スポーツランドみやざき推進協議会の「東京五輪おもてなし部会」が開催されました。
この部会は、各種スポーツの競技団体や県、市町村、観光関係団体から構成されています。
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会は、全世界の注目が集まる最大のスポーツイベント。
このチャンスを生かすため、様々なスポーツの競技団体等が連携し、強化合宿や直前合宿、プレ大会
等の誘致・開催に努め、ひいてはスポーツ振興や地域の活性化を図ります。
これはそもそも、観光誘客や観光客受入れ体制の整備、自然や食、神話といった宮崎の魅力の
国内外への発信などに取り組む「みやざき東京五輪おもてなしプロジェクト」の一環として、スポーツ
関係を先行して立ち上げたもの。
もちろん、全国各県が同様の活動に取り組み、地域間競争となるものと思われます。本県としては、
プロ野球やJリーグ、さらにはWBCなどの日本代表チームをはじめ、さまざまなスポーツキャンプの
受け入れを行ってきた実績や、それに伴う経験の蓄積があります。そういうノウハウに加え、
充実した施設や、温暖な気候、美味しい食などを本県のセールスポイントとしてアピールしていきたい
ところです。そして、何よりも、日本一を目指している本県ならではの「おもてなし」精神。
今年の流行語大賞を踏まえ、本県としては、「宮崎の<おもてなし>は<倍返し>!」という精神で
取り組みたいと考えています。
準備を始めるのは、<今でしょ!>ということになります。
<2>
ました。公式記録をいただいたら、以下のようにゲストランナーの記録も含まれていました。
千葉真子さんとピッタリの同タイム!それもそのはず、一緒にゴールしましたので(笑)。
公式記録でもこうなるとは、とても光栄です。それにしても、今回でアオタイ20回目の参加となる
君原健二さん、さすがに立派なタイムです。
実行委員会の皆さんによると、結果的に大きな事故やトラブルもなく、無事、大会を終えることが
できたとのこと。本当にありがたいことです。
ただ、今回、アオタイとしては初めて、心肺停止となったランナーがいらっしゃったとのこと。
60代の男性がトロピカルロードで倒れ、心肺停止に。ただ、すぐにAEDによる蘇生が行われ、
救急車で搬送されたものの、事無きを得たそうです。
大会事務局では、各地で事故が発生している状況を踏まえ、メディカル委員会の中にAED隊を組織。
コースの途中7か所に救護所を設置するとともに、コース内を自転車に乗った移動救護チームが
巡回するなど、万全の体制を整えていました。今回の件は、その体制が功を奏したということに
なります。ちなみに、実際に蘇生活動にあたったのは、トロピカルロードを担当していた宮崎
ライフセービングクラブの方だったそうです。迅速かつ的確な対応に、感謝申し上げます。
もう1点、事務局からうかがった心温まる話。37kmの最終関門を通過した最終ランナー。30代くらい
の男性だったそうですが、相当辛そうな様子で、ゴールまでたどり着くか、制限時間(6時間30分)内に
ゴールできるか厳しい状況。それを見たボランティアの高校生20人くらいが、そのランナーを励まし
ながらゴールまで並走したとのこと。子どもたちの激励を受けたそのランナーは、何とか奮起し、
制限時間まであと1~2分というギリギリのタイムで見事にゴールインできたそうです。
その映像が記録で残っているのかどうかわかりませんが、実に感動的なエピソード。聞くだけで
ウルウルしてきそうです。宮崎の子どもたちの「おもてなし」精神、素晴らしいものがあります。
とても誇らしく思えました。