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チャイナエアライン「宮崎ー台北線」が、来年3月31日から1便増便されます! これまでの水曜、
土曜の週2便から、月水土の週3便へ。
一時、搭乗率が低迷していたものの、官民あげた利用促進の結果、今年4月からの平均で74.2%、
10月は81.5%までに回復しています。ご協力いただいた皆さんに、深く感謝申し上げます。
福岡とあいまって、多様な旅行日程が可能となり、大きく利便性が高まります。また、台北経由で、
香港やASEAN諸国とも結びつく重要な路線でもあり、「東アジア経済交流戦略」に取り組む本県に
とって、大きな前進となります。
直接、強く要望させていただきました。ご英断に心よりお礼申し上げます。
宮崎の観光PR掲示板。
これがアップの写真。中央に、宮崎まで週2便の運航を示す「2」という文字が見えます。今度は、
これが「3」となりますし、さらには、宮崎のローカル局が作成したTV番組が台湾で放映されることにも
なっていて、宮崎をより身近に感じてもらえることと期待しています。
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映画「あさひるばん」と県警がタイアップした交通安全のポスター。県警と映画のタイアップは初めて。
しかも、映画のタイトルにかけたこの標語は、交通企画課の警察官が考えたものだそうです。
宮崎県警もやりますね。DJポリスにひけをとりません。
ただ、残念ながら、このところ死亡事故が多発傾向にあります。県下3市2町において、11月20日から
28日にかけて交通死亡事故(5件5人)が続発。その特徴は、道路横断中の死亡事故が3件、
年齢別では高齢者4人、早朝、薄暮時間帯の死亡事故が4件。その結果、28日現在で、昨年1年間の
死者数(50人)と同数となるなど極めて厳しい状況(昨年同期比+8件8人)にあります。
今後、年末にかけて重大事故等の発生が危惧されますので、県下全域において県民への注意喚起を
図るため、11月29日付けで「交通死亡事故多発警報(全県警報)」を発令しました。発令者は、
宮崎県交通安全対策推進本部長(宮崎県知事)、発令期間は、12月5日までの7日間。
県民の皆さんに注意を促すとともに、広報啓発活動や街頭活動を強化することとしています。
交通ルールの遵守と交通安全の徹底をお願いいたします。
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「ドラマティック古事記」の公演が、県立芸術劇場にて、昼と夜の2回行われました。私の夜の部を鑑賞。
故市川森一さんの構想を、夫人の柴田美保子さんらが具体化。本県出身のバレエダンサー西島千博
さんやダンサー、オペラ歌手などが出演。古事記をモチーフとした絵画とのコラボなど、ジャンルミックス
の舞台で古事記の世界が表現されました。
バレエダンサーに舞踏家、オペラ歌手、女優(朗読)、衣装、脚本家というメンバーを中心に、地元の
バレエ団の子どもたちや高校の合唱部などが参加。このキャストを見ただけでは、一体どんな舞台に
なるんだろうかと、当初は首をひねりました。
しかし、これが面白い相乗効果を呼んで、とても分かりやすく、楽しく、印象深い舞台となりました。
イザナキとイザナミの国生みから、黄泉の国での再会と別れ、イザナキのみそぎによる神々の誕生、
アマテラスとスサノオのうけいによる勝負、アマテラスの天岩戸隠れ、天岩戸開きと展開します。
この分かりやすさ、子どもたちに見せてあげたいという思いがしました。昼夜ともにチケットは完売。
このスタイルでの公演は、本県が初めて。世界初演となります。今後、他県で公演が行われたり、
この続編が制作されたりといったような展開が実現すれば楽しみです。