延岡市の九州保健福祉大学を視察。首藤市長とともに、来年4月に設置が予定されている
新学部(生命医科学部)や、「がん細胞研究所(仮称)」の概要等について説明を受けました。
新学部(生命医科学部)や、「がん細胞研究所(仮称)」の概要等について説明を受けました。
定員60名の生命医科学部では、「臨床検査技師」に加え、医療現場でのニーズが高まっている
「細胞検査士」のダブルライセンスの取得が可能に。ダブルライセンスが可能なのは全国で7大学
のみで、九州では初の細胞検査養成施設の設置。注目も人気も集まりそうです。
「がん細胞研究所(仮称)」では、がん幹細胞の研究のほか、あのiPS細胞のがん化解析など再生医療
の最先端の研究が行われるとのこと。所長に就任予定の大野英治先生(倉敷芸術大学生命科学部
主任教授)から、専門的な内容も含む説明をしていただきました。
このような最先端の研究が延岡市で行われるのは、大変誇らしいことですし、がんや再生医療分野
での産学官共同研究や、東九州メディカルバレー構想が進める研究開発の拠点づくり、さらには
医療系人材育成のすそ野を広げる取組なども期待されます。
その後、臨床工学科や薬学部にて、先端機器を使って行われている授業の内容などについて、説明を
していただきました。写真左側の高気圧酸素治療装置には、被験者が入っておられました。
この人形は、適切な薬剤投与の実習のためのもの。胸が上下したり、鼻から息が出ていたり、まばたき
したり、脈を打っていたりと、えらくリアル。外国製ですので、体格が妙に立派で、瞳はブルー(笑)。
フィジ男という名前が付いているという噂を聞きましたが・・・真偽の程は定かではありません。
お昼は、学食でパスタランチ400円。ツナときのこのフェットチーネ。イタリア人シェフの監修による
メニューとのこと。最近の学生は恵まれています。