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宮崎県退職公務員連盟の総会。
これまで、公務の第一線で本県の発展のために尽くされた方々に、深く敬意を表します。
その知識・経験を生かし、今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
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宮崎公立大学にて、「高等教育コンソーシアム宮崎」の単位互換コーディネート科目「宮崎の郷土と
文化」の講義。今日は60分の講義と約20分の質疑・応答でした。
このコンソーシアムは、県内の全高等教育機関参加のもとに発足した任意団体。大学相互の連携や、
産業界や地域社会等との連携による地域貢献などに取り組み、地域に根ざした魅力ある高等教育
環境を創出するとともに、地域の活性化や産業の振興に寄与することを目的としたもの。
この単位互換コーディネート科目は、大学、産業界、地域、行政等の枠を超えて講師を招き、様々な
角度から宮崎について学ぶ科目。今年は、私を含む15人の講師が、宮崎の農業や食文化、宮崎牛、
防災、観光、民話など、幅広いテーマで講義を行います。
私のテーマは、「東九州の新時代に向けて」。東九州道「延岡ー宮崎」の開通、国際定期便の開設等
を生かした、フードビジネスやアジア市場戦略、東九州メディカルバレー構想等の、本県の新たな成長
に向けた取組や、人口減少対策、人材育成、若者に対する期待などについてお話しさせていただき
ました。受講生は、宮崎公立大学をはじめ、宮崎大学、宮崎産経大学、宮崎国際大学、南九州大学
等から参加した約70名。
過去3年のテーマは、「官僚から政治家へ」「新しいゆたかさへの挑戦」「復興から新たな成長へ」。
その時々に直面していた課題が思い出されます。
講義の後、以下のとおり様々な質問をいただきました。熱心な姿勢に敬意を表します。
・県総合計画に掲げる「新しいゆたかさ」の定義
・県産品販売にあたってのネット活用
・森林マイスター制度の導入促進
・再生可能エネルギーヘの取組み
・東九州道の県南ルートの整備
・山間部での交通インフラ整備等の考え方
・東九州道ヘのサービスエリア設置
・県外からの観光誘客策
・移住対策