11月議会の一般質問初日。1人目に登壇された坂口博美県議(自民党)の質問に対する答弁で、
次の知事選挙への出馬表明をさせていただきました。
以下、質問とそれに対する答弁です。答弁の中で、決断に至った私の考えや思いを整理しておりますので、
紹介します。(注:それぞれ逐語の記録ではなく、概要であることをご承知おきください。)
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(問) 次期知事選挙への出馬については、今がしかるべきときだと思うが、知事の考えをうかがいたい。
県勢発展のために全力を尽くすことが、私に課せられた重要な責務と考えております。
県政の舵取りを担わせていただいているところであります。
立ち上がり、将来に向けた希望の光を取り戻す、また、この愛するみやざきの豊かな未来を
県民の皆様とともに、その力を結集して築き上げていくという強い決意をもって、
「一所懸命」の精神で、県政運営にまい進してまいりました。
さらには東日本大震災など、本県が、また、わが国が、かつて経験したことの無いような
また、この1年は、本県の「再生・復興」の象徴である宮崎牛の日本一連覇や東九州自動車道
の一部前倒しでの開通など、まさに天の岩戸が開き、まばゆい希望の光が差し込んできたかの
ような明るい話題が相次ぎました。
宮崎に良い風が吹いてきた、そのような実感を抱いているところであります。
県政の基軸に据え、本格的な景気回復と揺るぎない産業基盤の構築への取組など、
さらには、多くの県民の皆様から、私に対し温かい応援の声をいただきましたことは、
身に余る光栄であり、胸の熱くなる思いがしております。
私が先頭に立って、宮崎の希望に満ちた未来を力強く切り開いていきたいと決意し、
次の知事選挙への出馬を決断いたしました。
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(答) お答えいたします。次の知事選挙についてであります。
1 私にとりまして、県民の皆様から負託いただいた、この大切な4年間の任期、一日一日を、
これまで、県議会をはじめ県民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、誠心誠意、
改めて心から感謝を申し上げます。
2 私は、知事として「みやざき新生」の旗を掲げ、この3年間、本県が大変厳しい状況から
3 任期前半は、「口蹄疫からの再生復興」に取り組む中、鳥インフルエンザや新燃岳の噴火、
相次ぐ災害に襲われたところであります。それらの災害への対応に全力を注ぎ、また、
そうした災害等に伴い疲弊した県内経済・雇用の回復に精力を傾けた2年間でありました。
4 こうした良い流れにさらに弾みをつけるため、今年度に入り、「復興から新たな成長へ」を
県政は着実に、かつ力強く前へ進んでいるものと考えております。
5 そのような中、今般、経済界をはじめとする各方面から、次期知事選への出馬要請をいただき、
6 私としましては、こうした県民の皆様の声を重く受け止め、熟慮を重ねた結果、
みやざきのさらなる飛躍に向けて、次期県政におきましても、この宮崎県知事という重責を
担わせていただきたいと、
今後とも、皆様方の変わらない御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。