「高千穂の夜神楽」ブラジル公演団の出発式。ブラジル宮崎県人会の創立65周年記念式典で
披露するため、14名の公演団が宮崎空港を出発。関係者とともにお見送りしました。
今回の公演は、昨年亡くなったブラジル宮崎県人会の前会長、谷広海さんのたっての要望を受けて
実現したもの。谷さんは、ご家族と毎年来県され、ブラジルとふるさと宮崎との架け橋として活躍
いただきました。心からの感謝を捧げ、ご冥福をお祈り申し上げます。
ブラジルの日系社会では、1世の方々から伝えられた日本の古き良き伝統(言葉や生活習慣等)が、
日本以上に残されていると聞きます。宮崎で長きにわたり、保存・継承された神楽は、本県を代表する
郷土芸能。これを披露することで、それぞれの伝統が呼応し合い、刺激し合い、感動と感激と、そして
新たな展開がもたらされる公演となるよう祈っています。ブラジル県人会の皆さんに、変わらぬ
ふるさと宮崎の宝を堪能いただきたいと思います。