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アンクルマイクと洋楽

MRTラジオに「アンクルマイクとナンシーさん」という洋楽番組があります。
このほど30週年を記念したパーテイーがありました。

毎年日曜夜9時から1時間、プロ野球のオフシーズンに放送されているこの番組は、
1983年10月3日より続いて
いる長寿番組です。私も、この時間帯は、ウォーキングしながら、
またはお風呂タイムで、よく聞いています。





この収録風景の写真は、ナンシーさんこと横山由美さんのブログから拝借。
横山さんは、16代目のナンシーさんで、それでも14年間務めておられるそうです。


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このパーティーでは、記念セレモニーや30周年記念公開収録、コンサートなどが行われました。
ああ、いつものラジオの声だ、いつものお二人のトークだと、目で見て耳で聞いて、うれしくなります。


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パーティーの途中、挨拶をさせていただいて、その中でも少し申し上げたのですが、私なりに考える
この番組の魅力は次のような点です。
◯ 番組でかける曲は、全てアンクルマイクこと伊野啓三郎さんが所蔵する約5000枚ものCDの
 中から、自ら選曲されるとのこと。その選曲が素晴らしいのです。時代もジャンルも偏らず、
 とても幅広く、また、センスを感じます。さらに、この時間帯に合った選曲だと思います。
◯ 全ての曲が、フルコーラスで紹介されます。えてして、こうしたラジオ番組では、ワンコーラスだけ
 とか、ブツ切りになってしまいがちなのですが、たっぷり聞くことができ、合間のトークと相まって、
 心地よい満足感があります。この日、その理由をうかがったところ、全曲をかけてこそ、その曲を
 紹介したことになるのであって、それが自分のポリシーだと強く主張しておられました。拍手!
◯ 選曲にも通じるのですが、それぞれの曲や歌手、時代背景などの紹介が、うんちくに富み、
 張りのある声とあいまって、実に聞かせるのです。ナンシーさんとのやりとりも、心地良い
 間合いとリズム。

一言で言うと、<大人の鑑賞に耐える上質で心地良い洋楽番組>ということになりましょうか。
洋の東西を問わず、音楽のジャンルがどんどん多様化、細分化し、昔のように時代を画する大ヒットが
出にくい音楽シーンの中で、良い音楽に巡り合う羅針盤のような番組と言えるかもしれません。

84歳の伊野さん、パーティーの最後には、ステージの中央に立って、お気に入りの曲
「グッドナイト・アイリーン」を、会場の参加者とともに、素晴らしい声で歌われました。お見事です。
いつまでもお元気で、<洋楽の伝道師>として御活躍いただきますようお祈り申し上げます。


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ところで、私も、今でこそオペラを中心としたクラシックをよく聞いていますが、元々は洋楽派。
そのスタートは、中学時代のABBA。何がきっかけだったか覚えていませんが、最初に買った
アルバムが「ARRIVAL」。このジャケット、懐かしい。

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ワクワクと弾むような"When I Kissed the Teacher"に始まり、2曲めが 
"Dancing Queen"!
ひょんなことから、最近、毎日のように聞いているのですが、名曲ぞろいの名盤です。
実に幸せな洋楽との出会いだったように思います。

ちなみに、私の高校の合格祝いとして両親からプレゼントしてもらったのは、北九州市で行われた
ABBAのコンサートでした。これも懐かしい思い出。

中高生の頃は、ABBA以外によく聞いていたのは、ARABESQUE、BONEY M、BLONDIE、
PET SHOP BOYS、BRONSKI BEAT、BILLY JOEL、JANIS IAN、QUEEN、MANHATTAN TRANSFER、
TOTO、AIR SUPPLY、JOURNY、DEPECHE MODE・・・・・

大学時代となると、ディスコブーム(?)と相まって、80’sの洋楽全盛の頃。簡単には挙げきれない
ぐらい、いろいろな洋楽曲にどっぷり浸かってました。特に、大学1、2年の頃に流行っていた曲が
懐かしく思い出されます。どちらかというと、アメリカ系よりはイギリス系のものや、ユーロビートなどに
ハマってました。

家内との出会いも、大学のサークルが開催したダンパ(ダンスパーティ)で・・・
おっと、思い出に浸って、つい筆が滑ってしまいました(笑)。

音楽は<タイムカプセル>でもあります。


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