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Channel: 河野しゅんじのブログ
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<つなぐ>

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JR呉駅を9時前に出発。ホームに流れるメロディは、「宇宙戦艦ヤマト」。なるほど!

穏やかな瀬戸内海の眺めに癒やされながら、呉線で広島駅へ。広島から新幹線で博多に向かい、
福岡空港から宮崎空港へ。交通機関の接続に伴う待ち時間や飛行機の遅れなどもあり、結局、
宮崎空港に到着したのは12時半過ぎ。約3時間半の行程。直線距離では、よっぽど遠い東京の
方が、時間距離としては近いといういことになります。地方から地方に移動する不便を実感します。

時間の余裕がなくなり、途中、コンビニ弁当でのお昼をはさみ、空港から午後の仕事へと直行。


<1>

午後イチの仕事は、「道づくりを考える宮崎中央女性の会」の総会。
高速道路をはじめとする道路整備を、女性パワーで強力に後押しすることを目的とした<道づくりを
考える女性の会>は、県内に8団体あります。今日は、そのうちの宮崎中央の総会。
いつものピンクの法被に加え、国富町の黄色の法被もあって、会場はお花畑状態。





7回目を迎えた今日の総会は、先日の東九州道「延岡~宮崎」の開通で、一層の機運の盛り上がりが
見られる中での開催。各地の女性の会の会長さん方に加え、多くの国会議員、市町村長、県議、
市議、国や県の担当者なども参加して盛大に開催されました。

<道づくりを考える女性の会>の皆さんには、高速道路の建設促進大会や東京等での要望活動、
トンネルの貫通式、道路の開通式、各種イベントなど、あらゆる場面で、お揃いのピンクの法被に
身を包み、宮崎の道路整備の必要性を強力にアピールしていただいています。

女性の会の皆さんの活躍は、その熱意や迫力が、大臣も含め国土交通省など関係者に知れ渡って
いて、ある国の関係者は冗談めかして、「宮崎の最大の圧力団体」と言っておられました。

まあ、「圧力」という表現がふさわしいかどうかはともかく、実に「迫力」あふれる女性の集まりであり、
道路整備に向けた取組に対し、大いに「活力」をもたらしていただいている団体でもあります。




関係の皆さんのこれまでのご尽力に深く敬意を表し、感謝申し上げます。そして、これからも、
東九州道の県南区間や中央道、都城志布志道路など、残されたミッシングリンクの解消に向け、
強力なお力添えをお願いいたします。


<2>
宮崎県社会福祉士会20周年記念式典。
社会福祉士は、社会福祉全般に関する相談に応じ、助言、指導、連絡・調整その他の援助業務に
携わる方々の国家資格。本県の社会福祉士会は平成6年に設立され、会員数は400名超です。
今日に至るまでの関係者のご尽力に対し、深く敬意を表します。





松井利博会長が挨拶の中で、自分が国家試験に合格されたときは、県内で数人程度だったものが、
今では年に100人程度が合格していると話しておられました。少子高齢化が急速に進展し、
社会福祉制度について様々な改革、見直しがなされる中で、今後、「社会保障と税の一体改革」も
具体的に進められることとなっており、
その役割はますます重要になってきています。

社会福祉士は、様々な社会福祉制度の間を<つなぎ>、さらには、そうした福祉保健サービスと
利用者の間を<つなぐ>役割を果たしておられます。

一方、高速道路は、単に地点と地点を<つなぐ>のみならず、ヒト・モノ・カネなどを<つなぎ>、
さらには世代を超えた地域づくりの取組みを<つなぐ>もの。ミッシングリンクの解消を求める
我々の熱い思いは、まさにネットワークを<つなぐ>ことへの渇望に他なりません。


たまたま続いた今日の2つの仕事。「つなぐ」というキーワードで光を当ててみると、その重要性が
さらに際立つものと実感しました。


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