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宮崎県立農業大学校の入学式。今年は57人が入学。宮崎の農業を担う若い力に、
大いに期待しています。
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農業大学校の入学式の後、川南町の畜魂碑に献花。口蹄疫の発生から、もうすぐ4年が経過。
「忘れない そして前へ」、改めてこのことを誓いました。
その後、川南町役場で、豚流行性下痢(PED)の対策について、日高町長や地元JA(尾鈴農協)の
河野組合長らと意見交換。川南町内では9件発生。口蹄疫の教訓を踏まえ、地域全体で徹底して
防疫の強化を図ってきた中での続発に、強い危機感を抱いています。
特に、指導する立場にある県の川南支場で発生を許したことは、地域の皆様や畜産関係者の期待や
信頼を揺るがすものであり、誠に申し訳なく、県として重く受け止めるとともに、徹底して原因究明を
行い、今後の防疫対策に生かしていきたいと考えています。
意見交換では、それぞれの団体におけるこれまでの取組を確認するとともに、防疫資材や要員の
確保、ワクチンの確保・供給について連携を密に対応し、より一層防疫の強化を図ることを確認
しました。何とかして、これ以上の拡大を止めなければならないと考えています。
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産業開発青年隊の入隊式。
2月20日の修了式では、体育館の中は震え上がるような寒さでしたが、今日はポカポカ陽気。
その中でも、青年隊らしいビリッと引き締まった入隊式が行われ、27名の入隊者を受け入れました。
全国的に建設産業の人材不足、後継者不足が課題となる中で、建設産業の将来を担うこれらの
<金の卵たち>を、しっかり育ててまいります。
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世界でクルーズ船を運航するコスタクルーズ社。そのアジア部門の担当者が、中国国内の主要旅行
会社幹部などを招いて年1回開催しているゴルフ大会が宮崎市内で行われました。この機会をとらえ、
関係者と意見交換するとともに、今後の取組について覚書を交わしました。
同社の運航するコスタ・ビクトリアは、平成24年に5回細島港に寄港。昨年度は日中を取り巻く環境
から見送られましたが、去る4月3日、久しぶりに細島港に寄港いただきました。それぞれ、
約2000人の乗客を運んできていただいています。
覚書は、<コスタクルーズの船を寄港させることにより、宮崎の観光振興に寄与するよう取り組む>
という内容について、コスタクルーズ社及び中国の主要旅行会社の幹部がサインしたものです。
コスタクルーズ社のアジア・太平洋・中国地区上級副社長のブディ・ボク氏をはじめ、関係の皆様の
ご理解とご協力に、感謝申し上げます。
ブディ・ボク副社長に、記念の飫肥杉トロフィーを贈呈。杉の素材生産量22年連続日本一をアピール。
その他の参加者には、飫肥杉製のペンを贈呈。香りが良いと好評でした。
中国も、徐々にゴルフ人口が増加しており、日本へのゴルフ客の増加が期待できるとのこと。
ちなみに、今回のゴルフコンペのベストグロスは82!レベルの高さに驚きます。
今後がとても楽しみではあるのですが、ゴルフ客にしろ観光客にしろ、その規模の大きさや増加する
スピードなど、恐ろしく感じることさえあります。この圧倒的なボリューム感にどう対処していくか、
その勢いをどう取り込んでいくか、本県の観光振興を考える上で重要なテーマになると考えています。
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川南町から清武町に向かう途中、芝桜で有名な新富町の黒木敏幸さんのお宅に立ち寄り。
滞在約10分と慌ただしかったのですが、今年も、色鮮やかな芝桜が見頃を迎えていました。
素晴らしい春の眺めを提供いただき、黒木敏幸さんをはじめ関係の皆様に敬意を表します。