向こうの甲子園」が公開されます。台湾で大ヒットとなった映画ですし、本県出身の永瀬正敏さんが野球部監督で出演されてますので、これも楽しみです。
海外からの訪日外国人が1300万人を超えた昨年、台湾からの観光客は297万人で、初めて韓国からの観光客を超えて最多となったとのこと。本県として、親日である台湾とこのようなパイプを持っているのは、とてもありがたいことです。
チャイナエアラインをはじめ、ご尽力いただいている関係の皆さんに、深く感謝申し上げます。
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<とまたま>?
宮崎では、先日、完熟きんかん「たまたま」が解禁されたばかり。宮崎空港では、「たまたま」とトマトを一緒に箱詰めした<とまたま>が売られていました。
確かに、どちらも糖度は高いし、見た目も明るくて、元気をもらえそうです! 同じ物を売るにしても、アイデアひとつで、アピールする力が変わってきますね。