雪国です!
大阪市内から滋賀県彦根市に向かう名神高速道路。竜王町を過ぎたあたりだったでしょうか、ふと外を見ると、いつの間にか雪国となっていました。
それまで、滋賀は大雪と聞いていたものの、全く路面に雪も残ってない状況だったのですが。急に風景が変わりました。南国宮崎から訪れた我々一行は、ついワクワク。ただ、寒いです。
スマートインターで高速道を降りて、一般道を彦根市に向かいます。
滋賀県彦根市の日本料理「魚忠」にて、みやざき大使をお願いしている若女将の大橋田香子さんや、社長の大橋伸吏さんと意見交換。
店内の売店コーナーでは、様々な宮崎県産品を販売いただいています。物産館KONNEに来たかのよう。また、定期的に延岡フェアなどを開催し、宮崎食材のいわば伝道師として活躍中。深く感謝申し上げます。
今日は、へべすや日向夏、ほろ酔いブリ、おいも豚、菜豆腐、千切大根といった県産食材の効果的な活用・PRや、宮崎県の活性化など、お昼ごはんをいただきながら、幅広く意見交換させていただきました。県産食材を使った料理については、若女将がいろいろなアイデアを思いつき、それを板長が頭をひねり、工夫をされながら形にしていかれるのだそうです。写真は、菜豆腐を柔らかくアレンジしたもの、「魚忠」定番のアジのあげみ、おいも豚で日向夏を巻いてのしゃぶしゃぶ、千切大根と豚肉ときくらげの春巻き。
このメンバーで話をしていて、いつも出てくるキーワードは「もったいない」。食材にしろ観光資源にしろ、宮崎県は良い物がたくさんあるのに、十分に生かされてない、もっとうまく活用すべきということ。延岡市出身の大橋さん、アイデアと積極性と宮崎愛の塊のようなエネルギッシュな方で、ご主人との間合いが絶妙です。
お店の前、彦根市の地産地消を呼びかける「ごちそうさん湖東産」というポスターのそばに、堂々とへべすのポスターが掲示してありました。さすがです(笑)。
東海・関西エリアで141店舗を展開する量販店「平和堂」にてトップセールス。平松常務をはじめ幹部の方々との意見交換の後、ビバシティ彦根の店舗を視察させていただき、また、店内でのステージイベントで県産品PRの機会をいただきました。
「平和堂」では、県産青果物の長期販売スペース「みやざき棚」を設置したり、この時期に情熱みやざきフェアを実施したりなど、大変お世話になっています。取引も拡大しており、心より感謝申し上げます。
幹部との意見交換では、このところ定番化している〈日向夏ピーラー〉による皮むきデモンストレーションを実施中。
店舗内の陳列を拝見しても、ステージイベントをしていても、本県としては、もっともっと知恵を出していかなければ地域間競争の中で埋没してしまうのではないかと、強い危機感を抱きました。ここでも、「もったいない」だらけなのです。反省しつつ、アイデアを練りつつ、しっかりと前を向いて進んでいきたいところです。