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Channel: 河野しゅんじのブログ
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カツオフォーラム・医療・青年隊

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南郷ハートフルセンターにて、「カツオフォーラムin日南」が開催されました。




 


近海カツオ一本釣り漁で、日本一の漁獲高を誇る本県。しかし、県庁所在市の1世帯当たりカツオ
消費量は、宮崎市が全国第9位。7
割以上を県外で水揚げし、県内消費は12%というの実態です。

その本県漁船団の水揚げ先の一つ、気仙沼市から菅原市長がフォーラムに参加されました。
気仙沼漁港に水揚げされるカツオの約4割を、本県が占めています。

3年前、東日本大震災の発生直後の7月、カツオの水揚げで復興を支援しようと、漁連関係者と
気仙沼を訪れたときのことを思い出しました。菅原市長とは、そのときにお会いして以来。

当時、被災地や被災者に対し、何とかしてあげたいという熱い思いを抱いて、中心的な役割を
果たされたのが、故丸山英満前県漁連会長。
そのお膝元の日南でこのフォーラムが開催されて
いることを思うと、壇上で挨拶しているとき、私も感無量となりました。「もっとカツオのことを、
もっと海のことを考えてくれんね。」という丸山さんの声が聞こえてくるような思いがしたのです。

今日のフォーラムが、カツオ漁や水産業のさらなる振興に結びつくよう願っています。

<2>
カツオフォーラムに先立ち、お昼ごはんは、
もちろん「日南一本釣りカツオ炙り重」。




 


このお店の味付けは、コチュジャン風味の味噌だれと、酒盗生わさび和えオリーブオイルだれ。

肉厚のカツオを炙って楽しみ、最後はお茶漬けで楽しみ。副菜として、チキン南蛮と魚うどんまで
添えられていました。充実したメニューに大満足。


<3>
「日南カツオ・マグロ祭り」、今日と明日の2日間、目井津漁港にて開催中。マグロ解体ショーや
ビンゴ大会、クイズ大会などのステージイベントや、物産展、パネル展など、賑やかに行われていました。





道づくりを考える女性の会の皆さんも、東九州道の早期整備をアピールするパネル展示で参加。
感謝申し上げます。
飫肥杉コーナーでは、多くの家族連れが遊んでおられました。私も、ボーリングに挑戦。5回も投げた
のですが…最高で1ピンのみ(涙)。
ボール代わりの小さな丸太。この写真のように、真っ直ぐ入っても、
直前でイレギュラー回転してピンを
避けていくのです。目の前で、この写真にも写っている小学生くらい
の女の子がストライクを決め、スゴスゴ退散した私です。


 


チョウザメの関係者も、物産展でアピールしておられました。私も、<チョウキチ(だったか?)>の被り物
を被らせてもらって記念撮影。刺身と寿司をいただきました。美味しい!左下の男女は、明日のアオタイ
出場のため東京からいらっしゃったとのこと。



 


<4>
宮崎市に戻り、県医師会役員や職員等に対する講演と意見交換。
「復興から新たな成長」に向けた取組みについて20分程度講演した後に、質疑、意見交換と
なりました。

医師や看護師の不足への対策、九州中央自動車道の整備促進、県立病院からの医師派遣、
有床診療所のスプリンクラー設置に対する支援等々、様々な要望が相次ぎました。


<5>
最後の仕事は、産業開発青年隊OB会との意見交換会・懇親会。
土木技術者を養成する県独自の教育訓練機関として昭和26年に設立され、これまでに4600人を
超える優秀な人材を建設産業に送り出してきました。このような機関は全国で唯一のもので、
国の関係機関からも視察に来られるなど、注目を集めています。

知事との意見交換会は7年ぶりとのこと。青年隊の維持存続をはじめ、公共事業量の安定的確保、
入札制度や設計単価等の見直しなど、いろいろな御意見、要望をいただきました。





<6>
漁業に始まり、医療、建設業と、いろいろな産業分野の仕事に取り組んだ一日。
締めくくりは、今日の日南海岸。雲ひとつない真っ青な空と、穏やかに光り輝く海。

走っている車の中からの撮影でもあり、全てを表現しきれませんが、これはもう尋常じゃない美しさ。
他に何もいらない、この景色だけを眺めていたい、と思わせるものがありました。




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