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みやざき犬とコラボ。みやざき犬をデザインした新パッケージで販売されることになりました。
今日は、JA宮崎経済連の山崎副会長らが、みやざき犬を引き連れて、その報告に来られました。
試食させていただきましたが、もちろん美味しい! 専門家の分析によると、外観や香り、粘りの点で、
現在、普通期水稲の9割程度を占める「ヒノヒカリ」を上回る評価となっています。一般消費者の食味
評価では、「ほどよい粘りで旨味がある」という点が高く評価されていました。
近年、「ヒノヒカリ」では、高温による品質低下が大きな課題となり、暑さに強い品種に対する要望が
高まっています。県の総合農業試験場では、ヒノヒカリ並の食味を持ち、高温に強く、多収といった
特性を持つ「おてんとそだち」と「まいひかり」を育成。普及に取り組んでいます。
見るからに元気が出て、気持ちが明るくなるパッケージ。これらのお米を食べて、ダンスの得意な
みやざき犬のように、元気モリモリに!
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宮崎県農協青年組織協議会の通常総会。「農青協」は、概ね45歳以下の若手JA組合員の集まりで、
農業経営や営農技術の研修や交流、安全安心な農畜産物の消費者へのPR、子どもたちへの食育活動
などに取り組んでおられます。
昨年度の「JA青年の主張全国大会」では、西岡征四郎さん(JA宮崎中央青年部)が、独自の農業経営
分析システムの開発による農業のイノベーションについて発表し、最優秀となるJA全中会長賞を
受賞しておられます。素晴らしい!
挨拶の中では、国の農業政策の大転換や、オバマ大統領の来日でヤマ場を迎えているTPP交渉など、
農業を取り巻く状況が大きく変化する中で、宮崎の農業の高い可能性や、この正念場を乗り切ることの
重要性など、お話しさせていただきました。
特に、県庁の新規採用職員に対して話した次のポイントについて、宮崎の農業の将来を担う
農青協のメンバーにも同じことが言えるのではないかと思って紹介し、激励したところです。
若い力に大いに期待しています。
◯ これから退職まで30年、40年と勤め上げたときには、今日の辞令交付式に同席した幹部は
誰一人として県庁にはいない。これまでの宮崎を築いた諸先輩に感謝しつつ、その思いや業績
を受け止め、しっかりとバトンを引き継いで、次の世代へと受け渡していって欲しい。
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デジタル朝鮮日報から取材を受けました。韓国のNo.1新聞である朝鮮日報のインターネット版新聞です。
デジタル朝鮮日報が、ソウル市内大学の日本語学科の学生500人を対象に、「2回目の訪日旅行地
としてお勧めの地域」というアンケートを実施。本県が、その上位10地域に選ばれたことから、取材の
依頼をいただいたのです。大変光栄なこと。他の9地域は、北から青森、秋田、岩手、静岡、京都、
香川、福岡、熊本、沖縄だそうです。それぞれ、どういう点で評価がなされたのか興味深いところ。
デジタル朝鮮日報のサイトで動画も含めて紹介いただけるとのこと。アナウンサーの質問に答える形で、
宮崎の魅力について紹介させていただきました。緊張気味の彼女、かなり噛み噛みでした(笑)。
アピールポイントとしては、1 温暖な気候と海あり山ありの豊かな自然、2 恵まれたスポーツ環境
(ゴルフやスポーツキャンプ、サーフィンやスキー、九州オルレの「高千穂コース」など)、3 日本を
代表する食材(宮崎牛やマンゴー、チョウザメなど海の幸・山の幸、チキン南蛮や肉巻きおにぎりなど)。
また、宮崎ーソウル間が約100分の直行便で結ばれていること、空港から市街地までがとても近く
便利なこと、「師走まつり」など韓国ゆかりの祭りが長年にわたり行われていること、この祭りに象徴
されるような海外からのお客様に対する本県のおもてなし精神など。
韓国というと、連日、客船沈没事故が報道されています。ご家族や関係者の悲痛はいかばかりかと、
心を痛めています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、捜索作業の進展を祈っています。
国全体が、悲しみに包まれ、追悼モードにあるとのこと。インタビューの最後、ハングルを使って
「宮崎でお待ちしてます!」と、笑顔で呼びかけはしたのですが、今日のインタビューも、当分、アップ
されないのではないかと思っています。
早く事態の収拾が図られること、そして、また再び笑顔で交流できる日が来ることを祈っています。