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福岡県豊前市に設置した「宮崎県自動車産業北部九州フロンティアオフィス」の開所式。
北部九州の自動車生産台数は約134万台(H25)、国内生産の約14%を占めています。今回のオフィス
設置は、東九州道の開通効果を生かすための取組で、県内の自動車関連企業(県内に約70社)に営業
拠点を提供し、北部九州に集積する自動車関連産業への参入や取引拡大を支援するものです。
今日は、九州北部に立地する自動車メーカーをはじめ、九州経済産業局や、福岡、大分の両県、
地元豊前市の関係者などに参加いただき、盛大に開催することができました。
「蟷螂の斧」という言葉が浮かんでくるほど、自動車産業への参入は、生やさしいものではないと考えて
います。それでも、高い目標を設定し、県の総力を結集して何とか道を切り開いていきたいと思います。
そんなことを考えていたら、挨拶の中で、つい昨年の延岡学園の活躍について触れてしまいした(笑)。
5室用意したフロンティアオフィスには、まず花菱塗装技研工業、山洋製作所、クリエイティブマシンの
3社に入居いただきます。
開所式の後は、宮崎の誇るマンゴーや日向夏、ライチなどでおもてなし。一気に距離の近づいた宮崎の
味覚を楽しんでいただきました。
豊前市の場所や市域は、このようなところ。道の駅には、延岡市のポスターが貼ってありました。
その後、ダイハツ九州株式会社を訪問。魚井取締役相談役や水谷社長ほかの皆さんに、同社から
取引推進アドバイザーを派遣いただくことなどについて、お礼のご挨拶。自動車産業への参入を
目指す本県の取組に対し、今後のご支援をお願いしました。
ダイハツ九州株式会社におかれては、ダイハツの販売する自動車の約5割を生産されているとのこと。
応接テーブルの上には、これまで中津工場で生産されてきた車種のミニカーが置かれてありました。
魚井相談役をはじめ、東九州道の開通効果を極めて高く評価され、フロンティアオフィスの取組に
エールを贈っていただきました。いよいよ、これからが勝負です!
本社の入口(左)にも、中津駅コンコース(右)にも、ダイハツが誇るエコカー「ミラ イース」が置かれて
いました。リッター30kmの低燃費車とのこと。ゆったりした後部座席の作りにも、90度開くドアにも、
様々な技術の粋が感じられます。
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中津駅から特急ソニックで約30分。小倉駅で新幹線さくらに乗り換え、鹿児島中央駅まで約1時間40分。
3時まで大分県中津市で仕事をしながら、6時半から鹿児島市で開催される九州地域戦略会議の
夏季セミナーに間に合うわけです。新幹線の威力たるや。
中津駅で目立った地元のPRは、福沢諭吉と黒田官兵衛。中津出身の福沢諭吉は、駅前広場のみならず、
ホテルの屋上にまで銅像が立っていました。何やらご利益がありそうな雰囲気(笑)。
大河ドラマで注目の黒田官兵衛は、初代中津城主とのこと。10~11月頃に、豊前市や中津市が
舞台となる見込みのようで、いろいろなグッズやお土産が山のように販売されていました。
「あ!官兵衛」、シャレが効いていて、いいですね。着ぐるみには難しそうですけど。
中津近海ではハモがよく獲れるようで、「はもの里中津」をアピールし、駅の構内の水槽には、2匹の
ハモが泳いでいました。このハモたち、どんどん更新されるのか…。
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恐るべし鹿児島! 「ぐりぶー」と「薩摩剣士隼人」が、からんでいます(笑)。
九州地域戦略会議の夏季セミナー、懇親会の冒頭は、ぐりぶーショー。鹿児島弁や鹿児島の魅力を
ネタに、まさかの共演。ちなみに、私は「幻魔神狐ヤッセンボー」ファンだったりします。もちろん、
「天孫降臨ヒムカイザー」の大ファンなのですが、みやざき犬とのからみとなると、ちょっと……。
しかも、「ぐりぶー」と「さくら」は先日結婚したばかりの新婚さん。徳之島にハネムーンに行ったとか。
子育て機運の盛り上げのためと、今後、〈そういう展開〉も検討されているとか。
う~ん、鹿児島、やりますね(笑)。
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左は今日の夕方、右は翌朝の桜島。残念ながら、いつもの雄大な姿を拝見できず。
またの機会を楽しみに。