12日から3日間、夏季休暇をいただきました。美しい霧島連山を愛でつつ、福岡経由で実家の呉市へ。
両親が健在ですし、やはり顔を見せておかないと。
「ヒューマン・コンシャス」ジャパンFMネットワークの、このラジオCM、聞くたびにドキッとします。
「年に1度、親の顔を見る。もし後、親が30年生きるとしても、後30回しか会えないという事実。
親は気づいているのだろうか?」
自分の子供達も、こうして一緒に過ごす時間は、同居という意味でも人生という意味でも、あとどれぐらい
残されているだろうかと、しみじみ考えたりします。今できることを精一杯ですね。
実家で待ち構えているクロベエ。少し胴回りがふっくらしたかなとの印象を受けつつも、やんちゃな
野性味は失ってません。良かった!
でも、右の写真、私の足を噛みにきては困ります(笑)。今回も、すねのあたりは、かなり傷だらけに。
遊び相手が増えて大歓迎!といったところでしょうか。
実家に戻って、パッと地元紙(中国新聞)を開いたら、宮崎と広島との交流の話題。ちょっとうれしい。
戦時中、宮崎で陸軍の任務についていた広島出身の軍人と、宮崎市の農家との交流。農家のご夫婦
が亡くなった後も、その息子さんやお孫さんとの交流が続いているとのこと。相手を思いやる気持ちの
やり取りが、世代を超えた絆となっています。心温まる話。
呉での夏休みのお約束は、甥っ子や姪っ子を連れて行く呉二河プール。この3年間の写真を並べて
みました。子どもたちの成長、こうして見ると早いものです。2枚目の去年と3枚目の今年を比べると、
左端の私の次男が長男に変わり(それぞれ受験を前に不在)、右端に甥っ子が追加されてます。
二河プールで私のお気に入りは、ゆったりと泳げる50mプール。昭和26年の広島国体で整備された
年季もの。地下水利用の50mプールはとびきり冷たく、透き通っています。蝉しぐれを浴びながら、
このプールで泳ぐのが、私にとってこの上ない夏の楽しみの1つ。今年も、ほぼプライベートプール状態。
自分の泳ぎをチェックしようと、長男に動画を撮らせてみました。結構、頑張って泳いでいるつもり
だったのに、ゆったり泳ぐクセがついてしまい、のんびりスイムになってしまっています。
手の運びや水中姿勢、息継ぎ時に頭が上下に動いていないかとか、チェックポイントは多々。
海も楽しみの1つ。倉橋島の桂浜海水浴場へ。台風の影響か、海水の透明度は低く、水中にゴミが
浮遊している状態。昨年、高い透明度で、多くの魚ウォッチングが楽しめたのとは違っていました。
それでも、海水浴には様々な楽しみ方が。
ハチ(蜂)のバトル! 海浜の松の木のうろに作られたハチの巣の前にて。
大型のハチ4匹が周囲を飛び回り、そのうちの1匹が、隙をうかがうかのように巣の前でホバリング。
これに対し、巣を守る何十匹ものハチが、一斉に体を震わせて威嚇?しています。
百田尚樹さんの小説「風の中のマリア」を思わせる場面。小説の中では、主人公マリアらスズメバチが
ミツバチの巣を襲撃し、攻撃してくるミツバチを次々と噛み殺して巣を乗っ取り、エサを確保するという
展開。
このハチの種類も、その戦略も、よくわかりません。この後、どのような展開となったのか、残念ながら
確認できませんでしたが、昆虫の世界の戦いに興味津々でしばらく観察。
今回の帰省では、家族の間で卓球がプチブームに。娘(中1)が卓球部に入ったということもあり、
卓球部OBの私も弟も、<昔とった杵柄>とばかりに指導したところ。甥っ子姪っ子も加わって、
トーナメントが開催されました。この卓球台が置かれている場所は気にせずスルーしてください(笑)。
広島の<My Favorite Things>を堪能した3日間。3日間の夏休みをいただいたことに、また、
天気に恵まれたことに感謝。