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新年度になって最初の仕事は、宮崎・延岡ー大分・別府線高速バス「パシフィックライナー」の出発式。
今日の出発式には、大分県のゆるキャラ〈めじろん〉も参加。
先月21日に開通した東九州道「宮崎ー大分」を活用し、宮崎交通やJR九州バスなど5社の共同で、1日6往復運行されます。宮崎ー大分を約3時間25分で結び、料金は平日で片道2800円。web割も設定。
宮交バスでは、シートピッチが広く、パウダールーム付き大型トイレや、各座席に携帯充電用コンセントなどを備えた新型車両で運行されます。
県民待望の〈大動脈〉に、公共交通という血液が流れ始めました。高千穂への高速バスも好調とのこと。この出発式のバスも、35席がほぼ満席に近いお客様。
「東九州の新時代」の幕開け。これからが楽しみです。
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県庁の新規採用者辞令交付式。
昨日、144人の退職者をお見送りした(下の写真左)県庁講堂で、今日は161人(うち女性62人)の若い力を迎えることができました(下の写真右)。
辞令交付(下段左)、服務の宣誓(下段中央)を経て、私から新規採用者への訓話。
30~40年後、この新規採用職員が幹部になる頃には、今日ずらり並んだ幹部は誰一人残っていないわけで、しっかりと<たすき>を引き継がなければという思いが強まります。
デジタルネイティブとも呼ばれる新しい世代の若者には、これまでの世代にはない可能性を秘めているものと期待しています。臆することなく上司と議論し、思いをぶつけ、存分に活躍して本県の伸びしろを埋め、「みやざき新時代」を切り拓いていって欲しいと願っています。