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Channel: 河野しゅんじのブログ
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口蹄疫から4年

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<1>
あの口蹄疫が発生してから、今日で丸4年が経ちました。約30万頭の尊い犠牲に、心より追悼の祈りを
捧げます。(写真は4月11日、川南町の畜魂碑への献花)





現在も、豚流行性下痢(PED)が全国的に猛威をふるい、誠に残念ながら、不本意ながら、本県でも
感染が広がっています。また、熊本では国内で3年ぶりとなる高病原性鳥インフルエンザが発生。
各地で家畜疾病ウィルスとの戦いが続いています。

今日の宮崎日日新聞社説「口蹄疫から4年」は、次のように締めくくられています。

======================================================================================
 口蹄疫の経験で、防疫の意識はかつてなく高まった。それでも、細菌に比べても極小なウイルスの
侵入を防ぐことがいかに困難か、あらためて思い知らされる。だからこそ日ごろの徹底した防疫管理
はもとより、発生してからの初動態勢の重要性を肝に銘じたい。

 記憶が風化すれば気の緩みが忍び寄る。恐ろしい口蹄疫を経験して、法定伝染病以外の病気を
甘く見る傾向がないか。口蹄疫が逆に負の教訓になっているのなら、即刻考えを改めねばならない。

 口蹄疫に限らず、油断すれば家畜の伝染病は瞬く間に拡大し、地域全体をずたずたにする。その
怖さを原点に返って胸に刻みたい。いつも危機は身近にある。河野知事がよく使う言葉を借りれば
「常在危機」の心構えこそ口蹄疫の最大の教訓だろう。
======================================================================================

今回のPEDの流行や、こうした指摘を真摯に受け止めながら、私たちは、もう一度原点に立ち返って
点検してみる必要があると考えています。あの犠牲を今後に生かすためにも、「防疫を標準装備に
畜産経営」との意識で、日本一防疫を徹底した
畜産県を目指してまいります。

「忘れない そして前へ」


<2>
雨のため、午後に予定されていた「延岡大師まつり」のパレードが中止になりました。
私も、首藤延岡市長とともにパレードに参加させていただく予定でしたので、とても残念です。

ポッカリ空いた午後の予定。ふと考えると、
娘(中1)の参観日でした。大師まつりと重なっていた
こともあり、全く想定していませんでしたが、急遽、中学校の授業参観へ。




参観科目は美術。ちょうどレタリングの授業で、明朝体とかゴシック体を習っていました。新鮮!

私が学校に行くと、「あっ、知事だ!」とか、子どもらの注目が集まってしまって、邪魔になっても
いけないと思いますし、娘は嫌がるのですが、私にとっては得難い時間でした。
「一分前着席」とか「チャイム黙想」とか、学校生活の心得がきちんと守られていると実感。

廊下に貼ってあった「無言清掃」の解説、これも新鮮! 「Z筋力」、いい味を出しています(笑)。
以前、神奈川に転校した長男が、宮崎での無言清掃を懐かしがっていたのを思い出しました。
頑張れ、宮崎の子どもたち!






<3>
午後の予定が空いて休息日となった1日の締めくくり、家内と映画「アナと雪の女王」(字幕版)へ。
今月5日、娘と吹替版を見たので、私は2回目。どうしてもセリフや歌を原語で聞いてみたかったので、
娘にはフラられたのですが(涙)、まだこの映画を見ていなかった家内と、久々に2人での映画。




ストーリーが頭に入った上で見ても、やはりよく出来ていると、改めて感心しました。雪や氷を
表現した美しい映像の見事なこと、巧みな音楽の使い方、効果的なデュエット、ゾクゾクさせる
「Let it Go」の場面、緩急がついて飽きさせないストーリー等々、もう素晴らしいの一言。
とびきりの才能が結集したドリームチームなんだろうなと、エンディングクレジットをしみじみ
見入ったところです。

最近、「Let it Go」のカバーを集めた以下のサイトにハマっていて、いろんなバージョンを
聞き比べています。
「一挙ご紹介!「Let It Go」の数々のカバーが美しすぎる」
http://newclassic.jp/archives/10059


オリジナルのイディナ・メンゼルに引けをとらない松たか子のカバー、素晴らしい出来です。
サビの部分、「ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの 何も怖くない 風よ吹け 
少しも寒くないわ」は、
「Let it Go」と母音を合わせながら、意味も語感も伝え切って、ピッタリはまる
秀逸な訳詞。加えて、松たか子の
見事な歌いっぷりが爽快です。今年の紅白で聞けるのでしょうか。

別の意味で感動を誘われる25か国バージョンでも、このサビの部分、松たか子による日本語
バージョンになっていて、うれしくなります。次のピョンチャン冬季オリンピックで使いたい曲。

また、特に気に入っているのが、アレックス・ボイエとレキシー・ウォーカー(11歳!)による
「Africanized Tribal Cover」。映像も音楽も、その完成度の高さは鳥肌モノ。オリジナルの世界観を
見事に表現しています。また、11歳でこんなに歌えていいんだろうかと、驚くばかり。

「The Piano Guys」のインストゥルメンタルバージョンは、伸びやかなチェロの音色がとても心地良く、
これもお気に入り。ビバルディの「四季」から「冬」の一節も交えた魅力的なカバーになっています。

やっぱり自分は音楽が好きなんだ、歌が好きなんだ、と実感しています。


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