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「フード・オープンラボ」の開所式が行われました。フードビジネスの振興を図る、新しい食品開発の
拠点として、食品開発センターの敷地にオープンしました。
「フード・オープンラボ」は、「そうざい・ソース等製造室」「清涼飲料水製造室」「製菓・製パン室」という
3つの製造室を備えています。 県内企業によるマーケットインの視点に立った新商品の開発や、
衛生管理レベルの向上を支援する施設です。
この施設の特徴は、まず、食品営業許可が取得できることから、食品のテストマーケティングや販売が
可能となるということがあげられます。新しい分野の商品開発を行うに当たり、許可施設でないと販売が
できないため、新規参入にあたって1つのハードルとなっているのです。
また、ヒトとモノが交差しない動線や清潔度に応じたゾーニングなど、HACCP(ハサップ)の概念に基づいた
高いレベルの衛生管理・品質管理が可能となるという点があげられます。大手スーパーやコンビニ等への
販路開拓に際しては、高いレベルの衛生管理基準が求められるのです。
例えばこの写真、ラボの内部は、清潔度に応じて3つのレベルが設定してあり、それぞれ赤→緑→青と、
洗浄用のスポンジも使い分けることとされているのです。床の色も同様に3種類で区別されています。
このような機能を併せ持つ施設は、全国でも初めてとなります。いろいろな動きが活発化し、歯車が
動き始めた本県のフードビジネス。「フード・オープンラボ」の整備をきっかけに、本県の経済や雇用を
支える成長産業として、さらに拡大・発展することを願っています。
この「フード・オープンラボ」以外にも、食品開発センターでは様々な相談に対応しています。
どうかホームページをご参照ください。
http://www.iri.pref.miyazaki.jp/?page_id=32
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30万2022人の署名!
都城志布志道路の早期完成を目指し、民間協議会の皆さんが中心となって集めた署名の数です。
都城志布志道路は、防災、経済、医療等々、様々な面で重要な役割が期待される地域高規格道路。
総延長40kmを3つの区間に分け、国や鹿児島県と分担して整備を進めています。
先週も、財務省や国交省に要望活動を行ったばかり。今後とも、多くの方々の思いを力にして、国や
鹿児島県と力を合わせ、早期完成に向けて取り組んでまいります。