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Channel: 河野しゅんじのブログ
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東九州道「延岡~宮崎」の開通!

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ついにこの日を迎えることができました!

今日3時、「日向~都農」が開通し、東九州道「延岡~宮崎」が全線開通。ついに延岡市から
宮崎市までが、1本の高速道路で結ばれたのです。
本県の高速道路整備の上で、歴史的な
節目の日となりました。
感謝と感激とお祝いと、残された未整備区間の整備促進に向けた決意と、
万感の思いに浸っています。

この日を迎えるにあたり、当初の予定より前倒しで整備に取り組んでいただいた国土交通省や
西日本高速道路株式会社の皆様に対し、深く感謝申し上げます。また、事業にご理解、ご協力
いただいた地権者の皆様や、地元選出の国会議員、市町村、経済団体、道づくりを考える女性の会
や神話トライネットの皆様など、長年にわたる県民の悲願の実現に向けてご尽力いただいた
全ての関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。


今日は都農町からスタート。都農の高速道路本線上で鋏入れ式(テープカットとくす玉開披)を
行った後、通り初めで日向市へ。雲ひとつ無い快晴。半世紀に及ぶ県民の悲願が結実し、
天にも我々の思いが届いたのか、素晴らしい天気に恵まれました。





これは、鋏入れ式の写真を撮ろうとして待ち構える報道陣や関係者の様子。もう熱気ムンムンです。


 


この写真の中央あたり、土手に上がっての撮影は、ちょっと間違えると危険です。



高速道路整備の必要性を国や関係機関にアピールするにあたり、大変なご尽力をいただいた
道づくりを考える女性の会の皆さんと。和やかかつ晴れやかなショット。感謝申し上げます。





通り初めを先導するのは女性白バイ隊員。白バイ隊員の中で、女性は3人だそうです。
<バイクが倒れたら起こせますか?重さは?>などと、素朴な質問をしてしまいました。
失礼しました。今後ますますのご活躍を!



通り初めの隊列は、開通効果をアピールするための車両からスタートしました。
まず自衛隊の車両から始まり、農業・漁業関係の輸送トラック、救急車、高速バスなど。
上空には、抜けるような青空をバックに取材ヘリ。


 

 



通り初めの途中、多くの皆さんや横断幕に、歓迎と祝賀のお出迎えをいただきました。


 

 



この区間の特徴は、海に近いので、日向灘の眺めを楽しむことができるということ。
「寺迫ちょうちょう大橋」のあたりからパッと視界が開け、美しい日向灘の眺めが続きます。
すぐ下の写真では、その視界を妨げないようにするための配慮で、2本の鋼製高欄が使われて
います。細やかなご配慮に対し、西日本高速道路株式会社の関係者に感謝申し上げます。








 




通り初めと開通祝賀式を終えた後、宮崎市
内に戻り、県庁前庭で、開通記念イベントに参加。
12時から、みやざき犬のダンスやGILLEのライブ、書道パフォーマンス、さらには宮崎牛やカンパチの
ふるまいなど、盛り沢山のイベントが行われました。カウントダウンボードも、ついに0!

 


大分県からも、観光PRのためにいらっしゃっていました。日本一のおんせん県を全力アピール。
本県も、「競争と協調」を基本理念として、しっかりと対処を進めていきたいと思います。






宮崎商業高校書道部による書道パフォーマンス。初めて間近で実際に見ることができましたが、
これには驚きました。大したものです。迷いがなく、ミスもなく、大勢で役割分担をしながら、
粛々と、整然と仕上がっていきます。書き上げた後に披露するとき、墨が垂れたりしないよう、
吸い取り紙を当てて余分な水分を取っています。なるほどと感心。


 


そして出来上がった作品には、まさに私の申し上げたいことが、ズバリ以下のように書かれてあります。
「この夢の架け橋は 県民の悲願であり 希望の光である
宮崎の多様な魅力が発信され 東九州の新時代が幕を開ける」
お見事!






その後、15時の開通という歴史的な瞬間に向け、県庁前庭にて、多くの県民の皆さんとともに
カウントダウン。くす玉割りで
お祝いです。青空に美しく映える県庁本館。長年にわたる多くの皆さんの
願いが結実し、そして
天にも届き、素晴らしい舞台設定に恵まれました。深い感謝の思いで一杯です。








その後、開通直後の東九州道を通って、もう一度北に向かいました。18時30分から延岡市内で、
開通記念イベントとして行われる「3000人の提灯行列」に参加したのです。通り初めでは
「日向~都農」を走ったものの、宮崎市内から延岡市まで高速道路で一気に走り抜けるのは、
これが最初となります。

途中、日向インターの手前で、こんな自然渋滞もありましたが、約1時間10分! 
高速道路の威力を実感です。





「3000人の提灯行列」では、<感謝>と<お祝い>と<決意>を胸に抱き、多くの市民の皆さんと
祝賀の練り歩きを行いました。

以下のように、代わる代わる誰かがお祝いの言葉を発して、それに全員で応えてというやり方で、
徐々にテンションが上がっていきました。
「東九州道、延岡~宮崎が開通しました!おめでとうございます!」 → 「おめでとうございます!」
「東九州道の開通、バンザイ!」 → 「バンザイ!」
「つながるのべおか、ありがとうございます!」 → 「ありがとうございます!」





 




練り歩く途中、元気な若い力で声出しをして盛り上げてもらおうと、少年野球の子どもたちに前の方に
出てきてもらいました。その元気な掛け声を聞きながら、この子どもたちが、おじいさん、おばあさんに
なった頃、3000人の提灯行列に参加したこと、長年の夢が実現した日をみんなでお祝いしたこと、
高速道路の整備にこれだけの熱い思いで取り組んできたこと、そして、その整備された高速道路を
生かして延岡がもっと元気になり、宮崎県が一層発展してきたことなど、次の世代へと語り継いで
いって欲しい、そんなことを願っていたところです。

老若男女による提灯行列に参加することで、高速道路が、地域と地域を<つなぐ>施設であると
同時に、世代と世代を<つなぐ>役割を果たす存在でもあるということを実感した一夜でした。



 



 



今日は、宮崎市→都農町→日向市→宮崎市→延岡市→宮崎市と、東九州道を北へ南へという一日。
延岡市へは、この1週間で4度目となります。しみじみ喜びを噛み締めつつのハードスケジュール。


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