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串間市制施行60周年記念式典が行われました。心よりお祝い申し上げます。
昭和29年、5町村が合併して串間市が発足したとき、人口は約4万2千人。現在の人口は2万人を
割っています。
その人口の減り方もさることながら、式典で配布された資料集で、年齢別男女数のデータを拝見して
驚き。下の写真、青とピンクの棒グラフをご覧ください。串間には元気な高齢女性が多いという印象を
受けていましたが、実際の人数にもこれだけの差があるわけです。
自然(都井岬の御崎馬、幸島の野生猿、トビウオすくい、イルカランド、豊富な森林資源等)、
食(かんしょ、完熟きんかん、マンゴー、山菜、ブリ、カンパチ等)など、魅力にあふれた串間市。
様々な分野で数多くの素晴らしい人材を輩出しています。
東九州道「日南~串間~志布志」の整備をバネとして、一層活気あふれる都市として発展することを
祈っています。
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串間市から帰った後、夕方、「西都古墳まつり」へ。
今年は、御陵墓参考地の一般参拝に間に合いました。年に1回の貴重な機会。昨年は、4時までの
解放が終わった直後に到着したもので、残念な思いをしたところ。
上の写真は敷地外からの撮影です。敷地内では撮影禁止となっています。御陵墓の形状がわかるよう、
下草刈りを宮内庁に要望していたところ、きれいに刈ってありました。感謝申し上げます。
古墳まつりスタッフの皆さん、踊ったり、記念撮影に応じたり、いろいろ案内したり、終わった後も場内を
清掃したり、片付けたりと、頑張っておられました。今年は若手メンバーも増えたとのこと。心から敬意を
表します。他にはないこの地域ならではのお祭り、これからも守り、育てていきたいところです。
西都原古墳群は満開のコスモスが咲き乱れ、素晴らしい眺め。遠くの山並みも、何とも言えない美しさ。
これだけ周囲をぐるりと、建物など人口構築物が目に入らないのもポイント。ここに来るだけで、
たたずむだけで、独特の空気感に包まれ、感動に浸ることができます。これも大切な本県の宝です。