昨夜は20時まで、都内で「宮崎牛すき焼き晩餐会」に出席。その上で、今朝10時の延岡市北浦町
での仕事に間に合わせるためにはどうしたらいいか? その時間帯、昨日のうちに宮崎に帰る
飛行機の便はありませんし、今日の朝イチの便では間に合いません。
その答は深夜便の活用。昨晩、羽田から24時間空港である北九州空港に飛び、到着したのが
23時頃。そのまま空港そばのホテルに泊まり、今朝は、まだ薄暗い6時過ぎに北九州市を出て、
車で延岡市北浦町に向かいました。深夜便があるからこその、ギリギリの行程。
6時20分に北九州空港そばのホテルを出発。一般道と高速道を乗り降りしつつ、途中、1回のトイレ
休憩をはさんで延岡市北浦体育館へ。所要時間は約3時間20分。来年度には、高速に乗ったまま
宮崎市まで来ることのできる予定のルート。最後の<不便>を感じつつ、宮崎県に戻りました。
大分県の佐伯インターから一般道で蒲江インターに向かう途中、着々と東九州道の工事が進められて
いました。この区間は、来年度に開通の予定。土手には大きな文字で、「めざせ!! そうきかいつう」
(目指せ早期開通)! この写真では小さく写って見えますが、とても目立つ横断幕。
北浦体育館には、地元の特産品などのPRコーナーがありました。その一角、ピンクの法被を着た
道づくりを考える女性の会の皆さんらが群がっておられました、何だろうと思って近づくと、お寿司や
刺し身の振る舞いコーナー。何とわかりやすい(笑)。私も、最近話題の「へべすぶり」をいただき
ました。確かに、クセや臭みのない、さっぱりした味わい。これはイケます。
会場の北浦体育館は、100本近い大漁旗で北浦らしい飾り付け。お祝いムードが高まります。
岩崎泰彦九州地方整備局長の式辞に始まり、来賓を含めると10人(!)もの挨拶が続きました。
達成感や祝祭感にあふれた祝辞もさることながら、地域住民の喜びの声を伝えるビデオレターや、
この整備事業の経緯や効果等を紹介する映像が紹介され、今日に至るまでの関係者の熱い思い
が伝わり、印象に残りました。
1時間ほどの開通式が終わった後、北浦インターチェンジの本線上に場所を移して、テープカット。
天候に恵まれ、体育館の中で冷えきった体が、逆に屋外でホッと一息。地元の中高生なども
参加し、晴れがましく賑やかなテープカット・くす玉割りとなりました。
テープカットの準備が整うまで時間があったので、テープの前に立った私の視点で撮った写真。
多くのマスコミや関係者がカメラをセットして待ち構えています。ここでも目立つ、道づくりを考える
女性の会の皆さん。
テープカット後、パレードの開始を待つ、車の列。開通パレードでは、開通効果をアピールするための
車両12台が先導。鮮魚や空飛ぶ新玉ねぎ、木材等の貨物トラック、高速バス、救急車や消防車等の
緊急車両、道の駅のPR車両などが、賑やかに通り初めをしました。
パレードの途中、対向車線では、道づくりを考える女性の会など、開通を祝う市民の皆さんが列をなし、
歓迎していただきました。これもお祝いの演出。
その後の記念祝賀会では、これまでご尽力いただいた関係者の間で、お祝いと感謝の思いが
交わされました。大きな前進を祝いつつ、さらに前へ!