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Channel: 河野しゅんじのブログ
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都井岬ー今あるものの魅力

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モンテディオ山形の高橋節社長に宮崎牛を贈呈。 6年連続6回目の宮崎キャンプ中。
高橋社長からは、恵まれたキャンプ環境に対し、感謝の言葉をいただきました。





昨年まで山形県副知事を務めておられた高橋社長との話は、米政策や食産業、観光などにも及び
ました。上杉鷹山公や映画「おしん」の濱田ここねさんなど、両県の結びつきなどについても。

観客動員数は、1試合平均で数千人とのこと。地元にJリーグのチームがあることをうらやましく思う
一方で、 戦力の確保も含め、チームの経営には様々な困難が伴うようです。

チームの公式ホームページを拝見したところ、リーグ開幕を前に、ホームスタジアムの除雪作業への
ボランティアを募るお知らせを目にしました。雪国ならではの大変さを実感しつつ、こうしてファンと
チームの絆が深まっていくのかと、まぶしく思えたところです。

ご縁のある山形のチーム、本県としてもしっかりサポート、応援していきたいところ。


<2>
株式会社ニチワの橋本佳隆社長が、第47回グッドカンパニー大賞で優秀企業賞を受賞され、
報告にいらっしゃいました。



 


ニチワ(日南市)は、自社に金型の設計・開発・製造部門を持ち、一貫生産システムを構築。
自動車用溶接ナット、自動車用冷間圧造部品、
切削加工部品及び小物プレス部品の製造販売事業
を展開しておられます。

グッドカンパニー大賞は、公益社団法人中小企業研究センターが実施。全国の中小企業の中から、
<経営の刷新、技術開発、市場開拓、流通改革の分野において、特に顕著な成果を上げ、優れた
内容を有する企業であって、最近3年間の業績推移が相当なものであり、今後も進展が期待される
企業>として、10企業のうちの1つに選ばれました。九州・沖縄地区からはニチワのみ。

<金型製作の内製化、工程間自動搬送システムの自社開発などによりコスト削減を図り高付加
価値化を実現し、オープンな経営の下、今後もさらなる発展が期待される。>との選評です。
誠におめでとうございます。

本県は、東九州道が宮崎市から北九州市まで開通することを踏まえ、北部九州の自動車産業との
連携をさらに深めていこうとしています。ニチワにおかれては、こうした高速道路の開通以前から、
高い技術力と優れた経営で、自動車部品製造の分野で確固たるポジションを占めておられます。
本県のものづくり産業の1つのモデルとなるものであり、心より敬意を表します。


<3>

串間市で、地域住民とのの対話集会(知事とのふれあいフォーラム)を開催しました。
市制施行60周年と午年が重なり、串間市を県内外にアピールするチャンスの年を迎えています。

 



参加された皆さんからいただいた質問など、今日の話題は以下のとおり。

・東九州道「日南~串間~志布志間」の整備ルート案、整備促進
・大径材の有効活用
・物流コストの縮減
・山菜サミットの開催支援
・森林保護活動への支援
・市木~都井間のトンネル整備
・国際交流のあり方
・男女共同参画の取組、少子化対策
・県としての観光誘客策
・農業担い手対策
・出荷センター整備への支援
・森林整備の取組
・福島港のプレジャーボート問題
・保健所の跡地利用
・自治会加入率の低下対策
・米政策の見直しに関する情報提供
・集落営農の推進
・福島高校等の存続
・スポーツ関連予算、キャンプ誘致
・性差に関する意識改革
・都井岬付近の廃屋対策
・心を育てる家庭教育のあり方
・農業支援策の柔軟な運用

東九州道の整備については、何度も強い要望がありました。引き続き、早期の整備実現に向け、
全力で取り組んでいきたいと思います。
出席いただいた皆様に深く感謝申し上げます。


<4>
知事とのふれあいフォーラムを終えて、都井岬へ。最初、全く馬の姿が見当たりません。
ビジターセンター「うまの館」でお話をうかがうと、雨の日は森の中にいることが多いとのこと。
あららと思いつつ、「うまの館」の展示で、岬馬や都井岬の生態系について勉強。

「おウマさんとせいくらべ」のパネル、世界最大の馬ペルシュロンには、度肝を抜かれました。
一番背景の白っぽいシルエット。体高が2m以上あるとのことで、近くで見るとド迫力かと。


 


気を取り直しての帰りがけ、いました! 4頭の群れ。雨に打たれながら草を食んでいました。
しかも、車の中から撮影しやすい道路脇で(笑)。馬に感謝。






 


野生場を間近に見ることのできる(しかも逃げたりしない!)、世界的にも貴重な観光スポット。
海を見下ろす雄大な景観も格別です。都井岬に来るたび、その魅力を実感します。


 


串間市には、この野生馬の他に、海水で芋を洗う野生猿、観光とび魚すくい(太平洋の金魚すくい)など、
世界的にも珍しい素材にあふれています。6
年後の東京オリンピック・パラリンピックも見据えた
海外からの観光誘客を考えると、この魅力的な観光素材、もっと磨きをかけていきたいところです。


今あるものの魅力や、自らの強みを、いかに磨き上げ、活用していくか、他との差別化を図っていくか、
そのことの大切さを改めて感じた一日でした。


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