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Channel: 河野しゅんじのブログ
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台北線の増便

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午前中、県の退職者辞令交付式。長年にわたり県の発展に尽力された144人が県庁を退職。
深い感謝の思いを込めて一人ひとりに退職辞令をお渡しし、新しい人生のスタートを見送りました。

例年、全員が立った状態で行われていた交付式。今年は、退職者に配慮して、初めて着席で
行われました。こういう細やかな配慮にも、県庁の<前進>があったということでしょうか(笑)。





退職者の多くは昭和51年前後の入庁。最も早い方で昭和43年。
一人ひとりのお顔を拝見していると、
様々なことが脳裏によみがえり、万感の思いがします。やはり、台風災害や官製談合事件、不適正
支出、口蹄疫など、艱難辛苦を
共にした当時の担当者には、感慨ひとしおのものがあります。





60歳定年と言っても、赤いちゃんちゃんこよりは赤いベストの方が似合うのではないかと思えるくらい、
昔、還暦を迎えられた諸先輩と比べると、今の皆さんは、とても若々しく、まだまだパワーみなぎる
という印象があります。

ご家族との時間を楽しんでいただきつつも、これからの第二の人生、これまで県職員として培った
知識や経験を生かし、より<積極的に>送られるよう期待しています。防災や福祉、環境などで
地域貢献していただくもよし、趣味を生かした社会貢献など、いろいろ考えられるかと思います。

こうして県を<卒業>されていく1人ひとりが、元県職員としての誇りのもと、それぞれのお立場で、
さらに県を発展させていく方向で力を発揮していただければ、宮崎県はもっともっと伸びていくと
信じています。

これからもお元気で、一県民として県政を見守り、叱咤激励いただきますよう、そして、充実した
第二の人生を送られますようお祈り申し上げます。



今日で、私の宮崎生活も10年になりました。 
ちょうど10年前のこの日、家族と共に宮崎に赴任。
空港からの道のり、林立するワシントニアパームや街を彩る花々に目を奪われ、宮崎牛を食べに
行ったお店で、宮崎牛はもちろんのこと、野菜の美味しさに家族一同で感動したことを懐かしく
思い出しています。
引っ越しの不安や不満を抱えていた子どもたちも、これで一気に宮崎ファンに。


  (赴任直後のH17.4.5、西池小学校前にて)


今日退職された方々の思いも引き継ぎ、これからも宮崎県を前に進めていかなければならないと、
決意を新たにしています。


<2>
チャイナエアラインの宮崎ー台北線、これまで週2便だったところ、今日から週3便に増便されます。
宮崎空港で記念のセレモニーが行われました。





平成22年1月から就航し、約4年が経過。これまで9万人を超える利用者がありました。口蹄疫や
新燃岳噴火、東日本大震災などの影響による搭乗率の低迷など、様々な困難に直面しながらも、
関係者が力を合わせて利用促進に取り組み、今年度の搭乗率は73.7%(2月まで)と高い数字を
維持しています。

昨年7月、政財界の訪問団を結成して台湾のチャイナエアライン本社を訪問、孫会長に路線の維持や
充実、増便を要望しました。このように早期に実現することができ、感慨深いものがあります。
ご理解とご協力いただいた皆さんに、深く感謝申し上げます。





今回、週3便に増便されることにより、鹿児島線(週4便)と合わせて、南九州全体でデイリー運航と
なります。それにより大きく利用の幅が広がり、多様な旅行商品を提供することが可能になります。

また、3月1日より、貨物の取扱がスタートしており、今後、本県の農畜産物をはじめとする県産品の
販路拡大も期待できます。

こうした国際定期便の充実は、台湾のみならず、台北を経由した香港やASEAN諸国など、チャイナ
エアラインのネットワークを通じて東アジアの国や地域との交流を拡大することが可能となり、
本県が進める「みやざき東アジア経済交流戦略」に大きく寄与するものです。

先日の東九州道「延岡~宮崎」の開通で、陸路の大幅な充実が図られたばかりのところ、
今日の国際定期便の充実により、空路についてもさらに利便性を高めることができました。
これまでご尽力いただいた方々に深く感謝を申し上げつつ、県をあげて、積極的な活用を図って
いきたいと考えています。



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