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クレアパーク延岡工業団地に、航空機部品製造企業の立地が決まり、県庁にて立地調印式が
行われました。
ミツワハガネ株式会社は、特殊鋼材販売から機械加工、精密加工分野へ事業を拡大する中で
航空機部品製造へと進出。高硬度材料を正確に切削加工する技術により、航空機の降着装置を
製造されています。要は、飛行機の車輪を支える部分。
下の写真で、太い軸に対し斜めに付いている部品がミツワハガネ株式会社の製品となります。
最新のタイプは、軽量化のため、もっと全体的に曲線を帯びているデザインとなっているとのこと。
九州で最初に「航空宇宙品質マネジメント規格JIS Q9100」の認証を取得。高い技術と品質管理体制を
誇っておられます。昨年、県の宮崎中小企業大賞を受賞されました。
極めて高い技術や品質か求められる航空産業への進出は、会社にとって大きなチャレンジ。決断された
甲斐社長やそれに応えた社員の皆さんに、深く敬意を表します。
に沸く延岡市にとって、メディカルバレー構想に続く成長産業の展開は、大いに今後の弾みとなるものと
期待されます。
ミツワハガネが部品を提供する国産ジェットも、いずれ宮崎空港に就航するとのこと。誇らしい思いと
ともに、乗客の安全・安心を支えるその足元を見るのが、今から楽しみです。
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宮崎大学と県との連携推進会議。県庁にて。
宮崎大学の留学生や海外の大学とのネットワーク等を活用した国際化戦略や、県と大学との連携による
フードビジネス等の分野におけるイノベーションについて意見交換しました。