帰任されるにあたり、お昼を食べながらのランチトークを行いました。一人ひとりから、自己紹介や、
この研修期間の思い出、今後の抱負などうかがいました。
私も、就職した年(昭和63年!)、最初の地方勤務で配属されたのが宮城県地方課(今は市町村課)。
職業人としての、また、公務員としてのスタートを切った場所です。やはり多くの職員が市町村から
派遣されていて、当時の私にとって兄貴分のような存在でした。このような市町村からの派遣職員と
接するたび、当時のことを懐かしく思い出します。
このTシャツは、昨年の県職員運動会で、市町村課が作成したもの。背中に26市町村の記章を並べ、
胸には「絆」の文字。なかなかいい感じのデザインは、市町村と県の絆を表しています。
今日は、この青色Tシャツを記念にいただきました。
市町村章をこうして並べてみると、実に多種多様です。市町村から派遣された職員も、仕事の経験や
趣味、キャラなど、まさに十人十色。それぞれの個性を生かして、各市町村で活躍されるよう祈ります。
市町村章というと、いつも目にしてドキッとすること。下の左側は、宮崎市の市章。右側は、
私の母校、呉市立五番町小学校の校章。これがよく似ているのです。
宮崎市の市章は、宮崎の「宮」を図案化したもので、外円は平和を意味し、中央の結びは団結を示し、
扇形は末広がりの発展を表しているとのこと。五番町小学校の方は、「五」の図案化かと。
呉市立五番町小学校は、103年の歴史を持っていましたが、小・中学校9年間を統合して子供を
育てる小中一貫校の発足に伴い閉校。隣接する呉市立二河小学校・二河中学校(私の母校!)と
合併して、呉中央学園(呉中央小学校、呉中央中学校)となりました。
呉市内の最も中心部に位置し、伝統ある小学校が閉校することになり、また、母校の名前が消える
ことに複雑な思いもありました。宮崎県内も、人口減少・少子化に伴い、各地で小学校の閉校が
続いています。そういうニュースに接するたび、寂しさを感じています。人口減少対策と少子化対策、
地域の活力を維持するためにも、しっかり取り組んでいきたいと思います。