<1>
東海宮崎県人会、約160人が参加して名古屋市で盛大に開催されました。民謡やひょっとこ踊り等の出し物や、県産品が当たる大抽選会などで大いに盛り上がりました。
このような県外の県人会では、<宮崎県の最近の話題について紹介するため、通常の挨拶より長めに話をさせていただきます>と、あらかじめお断りしてから話すようにしています。5分以内ではなく12~3分程度のイメージ。
今日は、整備が進む陸海空の交通インフラや、活況を呈した2月のキャンプや2巡目の国体招致などスポーツ関連の話題等についてご紹介。
ありがとうございます! 皆さんから元気をいただきました。
ただ、来賓の吉本明子愛知県副知事は、最近、大村秀章知事が挨拶で触れられる愛知の三題話として、「リニア・MRJ(国産ジェット機)・FCV(燃料電池車)」を紹介されました。う~ん、さすが愛知県、スケールが違います。
また、かつて愛知県副知事を務めた甲斐一政名誉会長(高千穂出身)は、最近、母校を訪れたら生徒が少なくてショックを受けたと、人口減少や限界集落についてコメント。故郷は大丈夫か?自分たちが応援しなくてはと、危機感あらわに話をされました。
大いに刺激をいただき、宮崎県、もっと頑張ります!
この写真は篠原早祐美さん。宮崎に縁もゆかりもなかったところ、大学時代に口蹄疫の復興支援活動(大学で日向夏ジュースなどを売って売上を寄付いただいたり)を通じて熱烈な宮崎ファンとなり、結局、東海宮崎県人会の加治佐会長の会社に就職されました。これもご縁です。
<2>
6時過ぎから宮崎市内で仕事があるので県人会を途中退席。飛行機の便の都合で、帰りは伊丹空港から。名古屋駅から新幹線で新大阪駅へ向かいました。
この写真は、名古屋駅の新幹線から在来線への乗換口。春日井市役所に勤めていた頃は、東京等への出張や広島への帰省の際、ここを通って中央線に乗り換えていました。行き先表示の高蔵寺や中津川という文字に、思わず反応してしまいます。当時のことを思い出しつつ、懐かしさのあまり撮影。
また、こうして名古屋駅から新幹線で新大阪駅へ向かうのは、4年前、東日本大震災の翌日以来のこと。
名古屋で木材のトップセールス中に大震災が発生。何としても早く宮崎に帰らなくてはと、関係者の意見交換会を途中退席して名古屋駅に向かったものの、新幹線は動かず。結局、またその会場に戻り、バツの悪い思いをしたこと、仕方なくそのホテルに泊まり、翌日、伊丹空港経由で宮崎に帰ったことなどを思い出しました。しみじみ。
新幹線構内の売店で感心したこと。何と近江牛のお弁当が6種類も! 名だたるブランド牛ではありますが、それにしても6種類とは。
そして伊丹空港にて、空港からよく見えるビルの上に、長崎和牛の大きな看板!これがよく目立つのです。私が特に意識しているからかもしれませんが(笑)。
それぞれライバルが〈やってるな!〉と感心しつつ、〈宮崎牛も頑張らないと!〉と、強く刺激を受けたところです。
<3>
ガラス工芸作家で「現代の名工」黒木国昭さんの創作活動半世紀と古希をお祝いしての祝賀会。
各界を代表する33人が発起人となり、300人近くが出席して宮崎市内で盛大に開催されました。
黒木先生は、長年にわたる研鑽と創作を通じ、その高い技術と創造性が国内外で高い評価を受け、各地で展覧会が開催されています。
県では、県民栄誉賞や若山牧水賞の副賞として、さらには海外の要人へのお土産などで、先生の作品を使わせていただいています。また、今月からは、ふるさと納税のお礼の品の選択肢の1つとして、代表作である光琳シリーズの花器を提供することとしています。
さらに、台湾やイタリア、香港など、海外での展示会や製作指導などを通じて、様々なネットワークを築かれ、そのご縁で、昨年は、台湾のガラス工芸のメッカである新竹市と連携し、県立美術館で台日ガラス芸術交流展が開催されました。深く敬意を表し、感謝を申し上げます。
挨拶の中で、黒木先生の作品の値段はケタが2つ多いのでは?と冗談混じりに話したところ、美術工芸史家の土屋良雄先生(写真下)に、それだけの価値があるんですと、ビシッとご指摘いただきました(汗)。
この作品は、日本の四季を表現した琳派の大作で、値札は3000万円超。立体的な表現を可能にするため、1万点以上のパーツが使われ、大変な手間をかけて製作されたものとのこと。なるほど。
黒木国昭先生の、ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。